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馳 星周『弥勒世』 (ブログ3年目に突入によせて) [白鳥(文芸)]


弥勒世(みるくゆー) 上

弥勒世(みるくゆー) 上

  • 作者: 馳 星周
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/02/21
  • メディア: 単行本



弥勒世(みるくゆー) 下

弥勒世(みるくゆー) 下

  • 作者: 馳 星周
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/02/21
  • メディア: 単行本



今日から(正確には昨日からなのかな?)、やまびこ日記3年目に突入しました。
ぼちぼち行きますので、末永くよろしくお願いします。

今日は、馳星周さんの近作『弥勒世』(上下)を御紹介。

1970年代初頭、返還直前の沖縄。日本への返還と米軍基地、米兵の横暴にゆれる沖縄。湧き上がる期待と挫折感にゆれる沖縄で、奄美から不法移住した尚友(ショウユウ)を、同じ施設育ちで黒人米兵の落とし児、愛美との愛情、活動家たちとの確執、CIAのスパイとのつながり、米国への憤りを隠さないアバシー(ヤクザ)と警察。こんな時代を背景とした尚友たちの物語である。
上下巻で各巻600項の大部ですから、相当の読み応えもあります。

ストーリーは読んでいただくとして、馳星周恒例の”映画化したときのキャスティングを考えよう!”のコーナーに移ります。

さて、主人公の尚友
 ワイルドで知的で、英語に堪能な元新聞記者の活動家。若いころの時任三郎がぴったりなんだが、、、
竹野内豊では、すこし線が細いかなあ。金城武か?いつも金城武になってしまうのもなんだしなあ。
韓国の俳優の顔ばっかり浮かんできてしまうが、ワイルドな若手俳優って少ないのだな。若手だったら、小栗旬あたりにしたい。

友人の政信(セイシン)
 これはもうワイルドでストレートな情熱家。江口洋介がいいか、高島の兄貴がいいかと考えていたが、高島の弟のほうでもひげを生やせばいいのではないかしら。
もう少し若い方がいいというなら、山田孝之にひげを早させてみたい。

アバシー(ヤクザ)のマルコウ
 一本気な親分端だの持ち主。しっかりした戦略家でもある。ここは、奥田瑛二にお願いしたい。

愛美
 この人が肝ですよ。ハーフということでもあるのでむずかしい。だいぶ昔に范 文雀さんが『サインはブイ』のジューン・サンダース役を好演していたが、あんな感じだよなあ。意志が強そうな所を強調したい。松下奈緒なんかいいのではないか。お、意外に里田まいなんかもいけるかもしれない。女優業はやらないかもしれないが・・・・。


なんだか、会社の女性スタッフがやっている、”もし会社の事務所の男性が韓流スターだったら”ゲームみたいになってきたので、この辺で・・・・



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あいうえお

アバシーではなくアシバーで、
愛美ではなく仁美ですね。
by あいうえお (2016-02-14 21:23) 

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