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高原の涼をもとめて (JR東日本パス撮影記) [はつかり(鉄系)]

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高原に涼を求めて 磐越西線


この三連休もJR東日本の大盤振る舞いパスが発売されていました。
最後のチャンスに、三たび心が動いてしまいました。

最初は、せっかく青森まで行けるので十和田観光電鉄のイベントに行っていようかと考えていたのですが、6月の遠征時に大雨運休で撮り逃した秋田での「あけぼの」「日本海」の光景が浮かんでなりません。
いっそのこと秋田まで行こうか、とも考えましたが、金曜日に仕事帰りに出発するのは難しそうです。
秋田での1泊は土曜日朝から出かけると、1日かかってしまいますし、早朝の「こまち」はかなり混んでいる模様。
そうだ!この暑さでもあるし、磐越西線の高原列車がある!

というわけで、16日の朝、磐越西線に、夕方秋田に移動して、ブルートレイン・リベンジ。その後の帰りは盛岡あたりで適当に時間をつぶそうという撮影旅行の骨子を決定!
秋田の宿がなかなかとれなかったのですが、3日前にやっとビジネスホテルの空きが取れました。

行き帰りの列車もえきねっと活用で2日前のキャンセルを押さえることができました。便利ですね~。

行きは東京発6:48の臨時「つばさ」
この時刻に行くには自宅を4時半に出なければなりません。
遊びにゆくときは早起きは苦になりません・・・・・。

6時30分の東京駅。

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さすがにこの時間はそれほどの混雑ではないようですが、各列車指定席は満席。
(写真は「はやて」+「こまち」で、乗車したのは単独運転の「つばさ」でした。)

東京648-(つばさ43号)-郡山806
郡山832-(3231M)-磐梯熱海847

毎度のパターンですが、磐梯熱海から持ち込んだ自転車で、中山宿駅跡地へ。
ここにあるS字カーブで、前回訪問時に編成長を見誤った485系「あいづライナー」をもう一度撮りましょう。


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あいづライナー2号


まだまだピカピカの485系元赤べぇ編成。
前面に架線の影が2本入ってしまいました。

青空に国鉄色が引き立ちますね。

まずまずの成果に満足し、次のポイントへ。
この編成の折り返しをどこで迎えるかですが、磐梯熱海から上ってくる築堤の草が切り払われたばかりだったことに気がつきましたので、有名ポイントではありますが、大築堤を見上げるところへ。
ここで撮影したのが1枚目の写真で、足回りまですっきり、写しこむことができるようになりました。
8月に予定されているSLの郡山までの運転に備えてくれているのでしょうか。

今回は485系以外は特に撮影せずゆっくり移動。
翁島に移動。

磐梯熱海1201-(1227M)-翁島1230

翁島で翁島温泉玉の湯旅館でゆっくり温泉を浴びます。
高原の温泉を楽しみましたが、やっぱり暑い。

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さわやかな高原のはずが



更科信号場の近くの国道付近の温度表示記は32℃を示していました。
この日の会津若松の最高気温は35℃だったそうで、7月中旬にしてこの暑さとは尋常じゃありません。

上り「ライナー4号」は更科(信)-磐梯町間で待ち構えることにします。
先月6号を狙った場所ですが、明るい4号の時間帯ではどうでしょうか。

この時間帯8人ほどのファンの方が集まっていらっしゃいました。


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天気・山・特急電車の競演


こんな列車がこの日まで残ってくれていることに感謝したい気分になってきます。

時間の都合で最後となる5号は、翁島-更科(信)間の神社裏に行ってみることにしました。
すでに日が傾き始めた4時半。

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側面には日が回らなくなり始めた時刻


正面だけしっかり日が当っていますが、ここもまた美しい風景が広がっています。
緑の中をかき分けるように走ってくる国鉄色がいいです。


今日はここまで。郡山経由秋田に移動します。

磐梯町1725-(あいづライナー6号)-郡山1811

この485系はシートピッチが拡大されているのでかなり快適ですが、折からの暑さで、唸りを上げるクーラーがフル稼働しています。
8月初めには583系による代走が予定されているそうです。
スケジュールが微妙ですが、またゆきたくなりそうで、やばいです。

翌日秋田で入手したパンフレットによりますと。9月16日から「わくわくドリーム」号の設定があるようなので、磐越西線でのご奉公はいよいよ最後になりそうですね。
また、8月中旬からは「新赤べぇ」が登場するようです。


郡山駅、なにか騒然としているとおもったら、首相が福島入りしていたのですね。
仙台では東北六魂祭で大混雑の中乗り換え深夜の秋田につきました。

郡山1831-(Maxやまびこ259号)-仙台1921
仙台2018-(こまち179号)-秋田2256

仙台-盛岡間各駅停車の「はやて」には特定特急券で乗車できる特例があるのですが、例外的に一ノ関駅に停車するこの列車にも特定特急券で乗車できる運用をしています。(はやて編成のみ乗車可能のようです。)
たしかに、一ノ関駅で下車する人がかなりいました。









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コメント 8

しおつ

写真では涼しそうな雰囲気が感じられますが
けっこう暑かったのですね。
磐梯山バックの壮大な風景、高原列車といった雰囲気満天です。
by しおつ (2011-07-18 18:57) 

あおたけ

深い緑に包まれた磐越西線、
国鉄特急色が一段と映えますね!
本文にも書かれていますが、
本当にこの時代に現役の国鉄色485系が
定期運用で磐西を走り続けているのは
嬉しいことですよね。

8月にはまた583の代走もあるようで、
「あいづライナー」は、ますます目が離せない
存在になりそうですね。
by あおたけ (2011-07-18 22:24) 

やまびこ3

しおつ様
コメントありがとうございます。
この暑さは遠い日の夏休みを思い出しました。
旧型客車に乗って通過する485系特急を見送ったものです。
by やまびこ3 (2011-07-19 23:34) 

やまびこ3

あおたけさま
緑の中を走る国鉄特急色は本当に美しいですね。
最初にこだま号が走り始めたころは、東海道沿線も緑が多かったんでしょうかねえ。
なんだか「あいづライナー」は動態保存のための列車に思われてきました。
秋田で入手したパンフレットに書いてあったわくドリは1カ月に1回だけでしたので、もしかしたら9月以降の代走もあるのではなどと思ってしまいます。
by やまびこ3 (2011-07-19 23:38) 

サットン

先日、吹田工場で解体待ちの485を見かけただけに元気に走る姿は一層心に染み入ります。
by サットン (2011-07-23 12:40) 

やまびこ3

サットンさん
JR西には最近までまとまった数がありましたから、廃車も相当数出ているのでしょう。
国鉄色に戻してもらって最後までファンの注目を集めているのも幸せかもしれません。
by やまびこ3 (2011-07-24 19:56) 

くまくん

やまびこさんと同じ16日の会津若松行きに乗っていて、すぐ右前に折り畳み式の自転車と三脚を持った方がいたので暑い中自転車で撮影とは大変なと思っていました。もしかしたらと思ってコメントしました。間違っていたらごめんなさい。
by くまくん (2011-07-24 21:40) 

やまびこ3

くまくんさん
それはきっと私ですね。別にいらっしゃったお知り合いの方とお話しされていた方でしょうか?
さわやかな高原のチャリ鉄のつもりだったのですが、この日の暑さはすごかったですね。

小回りが利いてなかなかいいものなんですが。
by やまびこ3 (2011-07-24 21:58) 

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