「快速 富士河口湖号」&富士急行 撮影記 (その1) [はつかり(鉄系)]
富士急行へ再び
夏休み最後の週末、各地で鉄道関係のイベントが開催されていましたが、
やまびこも最後の夏を求めて土曜、日曜とでかけておりました。
土曜日、先週の失敗を取り戻すべく、富士急行へ。
国鉄色115系6両編成の「富士河口湖」号のこの夏最後の運転日となっています。
また急遽設定されたのか、河口湖駅での「富士河口湖」号の撮影会のイベント告知が、
富士急のホームページに掲載されていました。
「富士河口湖」号にはヘッドマークが装着されているのですが、どうやら
このヘッドマーク、運転日の途中からつけられたようで、富士急のホームページにも
自慢げに説明されていました。
(ヘッドマークは富士急もちなんじゃないかとかんぐってしまいます。)
残念ながら今日も小雨模様。
前回と同じ三つ峠-寿間でも今回は寿よりの神社付近に行ってみました。
高尾(726)-(525M)-(814)大月(821)-(富士急行)-(856)寿
前回撮影したカーブではすでに5,6人が待ち構えていました。
寿駅で下車後5分ほど歩くと件の神社の下のセルフサービス踏切に出るのですが、
なんと神社と線路の間の道路を盛大に工事していました。この区間以前から(2年ぐらい前から~)
なんとなく工事中の状態が続いているのですが
今日は丁度この区間を掘り返して擁壁でも作っているみたいで、
神社の鳥居の前には深さ2mもの溝が掘られてしまっています。
神社には登れないじゃない。
カーブの外側に沿って道路工事を行っているようで向うのほうにはでかいクレーンまで。
神社の裏山の俯瞰ポイントにはいけそうだったのですが、この天気だし、ヘッドマーク付き
編成を撮るには、正面よりのポイントのほうがベター。俯瞰撮影だとどうしてもクレーンが入ってしまいそう。
ということで、周辺を物色します。
インカーブ側の農道から。
こちらは定期の115系3両編成
このポイントですと3両編成が限度。
結局アウトカーブで先ほどの工事現場の下(こちらはなんとなく工事中のところです)で、
大きく尻尾を振ったところを狙ってみます。
M40編成を使用した「富士河口湖」
これだとまあ、3両でないことは分かるけど6両かどうかまでは分かりませんね。
もっと線路に近づいても大丈夫だった・・・・
またの課題といたしましょう。
すこし、寿駅よりのポイントで。
いろいろな電車が次から次にやってくるのが冨士急行の魅力です。
大宮からやってきた「快速 ホリデー快速河口湖3号」
水戸岡氏デザインで有名な富士登山電車。
165系改造車「富士山特急」
これにて、午前中の撮影は一段落。
河口湖に行って撮影会をのぞいてみたいと思います。
普通電車はかなり込んでいました。
寿(1136)-(富士急行)-河口湖(1153)
7月1日に改称した「富士山駅」でスイッチバック。
帰りにちょっとのぞいてみようと思います。
河口湖駅1番線に到着。
河口湖到着3線あるホームにはいずれも電車が入っている盛況。
さらに南側の側線にはJRから乗り入れてきた快速電車群が待機しています。
と、2番線には先ほど通過して行った「富士登山電車」が止まっていたのですが、奥のほうを空けてあるところへ引込み線から旧塗装の1000系電車が入ってきて少し間を空けて停車しました。
これが、冨士急行名物のビール電車
昼間っからホームに横付けして営業を始めるみたいです。
夕方からは、走行してのビール電車として営業しているようですが、
ホームでの営業もあったのですね。
出しているのは「ふじやまビール」という地ビール3種です。
もうひとつ、河口湖のステラホールって言うところで、この週末、渡辺美里こコンサートが開催されておりましたので一部の電車に渡辺美里のミニヘッドマークをつけて走らせていました。
冨士急行、なかなか粋な計らいをするものですね。
さて、12:10から始まるミニ撮影会。
今回は側線で待機している あずさ色+ももずきんの183系、国鉄色の183系、スカ色6連の115系M40編成が
対象となる模様です。
30人ほどのファンや家族連れがホーム所で待機する中、微妙な停車位置調整が行われ、立ち入り禁止区域をタイガーロープで囲ったあとに柵を開いて、「さあ、どうぞ」となりました。
この日は千葉の113系ラストラン近しや、大井車輌センター公開、関東鉄道などイベントが目白押しの日でしたからファンの人出も分散したのかもしれません。
最近の鉄道イベントにしては落ち着いたものでした。
30人ぐらいで落ち着いて見られました。
3編成を斜めに並べて、一番良く見える確度を演出してくれます。
ももずきんのドアが閉まっていればよかったのに
呼び込みと説明をしてくれていた駅員さん、
この人絶対鉄道マニアだな。
「足元に気をつけてお入りください。
右手奥の方に入っていただきますと115系「富士・河口湖号」を横構図で撮影していただけます。
定期列車では3両編成で富士急行に入ってきますが、
今回は珍しい6両編成です。
M40編成は国鉄色で唯一の6両編成で、
この3月で快速「むさしの」を最後に定期運用を引退しましたので
現在では波動輸送のみの運行となっています。
大変貴重な機会です。」 と
ごついジャンパ栓が印象的なM540編成
今日ばかりは、近郊型が主役?
加えて駅前には富士山麓鉄道モ1形が保存されています。
グッズ販売でこんなのを買ってしまいました。↓
快速「富士河口湖号」運転記念入場券
この入場券の日付ですが、なんと3月19日となっていました。
そう、春臨で計画されていたのですが、震災の影響で夏までお預けとなっていたのでした。
午後の部に続く・・・・
ファンに理解のある富士急。
イベント列車などが走る時は、撮影会を催してくれるんですよね。
明らかに「鉄」と解る、この社員さんの提案だったりして・・・。
それにしてもこのM40、ピカピカでいい状態ですね!
カーブを行く115系、首振り具合が迫力あってカッコいいです。
by あおたけ (2011-08-30 09:05)
本当の富士急行はファンにサービスしてくれますねえ。
M40予想外にピカピカでした。
まだまだ走ってくれそうです。
また富士急線を走ることを期待したいと思います。
by やまびこ3 (2011-08-30 21:27)