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B787 初搭乗の記 [つばさ(空系)]

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B787 初搭乗の記
最新鋭機で岡山・広島へ


11月1日から世界で初めて、国内線に就航した全日空のB787。

すでに、多くの方がレポートされていますが、やまびこもこの週末、羽田-岡山線、広島-羽田線で往復してきました。
そう、やまびこは乗り空派でもあるのでした。

全日空が50機もの大量発注でキックオフカスタマーになったものの開発・生産開始が遅れ3年も待たされたのはご存知の通り。ANAのリスクを取る姿勢は素晴らしいのですが、これほど待たされるとは考えられなかったでしょう。
A380といい、B787といい、この世代の新型機は開発に苦戦しますねえ。前世代のB777やエアバスだったらA330、A340といったところが順調にいきすぎた面もあるのでしょうね。


さて、土曜日早朝の羽田空港に到着。
荷物をチェックインして、活動開始。
羽田空港第2ターミナルにはANAのB787PRコーナーが開設されているということでしたが・・・・

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B787ミュージアム?でした!


南の端に行ってみると
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B787の実物大モックアップが



しかし・・・・
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朝早すぎてオープンしていません!


岡山行きB787、651便の出発は7:30。せっかくですから岡山便の乗客にも見られる時間に開いてほしかったなあ。


そこで、やまびこは屋上展望デッキへ↑

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64番スポットにB787、2番機が入っていました!



お~、けっこうずんぐりしている印象です。
A300クラスのボディで260人乗りぐらいなので、幅の割に長さが短いので、そう感じて当然です。

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スナメリのような段差のないコックピット周りは新しいような、どこかで見たような・・・・
そうだ、ジェット旅客機創世期のコメットに似ているなあ。


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後半のスペシャル塗装も決まっている


後ろには復活モヒカン塗装のB777が止まっています。
新しい、羽田空港の風景です。


さて、そろそろ時間、セキュリティチェックを通過して、65番ゲートへ。

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段差の少ないのっぺりした機首部分がわかります
パイロットもまんざらではないようす


ビーディンぐブリッジで記念撮影する人が多く、渋滞してしまいます。
機内に入りました。

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座席はANAの新型とは全然違う角ばったもの


7:20ボーディング

指定した席は前方右側の窓側。
エンジンカウルのすぐ横あたりでした。
(実は発売時にはうっかりしていて、後方の内側の席しか買えなかったのですが、ちょくちょくホームページをのぞいてみると結構キャンセルがあり、この席をゲットできました。)

席についてみると、うれしいことに個人で操作できる空調の吹き出し口が復活しています。

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これはいい!


近年の大型機ではこのパーソナルノズルがなくなっていましたが、暑がりにはありがたい設備です。
最近のANAの座席は、足元を広く見せるためにマガジンラックなどが、頭の高さまで上がって、圧迫感があって好きではなかったのですが、この座席はいい。
近距離国際線機材だからかもしれませんが、10インチクラスの個人用LCDモニターが付いています。
幅も適度にあって、これなら3,4時間でもOKでしょう。
2-4-2アブレストで、ゆったりしています。

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窓にはスモークスクリーンが
ガラスを暗くしたところ


窓はブラインドが廃止されて、液晶で調整するスモーク機能があります。完全に遮蔽されるわけではありませんが、JR231などのような紫外線遮蔽が期待できるようです。ボタンを押して数秒でじんわりと曇ります。
シンガポールの新交通システムにこんなのがありました。

7:34 ドアクローズです。


ターミナルビルの屋上には、ギャラリーが群がっていました。
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少し待たされて、
7:45 プッシュバック

いや~期待が高まります。

D滑走路RWY05から離陸

8:00 テイクオフ

離陸してしまえば、いつものフライトと同じ。
横浜上空から厚木基地、丹沢、山中湖、本栖湖
このあたりからは雲が出てしまって下界は見えなくなってしまいました。

というわけで、機内の探索に移りましょう。
初乗りのファンも多く、隣の席の方もカメラを持ってどこかへ行ってしまいました。

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大型化された窓
座ってしまうとそれほど感じないのですが少し大きいかな


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高い天井がいいですね


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反り上がった主翼がB787らしいフォルム
レイクドウィングチップがかっこいい


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エンジンはロールスロイスのトレントの新型



岡山までわずか1時間のフライトでは、自慢の高与圧システムや高湿度を感じることもありませんが、まずは快適なフライトでした。


8:42 早くもベルト着用

8:52 岡山空港にランディング


20分近く遅れてしまいました。

降機の際に、日経トレンディの記事にB787のプレートがあったのを思い出しまして、CAさんにきいてみました。

や) 「B787のプレートかエンブレムはありませんか?」
CA) 「え~、そういうのは見たことないんですが~」
や) 「あ、そうですか。JALだけかな~」  (←とんちんかんな受け答え・・・)

CA) 「あっ!ここにありました!」


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Boeing 787 DREAMLINER


このプレート、ほしいっす!

私が立ち止まって写真を撮っていたおかげで・・・このような状態に


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マニア満載で飛んでいたわけで



でも、あのプレートは1番機だけだったのかなあ。



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下から見てもかっこいい
空港1階の手荷物受取場の非常口より



ようこそ!新型機で岡山へ

離陸の風景も撮りたかったのですが、雨であっさり断念。

岡山・広島での滞在時間はベットご紹介することとして、

翌日、広島からの帰路

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686便羽田行き


こちらもJA802A、同じ機材でした。
なんでも、この朝、岡山行きでランディングギアのトラブルがあって、機材がさし換えになったそうで、なにもなければ1番機にも乗れたのかなあなどと考えてしまいました。

(追記)
帰路の便で、搭乗記念証をいただきました。
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記念品の大盤振る舞いです



往路ではもらい損ねていました。
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コメント 4

サットン

早速乗られたんですね♪
一時はDreamLinerの名のとおり夢に終わるのかと思うこともありましたが、デビューできてなによりです。
今年度中に大阪線にも投入されるようなので飛んで来たら見物に行きます。

by サットン (2011-11-08 18:24) 

やまびこ3

サットンさん
最初は週末の行程が取れず、あきらめていたのですが、すぐにキャンセルが出ましてこのようなことに・・・・
我ながら呆れてしまいます。
by やまびこ3 (2011-11-08 19:56) 

あおたけ

B787、飛行機にはあまり詳しくないのですが、
ニュースなどを見ると、燃費効率が良くて
画期的な機体みたいですね。

トップの写真が新旧のANA機勢ぞろいで
いいタイミングで撮られていますね!
by あおたけ (2011-11-09 21:35) 

やまびこ3

あおたけさん
全日空の機体には漢字で「全日空」と入っているのと「ANA」だけのと2種類ありまして、中国語では「全日空」は「一日中、カラ」という意味になるそうで、中国への国際線進出後は消すようになったそうです。が、まだ羽田では見られました。
B787はやはり国際線での活躍、燃費改善を期待しているものと思います。
by やまびこ3 (2011-11-09 22:51) 

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