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春はまだ来ぬか! 秋田へ(その1) [はつかり(鉄系)]

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春はまだ来ぬか! 秋田へ(その1)
2012.4.14 羽越本線撮影記


この週末、とある用務で、秋田に行っておりました。

せっかく、秋田まで行くのですから時間の許す限り撮影を楽しみたい。
用務は土曜日の夕方から夜にかけてのイベントですので、かなりの時間を使えそうです。

前日夕刻のフライトで秋田入り。「日本海」の廃止で寂しくなったとはいえ、「あけぼの」やEF81の活躍を記録しておきたいと思いました。

4月13日
羽田空港(2020)-[NH879]-(2125)秋田空港

秋田駅前のビジネスホテルに宿泊し、早朝より活動開始。


早朝、羽越本線の下浜で「あけぼの」を出迎えることにしました。


秋田(542)-[524M]-(557)下浜

701系電車の2両編成ですが、驚いたことに奥羽本線の上りで秋田にやってきて、この電車に接続する八郎潟発の普通電車があり、乗り継いでくる高校生が何人かいます。


下浜駅は日本海沿いの無人駅、マイナーですが、下り列車向きの撮影地となっています。
駅前国道7号線を南へ10分ほどの踏切が日本海をバックにした撮影地です。
上下線の間が少し離れていて、下り列車がカーブに入るところをうまい具合に斜からとらえることができます。


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羽越線唯一のブルートレイン「あけぼの」
早朝のよわよわしい光の中をやってきました


もう少し時期が遅ければ正面に光が当たるところです。
この時間に続けて貨物列車が2本。

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上越線からくる2091列車EF510の牽引
新鋭のEF510でも日本海縦貫線の運用ではすぐに汚れてしまいます。


続いて、3099列車。
3月の改正以降、JR貨物のEF81が新潟以北青森まではいるのは所定運用では、2往復だけになってしまいましたがそのうちの1本がこれ。

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更新色のEF81



続いて羽後本荘寄りの羽後亀田に行ってみます。

下浜(707)-[530M]-(721)羽後亀田

羽後亀田というと松本清張の「砂の器」の舞台の一つ。
執筆されたころと変わらないであろう木造駅舎が迎えてくれました。


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羽後亀田駅
傍らに古い桜の木が立っていますが、まだつぼみは膨らんでいません


この付近で撮影ポイントというと国道7号線が、羽越本線を超える松ヶ崎跨線橋。
内陸にある羽後亀田駅から20分ほど海岸に向かったところにありました。


今日は、元「リゾートしらかみ」の、キハ40系クルージングトレインを使った観光列車「リゾートさくら」が秋田-鶴岡間で運転される日です。桜が咲くには程遠い紀行なのですが、確かに運行されると思います。


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跨線橋のたもとでとらえた「リゾートさくら」


松林と日本海をバックにゆくクルージングトレイン、桜にはまだ間がありますが、そこそこの乗客を乗せていました。

続いて、485系「いなほ8号」

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3000番台でやってきました


下り列車の撮影ポイントとしては、少し内陸側の踏切付近がよさそう。
単線の電化中が北側に建植されていて、カーブに入ってくる列車をいい感じでとらえることができます。

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EF510の2093列車


次は上り、忙しく歩き回ります。

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北海道からのコンテナを引くEF81



再び下り貨物がEF81のはずなので、先ほどの踏切へ。

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4061列車もEF81


続いて
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「いなほ1号」も3000番台でした



羽後亀田に戻るともう1本、下り貨物を捕らえられました。

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羽後亀田駅東方のカーブで4075列車



午前の部はこれくらいにして、次のポイントに向かいます。

羽越本線の観光列車「きらきらうえつ」がこの春何回か、羽後本荘まで延長運転されていました。
通常は新潟-酒田、夏季には象潟までの運転だったのですが、たまたまこの日が羽後本荘までの運転日でした。
そうなると、通常は撮影できない象潟-羽後本荘間のどこかで、「きらきらうえつ」をキャッチしたくなります。
時刻表を見比べて、象潟-金浦間まで行けそうだと判断。金浦に向かいます。
鳥海山の姿が見えてきました。鳥海山を北から見る構図がよさそう。


羽後亀田(1239)-[542M]-(1313)金浦

あまり時間がとれないのですが、象潟-金浦間の跨線橋まで行ってみようと思いました。
金浦からタクシーでも使うかと考えていたのですが、そのような姿はなし。
徒歩で向かいますが、途中で時間切れ。このあたり、住宅街が途切れず、く、苦しい!

やむなく切り取ったのがこれ↓
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485系「きらきら」
う~ん、仁賀保-金浦間の広々としたところで撮ったほうがよかった


最後は金浦駅付近で行き交う貨物列車を撮りました。

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4093列車もEF510


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4094列車はトップナンバーでした



ここまででこの日は時間切れ

仁賀保駅に移動して、秋田に向かいます。

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きれいになった仁賀保駅


仁賀保には大学時代の友人の里で、3回ほど滞在させていただいたことがありましたので懐かしいところでしたが、駅前にはもはや面影もありません。
その頃は12系客車の「きたぐに」、20系客車の「天の川」、キハ58ロングランの急行「しらゆき」など多彩な列車が走っていた懐かしい時代ですね。

仁賀保(1525)-[いなほ5号]-(1610)秋田

続く
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コメント 6

ミスター仙台

松本清張の「砂の器」・・・私はTVで見ました。亀嵩ですね!
by ミスター仙台 (2012-04-17 12:02) 

あおたけ

羽越線はさすがに日本縦貫線だけあって、
貨物列車が豊富で飽きさせないですね〜!
海岸沿いの松林をバックに走るEF81の勇姿がカッコイイです!
「日本海」は臨時となってしまいましたが、
通過時刻が繰り下がったので、
このあたりでもじゅうぶんに撮影ができそうですね。
by あおたけ (2012-04-17 18:33) 

ma2ma2

きらきらは、本当に色がキラキラですね!
いなほは昔のはつかりの進化形みたいですね。
by ma2ma2 (2012-04-17 20:04) 

やまびこ3

ミスター仙台さん
こんにちは。「砂の器」は東北訛りが、山陰の方でも話されているとい話でした。「羽後亀田」「亀嵩」両方登場しますね。
羽後亀田駅のたたずまいが気に入りました。
by やまびこ3 (2012-04-17 20:28) 

やまびこ3

あおたけさん
その昔、重量貨物列車は勾配の多い東北本線経由でなく、羽越線経由で北海道と東京を結んだそうですから、貨物の大幹線なのですよね。(常磐線の迂回も走ってます。)
EF510については東日本の塗装のほうが好きなのですが、今度貨物に引き取られたのどんな塗装になるのでしょうか。
by やまびこ3 (2012-04-17 20:33) 

やまびこ3

ma2ma2さん
コメントありがとうございます。
「きらきらうえつ」の顔はピエロかクラウンみたいですね。
運転席部分の天井が高いのが面白いです。
by やまびこ3 (2012-04-17 20:40) 

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