連休撮影記(その2 姨捨・棚田にも実りの秋) [はつかり(鉄系)]
連休撮影記(その2 姨捨・棚田にも実りの秋)
JR東日本の「週末パス」」を使いつくそうという今回の企画。(でした!)
四方津から向かったのは
四方津(1037)-[851M]-(1052)大月
大月(1111)-[あずさ53号]-(1300)松本
松本(1326)-[1233M]-(1408)姨捨
あずさ車内で、「富士山とり飯」をいただいたのは、前記事に書いた通り。
松本を通り過ぎて、スイッチバックの姨捨駅まで足を延ばしました。
ソネブロ読者のあおたけさんのブログに触発されて、姨捨に行ってみようと思っていたところ、この日、夕方長野区の183/189系電車が2本続けて篠ノ井線を走ることがわかりましたので、”週末パス”を利用して、これを記録しておこうという作戦です。
あずさ53号は上諏訪-岡谷間の単線区間の待ち合わせ遅れの影響で、数分遅れて松本到着。
中央東線のような幹線に単線が残るのは考え物で、このあたりは国が複線化して、有償でJRに貸与するような上下分離の考えはできないものかと思ってしまいます。
松本からはE127系2両のワンマン電車。
松本発車時点で、そこそこ立ち客の出る状況だったのですが、何度かの行き違いを繰り返して山に入ってゆくうち、聖高原駅で、団体客がどっと乗ってきて、時ならぬラッシュアワーになってしまいました。
中高年の多い団体さんで、見ると「〇ラブ・〇ーリズム」のバッジをつけていらっしゃる。
「田ごとの月」の姨捨のスイッチバックを旅するバスツアーのようです。
団体の皆さんと一緒に、姨捨駅で下車。
善光寺平をバックに姨捨の駅名表を撮ってみましたが、観光列車「リゾートビューおばすて」のバナー広告が張り出されていて、柵越しの抜けがなくて、撮影に苦労します。そのくせ、なぜかこの週末は「リゾートビュー」の運転はなく、姿を見ることはできませんでした。
1233Mは姨捨で1230Mと交換
時ならぬ団体客の下車でにぎわう姨捨駅
乗ってきたE127系電車が下ってゆきます
団体の皆さんはしばらくすると旗を立てた添乗員に案内されて、下って行ってしまいました。
ゆったり空いた駅構内(無人駅なのでホームでも自由に撮影できます)で、眼下に広がる、善光寺平をパノラマ撮影してみます。
絶景かな、絶景かな
駅構内(下りホーム)からでも、スイッチバックをかすめてゆく列車の俯瞰風景を撮影できます。
上ってくる「しなの16号」
長野に下る「しなの11号」
収穫の時期を迎えた棚田の稲穂
さて、駅構内の探索は終了。
実は姨捨に来たのは私も初めてのことなので、雑誌のバックナンバーやWebでポイントを調べてきたところ・・・
姨捨駅付近の撮影地といえば、姨捨公園か、篠ノ井寄りの俯瞰撮影地ということになっているらしいので、まずは姨捨公園に行ってみます。
駅前からスイッチバックの引き込み線を渡って、下に降りて本線の踏切を渡ると「姨捨公園」のでっかい看板があります。ここからちょっとした小山が姨捨公園となっているようです。
北西側の展望台に回り込んでみると、写真で見たことのある線路が山を下ってゆきます。
ここで2、3本撮ってみようと思います。
長野行きの普通電車が下ってきました
これは115系3両編成
続いて、「しなの」がきます。
「しなの18号」が上ってきました
6両か8両と思っていましたが、なんと10両の長編成。
今度は坂を下ってくる「しなの」
「しなの13号」は6両でした
なかなかいいカーブなのですが、ここまで来たらやはり善光寺平を背景に撮ってみたい。
そこで、少しばかり篠ノ井寄りの築堤の上のポイントに行ってみます。
こちらのポイントは上り線も下り線も撮影できるようで、まずは下りを撮ってみましょう。
115系2両編成のワンマン列車
今度は上ってくる「しなの」を
夕暮れ近づく善光寺平を背景に「しなの20号」
JR東海の373系特急電車は、
長野側は基本パノラマグリーン車で流線型なのですが
名古屋側は四角い貫通扉付の顔になっています
ヘッドライトが4つおあるので四角い顔が強調されてしまいます
千曲川を背景にした棚田が気になったので次の普通列車は思い切って寄ってみました。
周辺の棚田はそろそろ刈入れが始まっているようですが、この小さな棚田の並んだ部分は、刈入れ直前、黄色く実った稲穂がきれいです。
115系電車が刈入れ間近の棚田を見ながら走る
姨捨から下ってくる「しなの15号」
そろそろ日没が近づいてきています。
先ほどの姨捨公園にもどって、189系電車を待ちます。
あさま色の189系電車
回送電車ですが、
こいつが新宿まで行って今晩の「ムーンライト信州81号」になります
残念ながら、そろそろ日没。
もう1本は駅付近から狙うしかなさそうです。
その前に、駅に向かう踏切で
パノラマグリーン車を先頭にした「しなの17号」
駅に戻りまして、今日最後のターゲットを待ちますが、すっかり暗くなってしまいました。
115系電車が山を下ってゆきます
国鉄色の183系回送電車
今朝、四方津で見送った「かいじ186号」に使用した車両を
長野に戻す回送電車でした
さすがにこの時期18時過ぎの撮影はかなり苦しいものでしたね。
今度は昼の電車で狙いたいものです。
長野に出て、いったん帰ります。
姨捨(1816)-[439M]-(1849)長野
長野(1930)-[あさま548号]-(2050)大宮
最後に1枚
善光寺平の夜景
(続く)
姨捨へも足を延されたのですね~(^^)
ここは善光寺平の眺望とともに棚田も有名なところなので、
稲穂が黄金色に染まった今の時期は
さぞかしきれいだったことでしょう。
撮影には苦しいものの、夕闇迫る中をゆく国鉄特急形は
またいい雰囲気ですね~(^^)
by あおたけ (2013-09-17 21:46)
あおたけさん
このあたりの棚田は耕作率100%でしたので、一部刈入れが終わったとはいえ、美しい田園風景を堪能できました。
今度は天気のいい明るい時間帯にゆっくり行ってみたいものです。
by やまびこ3 (2013-09-18 23:28)
はじめまして。撮影地について聞きたいんですが「しなの17号」ってどこら辺の撮影地ですか?
by お名前(必須) (2015-11-21 18:39)