雪のみちのく・グルメ旅・非鉄旅（その3） [やまびこ（旅日記）]
雪のみちのく・グルメ旅・非鉄旅（その3）
2014.2.15 こんなに雪が降りました。大雪の仙台へ。
降り続いた雪で、白石市の積雪は52センチとか。
朝から温泉、朝食と忙しい。
朝からこれは食べ過ぎです
駅への送迎バスが11時とゆっくりできるのもうれしい気配りでした。
最初の計画では東北本線の白石に出る予定でしたが、在来線、新幹線とも
朝から関東、東北の大雪で運転見合わせ中。
かろうじて、新幹線が8時30分過ぎに運転を再開されましたので、白石蔵王駅まで
送ってもらいます。
11時20分、駅について聞いてみると下り1番列車は福島についたところとのこと。
上り「やまびこ」入線
仙台方面は・・・・
山形新幹線は完全運休のようで「つばさ」も仙台行きになっています
白石蔵王駅に「つばさ」の表示がでました。2時間半以上の遅れ。
Ｅ3系＋E2系が入線
通過線は雪に埋もれてしまっています
山形新幹線もストップしていますので、17両編成でやってきました。
「つばさ」編成の部分はホームの表示もなし、除雪もしていないという状況で、先頭の方の降車客は雪の壁に向かって列車を飛び出す感じになっておられました。
非常食、食べちゃいます
旅館で、（列車内篭城に備えて）非常食代わりに、おにぎりを付けてくださいましたのでここで食べてしまいます。
白石蔵王（906）－［やまびこ・つばさ123号］－（920）仙台［2時間30分遅れ］
走り出してしまうと、大きな問題もなく走りｍなしたが、仙台駅入線にも手間取り3時間近く遅れました。
自由席特急券に払い戻し請求の印をもらって、駅ビルへ。
仙台市内か松島観光を考えていましたが、在来線はほぼストップし、動き回るのも、悩ましいのでホテルにいったん入ることにしました。ホ〇デイ・インは駅から5分ほど南に行ったところなのですが、雪は降るそばからシャーベットのようになっていて、ぐしょぐしょです。
幸い、すぐにチェックインすることができましたので、ランチ代わりに仙台駅で買ってきた「さいちのおはぎ」をいただきます。
地元グルメの「さいちのおはぎ」
秋保温泉のスーパー「さいち」で作っているおはぎを
曜日限定で仙台駅1階の宮城の食料品店で販売しているのです。
本当は、寿司でもつまむ計画だ合ったのですが、先ほどおにぎりを食してしまったのでしょうがない。寿司は明日にとっておきます。
仙台といえば、フィギュア・スケートの本場？ちょうどこの日の早朝、羽生選手の金メダルで、彼の地元仙台のことですから河北新報の号外が出回っておりました。
しばらく休んだのち、1カ所ぐらい見ておこうと行ったことにない瑞鳳殿に行ってみます。
駅前から市バスで10分ほど、御霊屋橋のバス停で下車。実は30数年前の学生の頃、このあたりに3年ほど住んでいたことがあるのです。
凍えるような広瀬川
このあたりの住宅地はあまり変わっていないようです。
瑞鳳殿は伊達藩主伊達正宗の墓所、戦前にはきらびやかな装飾で飾り付けられた霊廟として、国宝に指定されていたのですが、おしくも昭和20年の空襲で焼失してしまいました。
そののち、再建されたのですが、やまびこの在仙時には、まだできていなかった・・・・
はず・・・・
昭和54年に再建！・・・！あれれ、住んでいたころに再建されたのですね。再建するという話は記憶にあったのですが、行ったことがありません。
雪に包まれた御霊屋橋を渡り霊廟への坂を上りますが、足元がぐちゃぐちゃ。
難とか坂を上り、石段を上ったところが瑞鳳殿の入り口です。
雪の階段を上って・・・・
瑞鳳殿の山門です
入場券を買って霊廟への入り口を入りかけたところ、チケット売りのおばさんが飛んできて、「今停電になっちゃった。資料館が真っ暗だから、チケット代返すわ！」って、いよいよ大雪で被害が出始めましたか。
建物の見学はただでいいわ、ということでしたので、
右手の格子戸を抜けて
またまた雪の階段を上ります
静かにたたずむ正門
唐門をくぐって境内へ。きらびやかな装飾が雪の中で輝きます。
極彩色の軒の装飾が美しい
瑞鳳殿と相対する尾根に２代、３代の霊廟も再建されているのでそちらにも行ってみます。
手前、第2代藩主・忠宗を祀る感仙殿（かんせんでん）
奥が第3代藩主・綱宗の善応殿（ぜんのうでん）
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夕食は、仙台の名物をいただきたい。
仙台で今一番のブームは「せり鍋」（マイブームかもしれませんが）ということになっているのです。
「せり鍋」といってもご存じない方がほとんどと思いますが、カモ肉または鶏肉とセリの鍋、きわめてシンプルな鍋料理です。
昔から食べられてきた鍋ということではなくて、ここ１０年ほど冬の仙台で食べられているもののようです。（牛タンだって３０年前には太助１店舗しかなかったのですから）
この料理の老舗稲荷小路の「阿古」さんに電話すると１週間前には満席の盛況でしたが、予想通り大雪で空席が出て入ることができました。
さっそく「せり鍋」
材料は3種類だけ
女将さんによると、１０年ぐらい前にこの店で始めたせり鍋が口コミで他の居酒屋にも広まったのではないかということ。
せりは、宮城県の名取産でないとだめだそうです。極め付きにシンプルな鍋ですから、素材にはこだわりがありそう。肉は狩猟シーズン終了間際の天然のカモ肉をおごりました。
最大の特長はせりの根っこまで一緒に煮て食べるところ。煮えたところで、今度はせりの葉っぱの部分を投入、さっと上がったところでいただきます。
出来上がり！
しゃきしゃきした食感に、カモのだしも相まってこれはうまい。
地酒にも良く合いますよ～。
お刺身も厚みでうまい
日本酒各種いただきました
飲みすぎました～（_ _，）/~~
＜続きます＞
仙台でもこんなに降ったんですか。山形や秋田は
どんなだったのか。今週末、弘前に行こうかと思ってますが、
止めた方が良いかもしれませんね。
by takechan (2014-02-23 22:50)
takechanさん
仙台は2週続けての大雪になりましたので、相当な積雪になりました。
弘前あたりは備えがありますから大丈夫とは思います。ぜひ雪をお楽しみください。
by やまびこ３ (2014-02-24 08:28)
せり鍋ですか、知りませんでした。
「さいちのおはぎ」が仙台駅で売られているのも知りませんでした。
仕事帰りに買えれば、秋保まで行かなくで済みます(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ
by johncomeback (2014-02-24 09:49)
降雪の影響で東海道新幹線は混乱。でも、雪国の上越、東北新幹線はダイヤどおり、なんていうアベコベなニュースを聞くことが多いですが、さすがに記録的大雪ともなれば耐雪装備を誇る東北新幹線もお手上げなんですね。
それにしても１７両編成って！すごい。
by サットン (2014-02-24 11:51)
johncomebachさん
せり鍋は私も最近知りました。おかみさんの話では仙台のタウン誌「街ナビプレス」の特集記事が出て以降客が激増したそうです。
https://machinavi.e-manager.jp/book-search/viewnew/bookNum/35/
おはぎは、仙台駅の郵便局の近くの食料品店で、週3回ぐらい売っているようです。平日なら夕方まであるかどうかは？ですが。
by やまびこ３ (2014-02-24 19:56)
サットンさん
この日は東北新幹線は関東の雪で遅れていたみたいですね。
仙台より南は雪に対する備えはほとんどないのが実態です。
E2系、Ｅ４系まではでっかいスノープロ－が装備されていましたが、Ｅ5、Ｅ６系のは小ぶりです。ボディが雪を巻き込まないようには当然なっていますが。
by やまびこ３ (2014-02-24 20:53)
スゴい大雪に見舞われましたね〜！
仙台行きの「つばさ」というのも、
なかなか珍しいのではないかと思われます。
そして、白い雪ときらびやかな瑞鳳殿のコラボが、
とてもキレイですね！
これは狙ってもそうそう撮れるものではないので、
かえって、良かったのではないでしょうか（笑）
暖かそうな「せり鍋」も、とても美味しそうです。
by あおたけ (2014-02-25 18:21)
あおたけさん
大雪に驚きましたが、雪国の方は大変ですね。
私も珍しい仙台行きの「つばさ」編成の方にのりました。
せりの根シャキシャキしておいしかったですよ。
by やまびこ３ (2014-02-26 23:38)