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九州へ行ってきました~!(2 ) [はつかり(鉄系)]

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九州へ行ってきました~!(2 )
大変です!雪です!



3月21日 熊本である。

今日も天気予報は、曇り一時雨のち回復

この時間「ななつ星」はすでに熊本を抜けて豊肥本線に入り、阿蘇の高原で朝食をとっているころ。
肥薩線越えを夜中に済ませてしまっているのは乗り鉄的にはもったいない行程ですが、いろいろ都合があるのでしょうね。(それだったらせめて肥薩オレンジ鉄道経由にして、第3セクターにお金を落とせばいいのにとも思います。)

朝食後、列車で追いかけます。
列車はキハ40系列の2両編成。
豊肥本線も肥後大津までは電化されて、近郊電車がそれなりに走るようになりましたが、この列車は数少ない直通の宮地駅行き

熊本(7:10)-[423D]-(855)阿蘇

熊本市内では日がさしていたのですが、阿蘇の外輪山に差し掛かると雲がわいてきます。



立野のスイッチバックで小休止して、熊本方面のキハと行き違い。3段式のスイッチバックに差し掛かります。
ここではワンマン運転のため、運転手が後部の運転席に移って来てのバック運転となるようです。
スイッチバックの引き込み線の途中には「ななつ星」の立札もあって、停止位置を示しています。

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キハ147の運転席
かなり懐かしい感じ


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立野からの線路を右に見て


再度方向が変わって一気に高度を上げてゆきます。この列車、運転時間に余裕がたっぷりあるのか
ベテラン運転手がうまいのか、各駅に早着気味で、赤水ではたっぷり時間調整の上、阿蘇の手前内牧で小休止して列車交換。


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内牧駅でまた行き違い
この時間は案外列車密度が高い


赤水、市ノ川を過ぎてカルデラの中に入るとあいにくの曇り空で中岳、根子岳などは雲の中に入ったり時折姿を現したり。

9時前阿蘇駅に到着。

「ななつ星」は6時前には阿蘇について、専用レストランで朝食というスケジュールになっているのですが、10時の出発まで阿蘇に留め置かれるのか、どこかにいったん回送されるのかよくわかりませんでした。
423D到着時には反対側のホームに留置されていました。機関車が切り離されて少し離れたところに止まっていますがどうやらこれは乗客の通路として構内踏切を開けるためのようですね。


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「ななつ星」を横目に出てゆきます


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機関車を切り離して待機中



阿蘇駅、地元の人か、観光客か。おじいさんおばあさんが孫を連れて「ななつ星」を見に来て入場券を買ってまで近くで眺めている人もいます。

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黒づくめになった阿蘇駅



で、10時過ぎの「ななつ星」を近くで撮影して、やまなみハイウェイのバスで由布院に抜けて、そこで再度「ななつ星」を捕まえようという作戦を立ててきていました。


ななつ星の前に九州横断特急の上下が走るダイヤになっているので、こいつらを阿蘇駅近郊でキャッチしようと思います。阿蘇駅のすぐ東側に手ごろな跨線橋があるのですが、駅構内を見るにはいいんだけど、ここで「ななつ星」をとってもそれほど面白くない。
さらに先に進んだところに背後に阿蘇の山を望める田んぼがありました。この周辺で撮ってやろうとポイントを探します。


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跨線橋から阿蘇駅を望む、後で撮ったキハ140系の列車


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まずは「九州横断特急2号」
てっきり3両編成だと思っていました


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「九州横断特急1号」
阿蘇の中央火口丘の杵島岳を背景に


いよいよ「ななつ星」が発車

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DF200が力強く引き出してゆきました


なかなかいい景色が見られます。
いったん、阿蘇駅に戻って、隣のバスターミナルからやまなみハイウェイの九州横断バスに乗車します。九州観光の目玉として人気があったのも今は昔。5,6人の乗客を乗せて到着したバスには、ここからまた数人が乗り込んで、10人ほどの乗客を乗せてスタート。
内牧温泉を経由して、阿蘇の外輪山に上ってゆきます。

と、ここにきて雪が・・・・
一気に山岳道路の様相を呈してきます。 大観峰の大展望もほとんど見えません。

外輪山を越えた黒川温泉で再び乗客が入れ替わって、湯布院にむかう久住山麓の峠越えにかかります。
瀬の本高原のレストハウスで、休憩となるのですが、ここで、携帯電話で連絡を受けた運転手が一言!

「雪でスリップした大型バスが道をふさいでいるためこの先通行止めになりました。
 見通しが立つまで大休止となりま~す。」


なんですって!
由布院で「ななつ星」に90分ほど先行できるはずだったのですが、心もとない有様になってきました。

「列車接続のある方はお申し出ください~い。」
といわれても、どうしようもなさそうですが・・・・
まさか「ななつ星」に間に合わせてくれ~!とは言えないしなあ。


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瀬の本高原でチェーンを漬けて待機する九州産交バス


仕方がないので、売店でお土産品を眺めたり、喫茶コーナーでコーヒーをいただいたり時間をつぶして待ちますが、、、、約1時間後、ようやく開通したらしくチェ~ンを装着して出発進行!

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3月も末の九州で雪とは!侮れません



美しい雪山を眺めながらのバス旅となりました。
立ち往生しているバスや、衝突してつぶれた車も散見し、1時間遅れで由布院到着。

何とか間に会いましたが、30分しか余裕がありません。
春休みの湯布院は大賑わい。駅前通りもごった返しています。
計画では駅の観光案内所でレンタサイクルを借りる予定だったのですが・・・・

アウチッ! 「Sold Out!」ですって。


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ひところ話題になった由布院駅



自転車を使ってあわよくば、オメガループの由布院界隈で2回撮影しようと企んでいたのですが・・・
1回の撮影も危なくなってきました。

撮影地に急ぐ途中、「ゆふ4号」との行き違い

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お〇台〇信に乗っていたカーブのポイントに行ってみますと・・・先着3名ほど。しかし、このポイント手前に柵があって、広々した感じに撮りにくい。
もう少し手前によさそうな場所がありましたので移動します、ここも8両編成にはやや狭いと思われましたが、時間切れ!線路際でカメラを構えるとほどなくやってきました。


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少しでなく長さが足りなかった・・・・
予想外にスピードも速くびっくりです


「ななつ星」は湯布院で10分ほど停車しますので、その時間を利用して高台に上って西側の山すそを上ってゆく姿を眺めましょう。

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もう、今夜の宿泊地大分に移動してもよいのですが、意地の悪いことに少し天気が回復して雪をかぶった由布岳の姿が見えてきましたので、何本か撮影してから行くことにしました。


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「ゆふ3号」 久大本線の特急列車はこの時期4両編成です


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黄色い気動車が由布岳をバックに行きます


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後追いですが「ゆふいんの森4号」


由布院界隈、やはりいいところです。

もともとの計画では、この後由布院から佐賀方面に向かって、明日の「ななつ星」の1泊2日コースをとらえる
考えもあったのですが、とある事情で大分にとどまることにしました。

由布院(1647)-[4857D]-(1747)大分

(大分泊)


大分といえば、関アジ、関サバと並んで地鶏もおいしいところ・・・・
というわけで、鶏の専門店に行ってみます。

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鶏てん南蛮と地鶏炭火焼


ボリュームあり過ぎ・・・1人向けの店ではなかったようです。


(続く)
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ジジコッす

ゆふいん号、カッコいいっスねえ!!
by ジジコッす (2014-04-02 16:23) 

あおたけ

阿蘇をバックに行く「ななつ星」、いい感じですね〜。
私は以前に赤水で阿蘇バックを撮りましたが、
阿蘇駅の近くでもきれいに撮ることができるのですね(^^)
そして九大線へ先回りした「ななつ星」も、
時間が無いなかで、バッチリと捕らえられましたね!

それにしても、三月末の九州で雪とは、本当に驚きです・・・。
by あおたけ (2014-04-03 09:57) 

やまびこ3

ジジコッす さん
こんにちは。JR九州の特急車両、どれもかっこいいのですが、「ゆふいんの森」リゾート列車としても洗練されていますね。
by やまびこ3 (2014-04-03 19:32) 

やまびこ3

あおたけさん
阿蘇駅付近、結構家が立ち並んでいるのですが、ほんの一角だけ田んぼと古い作業小屋に阿蘇山バックのポイントがありました。線路際の藪の処理が不十分でしたが、まあしょうがないかと。
雪にはまいりましたが、何とか1ショットはおさめられたので、よしとします。「ななつ星」は久大本線での蜃気楼ダイヤが効率がいいのですが、火曜日なのでサラリーマンには厳しいですね。最後の数ショットの場所は、久留米方面行二もいい場所でしたので、機会があればこちらでも撮ってみたいと思います。
by やまびこ3 (2014-04-03 19:38) 

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