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夏のイベント・北海道ツアー(その3) [やまびこ(旅日記)]

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夏のイベント・北海道ツアー(その3)
懐かしの小樽・手宮



20日の続き

おなかも満ちたので、観光を再開。
すぐ目の前にあったのが・・・・

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旧日本銀行小樽支店
金融資料館になっています


戦前の北海道は札幌一極集中ではなく、金融・商業の中心は小樽にあったのです。

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1億円持ち上げているところ
約10Kgですが、思ったより軽く感じます



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旧北海道拓殖銀行を使っているホテル


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こちらは旧三井銀行


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人力車も大活躍
暑いのにご苦労さんです



小樽運河にやってきました。
30年前に来た時には、両側に倉庫が並んでいたと思いますが、その後山側は埋め立てられて、幹線道路に転用。海側の倉庫群は整備されて観光名所になっています。


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倉庫を活用したカフェもいい感じに作られています


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30数年前来た時は古色蒼然とした倉庫の残骸が並んでいました。
そのころ、小樽から利尻・礼文への貨客船の航路があり、ボロ船が港に泊まっていました。


そのまま歩いてゆきますと、小樽市総合博物館につきます。
この本館、実態は鉄道博物館といってもいいものです。手宮駅の跡地にあり、かっては国鉄の北海道鉄道記念館でしたが、小樽市に移管される形で、現在の博物館になりました。

入り口を入ると

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開拓期の蒸気機関車「しずか号」

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中央広場に懐かしい車両がずらりと並んでいます


キハ82 1に入ってみます。

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リクライニングしないクロスシートが並んでいます


スハフ44、オハフ33などの旧型客車、キハ56、キハ22など北海道用の気動車に並んで、マニ30という荷物車が保存されています。この車両、外観からだけではわかりませんが、日銀所有の現金輸送車だった荷物車で、先ほどの小樽支店でも紹介されていました。

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中には開放A寝台と同様の寝台が完備されています
警備の係員が添乗して守っていたのですね
昭和50年代までこのようにして現金を運んでいたとは驚きです


一角に転車台と小さな扇形庫があります。

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これが重要文化財に指定されている、北海道鉄道の発祥の遺構です。
手宮線はもともと石炭輸送のために建設された鉄道で、この先小樽港に突き出した桟橋から貨物線に船積みされていたのです。

C55、C12、大勝号などの蒸気機関車が静態保存されている中、1両だけ動ける蒸気機関車が構内で運転されており、入場券だけ乗ることができます。
米国ポーター製の2-6-0型のテンダー機関車「アイアンホース」号がオープンデッキの車両3両を牽引して、構内を200mほど走って、転車台で転向して戻ってくる遊覧運転をしているのです。

片道乗車して、折り返し点を見学。

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「しづか」を小ぶりにしたような機関車です


走行写真も撮ってみようと・・・・

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あまり、動きが感じられない写真になってしまいました。

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ひと仕事終えてくつろぐ3号機と乗務員



帰路は、小樽から大通りまでJRの高速バスに乗ってみました。
札幌西インターで一般道に降りるところで大渋滞にはまって、20分も遅れてしまいました。高速も一般道もさほど混んでいなかったのに、ここはICの構造、信号制御に改良の余地ありです。

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夕食は、月並みですが、ジンギスカンでもと思っておりましたが、出遅れてしまいここぞと思い店はどこも行列ができていました。ということで、方針転換して、再び狸小路へ。


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またまたですが、「喜来登」に来ました
ふたたび、suzuran6さんご推薦の喜来登です


店に入ってみますと・・
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カウンターの上に芸能人のサインがずらり



「ありゃりゃ、こりゃやっちゃったかな」と思いましたが、奥の席に座って、塩と味噌を注文。
待っている間・・・なんだか、目が痛い。痛いなあ・・・


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味噌ラーメン、刻み葱がてんこもり


かき氷が乗って出てきたのかと思っちまいました。
目の痛みの原因は大量に刻むネギだったのですね。

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こちらは塩ラーメン
おとなしめでございます


味噌ラーメン、さっぱりしたスープですが・・・
「なまら、うまい」

サイン色紙でビックリしましたが、これにひるんではいけなかったのですね。


<続く>

nice!(24)  コメント(8) 
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コメント 8

vega

ずらりと並んだ車両の横顔、良いですね。^^
by vega (2014-07-26 08:23) 

あおたけ

旧手宮駅の小樽鉄道博物館、
レンガ造りの機関車が美しいんですよね~(^^)
私も以前に訪れて、北海道特有の車両たちを眺めて、
楽しんだ覚えがあります。
キハ82なども、状態がよさそうですね~。
by あおたけ (2014-07-26 21:31) 

サットン

30余年前、初めて訪れた小樽の印象は暗くて沈んだ町でした。
10年前に再訪すると、その小樽が見事に観光地として活気を
取り戻しているではないですか。まさに奇跡を見る思いでした。
今、全国の自治体が観光をキーワードに町興しを図っていますが、
小樽の経験は良い教科書になると思います。
手宮の展示車両、野晒しのものが多いので傷みが気になります。
by サットン (2014-07-28 11:06) 

やまびこ3

vegaさん
ホームを挟んで列車が並んだ風景、昔の上野駅をほうふつとさせます。
SLの時代は知りませんが、新幹線開通前のいろいろな列車が並んでいたころを思い出しました。
by やまびこ3 (2014-07-28 20:04) 

やまびこ3

あおたけさん
小樽の博物館、予想以上に規模が大きく、SLの運転もあるので楽しめます。野外の車両の保存状態は、写真で見るほどよくはなく、かなり退色しているのもありました。本当は屋根のあるところにおいて、晴れた日に引き出せるぐらいだといいと思うのですが。
by やまびこ3 (2014-07-28 20:07) 

やまびこ3

サットンさん
私も30数年前に行ったときは同じような印象でした。運河はどぶのような臭いを出していたし。道路も当初の計画の半分に縮小されましたが、さほど交通量が多いようには見えないです。
やはりかなり痛みが来ているようです。屋外展示のキハ56をボランティア団体が塗装整備していました。
地道な活動ですが、永久に保存されることを期待したいです。
by やまびこ3 (2014-07-28 20:14) 

suzuran6

静号も動態化できないかなぁ~
義経・静・弁慶 並べて飾ってあげたいです。
たしか、北海道鉄道100年の時に、義経と静が、会った記憶が・・・

で、ここも行かれましたか!!
どぉ~んとそびえる葱タワーには、驚くのですが、食べてびっくり葱臭さを感じないんですよね・・・
今度は塩たべてみよ!!
by suzuran6 (2014-07-31 17:21) 

やまびこ3

suzuran6さん
そうそう、義経と静の対面ありましたねえ。あれは手宮でしたっけ?

喜来登の味噌うまかったです。奥の席に座ると目が痛かったですが。
今度はsuzuranさんおすすめの醤油をいただきたいもんです。
by やまびこ3 (2014-07-31 21:38) 

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