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秋のみちのく路 国鉄型車両を訪ねて(その1) [はつかり(鉄系)]

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2014.9.27-28 秋のみちのく路 国鉄型車両を訪ねて(その1)
「あいづライナー」 485系撮影記



週末、みちのく路に国鉄型車両をたずねて行ってまいりました。

9月26日金曜日

この日は人間ドックが早めに終わりましたので、いつもより少し早めに東京駅に向かうことができました。東京駅からみちのくの入り口、郡山に向かいます。

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東京駅で東海道新幹線と並ぶE5系


東京(1636)-[やまびこ147号]-(1800)郡山


郡山で1番線の磐越西線の列車に乗って発車を待っていると、東側のタンカーヤードのタキの列の向こう側に入ってきたのは、ED75がけん引するレール工臨。
うわっ、見に行きたいが貨物列車の向こう側で見えません。
さらに向かい合った2番線に入ってきたのは、快速「あいずライナー6号」の485系電車。
この列車が国鉄特急色塗装のA1/A2編成であることを確認し、一安心。ED75に485系と40年来の友達に会った気分。

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419系電車でGo!



入れ替わりにこちらの普通電車は発車します。
今回は磐梯熱海駅の温泉宿に朝食付きのビジネスプランで泊まります。

郡山(1818)-[1235M]-(1835)磐梯熱海


すいている温泉でゆっくりつかることができました。

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い~い湯だなっ!



温泉の合間に駅に行って、「あいづライナー5号」を夜景モードで

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「あいづライナー5号」
手持ち合成モードですので、三脚でのバルブのようにはいきません




9月27日土曜日

磐梯熱海-中山宿間の俯瞰ポイントに出かけます。
磐梯熱海駅構内の観光案内所で電動アシスト自転車を調達。(電動しかなかったです。2時間まで500円、以後1時間100円)
さっそく国道49号線を西に向かいます。だらだら上りも電動アシストでらくらく・・・

温泉街を抜けたところで林道に入ります。林道のゲートを過ぎて進むこと10分ほど。目安にしていた高圧電線の鉄塔が見えてきました。
このあたりだろうか、一番近くの鉄塔の台座の下に上ってみますが、線路がほとんど見えません。
もっと奥だろうか・・・・手前の鉄塔だろうか・・・・ (´・艸・`;)ぁぁぁ
うろうろすれども見晴らしの良い場所にはつかず、時間が無くなってきます。

磐梯熱海駅寄りに延びる鉄塔の下の切り開かれた道路をあがってみますと、お、ここかっ!
一つ目のピークのあたりまで来ると下の方に線路が見えてきました。

もうすこし、南側の山肌が広く切り開かれているので、こちらかもしれないと入り込んでみますが
切られた後に灌木が生い茂っていて、上まで上がれません。
何か、下の杉がじゃまだなあ。夏の間に伸びたかなあ。

もう時間切れ・・・・

電線も邪魔だし・・・ここじゃない。_| ̄|○

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木々の間から辛うじて見えた「あいづライナー」


がっくりして電線の真下まで降りてきますと、さらに奥のほうからカメラバックを担いだ方が降りてきました。

(仮称Iさん)「鉄道の撮影ですか?電線の下をもっと進んで次の鉄塔に近いところですよ。」

やまびこ)「へ、そうでしたか!ありがとうございます。」

Iさんは別の場所を探してみると下に降りてゆきました。
やまびことしては、次の下りをそこで撮るしかありません。教えていただいた場所まで行くと、「そう、ここここ」

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雲が多いのが残念ですが雄大な俯瞰が得られます


さっそく、1時間後に下ってくる「あいづ1号」に備えてカメラをセッティングします。

まもなく、先ほどの方がもどってきて
Iさん)「やはり、ここしかないようです。」 と・・・・
晴れの予報でしたが、雲が多く動きも速いので、やきもきします。先ほどの「2号」はなんとか日の当たる条件で撮影できたようで、ここはやや後追いになりますが「1号」に期待しましょう。

たまたま、ソネブロなかまのあおたけさんの磐越西線の記事をスマホで見て構図を確認していたところ、

Iさん)「中山宿の俯瞰をご存知ですか?」 ときましたので
やまびこ)(あおたけさんのブログ写真を示しつつ)「行ったことありますよ。」
Iさん)「それ、あおたけさんのブログじゃないですか?」

なんと、Iさんは市振であおたけさんにお会いしたことがあるようで、貨物列車の情報交換をしたとおっしゃっていました。(といううわけでここでは仮称市振さん(Iさん))とさせていただきました。
中山宿俯瞰や中山トンネル上俯瞰の情報交換をしているうち、磐梯熱海で485系と交換する普通電車の時刻となりました。

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419系4連の普通電車
ミニチュアモードじゃありませんよ
まんだ~らも極まったかんじです


2人で顔を見合わせてしまいました。
このあとも太陽と雲のせめぎあいは続き、「あいづライナー1号」のタイホンが聞こえました。

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右手のカーブを通過


そして、直線に入ります。


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頭隠して尻隠さずを地で行く「あいづライナー」


なんてことでしょうか!
♫~ハンダ~ラ、ハンダ~ラ、♪ 愛の~国~ハンダ~ラ~(^^♪

中山宿よりのトンネル付近まで来ました~。

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しょうがないなあ!

山を下りて磐梯熱海駅に戻ります。自転車を返す前に昼食でもと、駅近くの「マルカそば」店をのぞいてみますが、なぜかご老人方の団体が入ったところで、次の下り電車までの30分ではとても無理のようでした。残念ながらそばはあきらめてコンビニで菓子パンを購入し磐梯熱海駅に向かいます。

磐梯熱海(1202)-[1227M]-(1208)中山宿

今回は中山宿駅周辺の俯瞰ポイント近くで撮影することにしました。

まずは俯瞰ポイント方ら見下ろせる1枚っきりの稲田の横から

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2両編成の下り列車が来ました


続いて

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下り電車は4両編成の719系電車
やはり4両のほうが絵になりますね



Iさんが俯瞰ポイントの山に登ってゆくのが見えました。ここまで直行してきたのですね。
お疲れ様です。

今度は俯瞰ポイントの真下でカーブを登ってくる電車を撮影します。
天気もこの時間帯安定しているようです。

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3235Mは快速なのに2両編成でした


このポイントから中山トンネルに向かう区間は深い森の中を行くのですが、線路に沿ってススキが茂っています。逆光気味に撮影したら美しかろうと思い上り電車を狙いますが・・・

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日が陰ってしまいました



次の「あいづライナー」は俯瞰ポイントに上って撮影しようと思います。

えっちらおっちら登り、Iさんと合流。
日の当たる稲田が美しい。
この時間帯になると杉林の影がずんずん伸びてきます。


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やった~!カーブを行く国鉄特急色を撮影できました。


わずか1分後には日が陰ってしまい、2人で胸をなでおろしたところです。

次の普通列車もこの場所で撮影します。

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もう1本、会津若松から戻ってくる6号も撮影可能時間ですが、今日はこの後、さらに北に向かうことにしていました。ということで、Iさんと別れて駅に戻ります。


中山宿(1604)-[1234M]-(1620)郡山
郡山(1702)-[やまびこ57号]-(1737)仙台
仙台(1754)-[はやぶさ27号]-(1937)新青森
新青森(1947)-[684M]-(2028)弘前泊

仙台で乗り換えの際に「牛タン弁当コーナー」で、善次郎のあっちっち弁当を買ってみました。


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仙台駅 たんや善次郎 [「牛たん弁当」¥1550


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特上厚切りだけあってかみごたえ十分でした



(続きます)



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コメント 14

hanamura

「たんや善次郎」特上厚切り!味わいたいです。
by hanamura (2014-10-03 07:44) 

仮称I(市振)さん

こんばんは!
仮称I(市振)さんこと、国鉄おやじ(これも仮称ですけど…)です。^_^
以後、よろしくお願いします。
先日は大変お世話になりました。中山宿でお別れした後、あいづライナー3号も綺麗な夕日が当たりました。翌日も良いお天気でした。後で聞くと、あそこはクマも出没しているらしく、ちょいびびっているところです。
やまびこさんは弘前での583系撮影はいかがでしたか?ブログのアップを楽しみにしています。
また、何処かでお会いできましたら、その時はよろしくお願いします。

by 仮称I(市振)さん (2014-10-04 00:45) 

しおつ

雲の発生しやすい山地は雲影によく悩まされます。
平地だと雲影でたら構図を変えて対応したりもしますが
俯瞰だとどうしようもないですね。
でも、ラストは運を引き寄せた渾身のカット。niceです。
by しおつ (2014-10-04 23:32) 

あおたけ

あいづライナーの国鉄色代走、
きっとやまびこさんは行かれると思っていましたが、
さらに青森遠征とは驚きです!
いつもながらスゴイ行動力ですね~(^^;)
磐梯熱海の俯瞰ポイント、マンダーラは残念でしたが、
いい出会いがあったみたいですね(^^)
市振での情報交換とのことでしたが、
私は貨物の情報にめっぽう疎いので、
おそらく一方的にお世話になったのだと思います(笑)
by あおたけ (2014-10-05 15:47) 

サットン

磐越西線の国鉄型というといまだに455系の姿が浮かんで来ます。485系もいよいよ追い詰められて来た感が強いですね。
路線バスの旅、見ましたよ! 信越国境では予想通り苦労していましたね。
by サットン (2014-10-05 16:06) 

やまびこ3

hanamuraさん
「厚切り」にはまると抜け出られません。味が濃いので酒の肴にもあいます。野菜もあるといいのですが。
by やまびこ3 (2014-10-05 22:06) 

やまびこ3

国鉄おやじさん
こんにちは。先日はありがとうございました。
中山宿の集落の中にも「クマに注意」の看板がありましたから、当然クマぐらい出るでしょう。(襲われたら三脚で殴りつけるシミュレーションしておきましょう。)
実は弘前の行きつけの居酒屋に行きたくなって一足先に失礼しましたが、結局疲れていきませんでした。もう1っ本ねばればよかったです。青森の記事は近日アップします。
by やまびこ3 (2014-10-05 22:12) 

やまびこ3

しおつさん
どうも天気運がなくて、たまに日が出ているとこんな感じになってしまいます。最後のショットもひやひやものでした。
雨でも霧でも写真は撮れるはずなんですけどねえ。
by やまびこ3 (2014-10-05 22:16) 

やまびこ3

あおたけさん
最近のテーマは豊穣の田んぼをゆく鉄道なのです。
このポイントでは予想外に実る稲と485系を一緒にカメラに収められたのは収穫でした。大人の休日パスの出ている週末はどこかに行かないではいられない貧乏性です。
by やまびこ3 (2014-10-05 22:23) 

やまびこ3

サットンさん
サットンさんの磐越西線は455系ですか。私はED77の牽引する旧型客車のイメージでした。455系だと急行「ばんだい」の急行色のイメージです。
バスで県境を越えるのが全国的に難しくなってしまいましたね。東京と大阪の周辺を除くとどこもそうなのかもしれません。
by やまびこ3 (2014-10-05 22:26) 

teruteru

来春で国鉄型車両が大量に引退しそうです。
今のうちに画像として残したいですね。
485系の後継で651系の4連が転属しそうな気がします。

山中の撮影、電動アシスト自転車でよかったですね。
by teruteru (2014-10-06 00:09) 

やまびこ3

teruteruさん
こんにちは。E653に加えて、651系も新潟ですかねえ。
そういえばこの後行った青森車両センターにも、汚れた651系が留置されていました。651系は耐寒改造がかなり大変そうだという話も聞いたことがあるのですが、どうでしょうか。
by やまびこ3 (2014-10-07 20:42) 

teruteru

 651系は性能的に上野東京ラインを走れないため、首都圏では持て余されると思います。
また、60Hzに対応していないため新潟の可能性も低そうです。
 高崎線転属予定分を除くと7連×3本と4連×4本が残っており、
仙台の485系の置き換えやジョイフルトレイン改造に使われると予想してます。
ジョイフルトレイン化しない限り、耐寒耐雪改造はなさそうに思います。どうなるでしょう。
by teruteru (2014-10-07 23:49) 

やまびこ3

teruteruさん
なるほど、仙台の話ですね。
651系の座席はなんか狭くて今一つなんですよ。
当面K-18が転属するというほうのうわさを信じたいところです。
by やまびこ3 (2014-10-09 08:10) 

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