初夏のあいづ・訪問記(その1) [はつかり(鉄系)]
初夏のあいづ・訪問記(その1)
2015.5.16 磐越西線 485系とC61 撮影記
福島DCの盛り上がりが足りないためなのか、JR東日本さん、首都圏から福島県内向けのえきねっと、モバイルSuicaの大幅ディスカウントに踏み切っております。
もちろん列車限定ではありますが、東京-郡山 えきねっとの最安値が4100円、モバイルSuicaの最安値3690円と高速バス並みの料金で出してきました。
こうなるとやまびこのなかの磐越西線の虫が騒ぎだしてきてしまいました。
前夜、郡山入りしたやまびこ、早朝の磐越西線で撮影旅行に向かいます。
が、朝になって雨が降りだしてきました。午後から止むという予報なのですが、さてどうなるか。
いつもの磐梯町に向かいます。
磐梯町に着くと、ますます雨は激しく、出足をくじかれます。
なんとか、気力を振り絞って用意をしていると、なんとか天気も回復。小雨程度になってきました。
というわけで、磐梯町駅から少し下った大カーブにむかいます。(このあたりカーブだらけですが)
日が出ていれば逆光になるポイントですが、この天気ならなんとかなると思われます。
49号線を下って、入倉集落の手前で左におれて、畑と森林の境界を大カーブで走っています。
幸いなことに雨はほぼ止んでくれました。今週末も485系国鉄色特急車両で運転されている快速「あいづ2号」を迎えます。北側からになりますが大カーブを回ってくるところをかなり手前から迎えることができます。
小雨をついて急坂を登ってきた「あいづ2号」
実は今週出かけてきたのは485系のほかにもう一つ目的があります。
5月限定で、高崎のC61 20で運転されている「ばんえつ物語」の撮影です。チャリ鉄のことゆえ、あまり遠くには行けませんが、まずは山都に行ってみることにしました。
磐梯町から山都に向かうには・・・・
磐梯町に坂を上るのは気が進まなかったので、なんと塩川まで下るコースを選択。途中、東長原で列車を捕まえる選択もあるというのに愚かなことです。(東長原駅へのちょっとした上りがいやだった?)
塩川方面は距離は長いがほぼ下り。とりあえず雨もほぼ上がり、途中ロケハンしながら下ってゆきます。赤枝集落からのオメガループの景色に感心しつつ、赤枝で鉄道線路から離れて塩川駅を目指します。猪苗代第4発電所の施設を横目に下って、平坦地の水田の農作業の様子を眺めながら走ること30分ほど、塩川の市街地に到着。町はずれのJR塩川駅に着きました。
塩川駅トウチャコ!
まだ少し時間があるので、町の北側の県道跨線橋に行ってみます。水を張った田んぼに遊ぶカモの姿。
快速「あがの」通過
ちょうど快速「あがの」がやってきました。かっては仙台と新潟を結ぶ地域間急行として
「あさひ」「あがの」の2枚看板で走っていたのですが、会津若松-新潟間を1往復だけ走っている
快速になりました。
駅に戻りましょう。塩川から山都に輪行しC61を迎えます。慶徳峠を越える際に線路際を確認しておりましたが
この天気の中、かなりの人が張り着いていました。
山都駅、晴れていれば一戸鉄橋へと思っていましたが、雨があがったとはいえ、この天気では山間部の林間でもよろしかろうと、川吉のS字というポイントに行ってみます。数台のクルマが路上駐車していますので場所はすぐわかります。
ここです
追いかけの方が、先に置いて行った三脚多数。置き三脚の後ろ一段高いところに、何とか場所を見つけて準備しますが、頭上の樹木には何かの毛虫が多数貼りついていて悩まされます。
最終的には追っかけの方々も含めて40人ほどがこの狭い場所に集まったのではないでしょうか。SLファンの方々、私なんぞとは意気込みが違います。
13時近く、汽笛の音が聞こえ、静かな山峡に蒸機の音が響いてきました。思った以上に速い速度でC61が近づいてきます。
来ました~!\(^ ^)/
大型蒸機の迫力に圧倒されます。
何か分けのわからないうちに通過して行ってしまいました。
ふ~====o( ̄Д ̄o)(o ̄Д ̄)oドーシヨドーシヨ
さて、このあと、返しの「ばんもの」は峠の反対側で撮ろうとおもっています。
一戸橋梁に寄ってみた
ここでも一度撮ってみたいもの
すっかり晴れ上がった空。無謀にもチャリんこで峠越えを企てておりました。
線路の上りを考えればあと少し上るだけじゃん、、、、と、、、、
甘かった!予想以上にのぼりが長く汗をかかされました。いったん平坦になったと思ったら、また上り、後で地形図を見ると線路より150mも高い峠越えだったのでした。
ようやく、下りに差し掛かります・・・・人生下り坂最高!
喜多方の盆地が見えました~!
喜多方よりでは松野踏切が人気ようですが、すでに三脚の林立するところから眺めた感じでは今ひとつ。
むしろもっと下の工場横の田んぼ跡地のような湿地帯の端っこが良いようですのでここで撮影しようと思います。こちらも最終的に数十人のファンが集まりました。
233Dは国鉄急行色のキハ40系でした。
オ~!ラッキー!
続いて、C61がやってきます。
黒い煙が喜多方駅の方角に見えてしばらくのち、
カーブを回って築堤上をダッシュするC61
力強く勾配を駆け上ります
いや~、大満足 \(^ ^)/ バンザーイ
今日の最後は、再び山線に戻って、先ほどロケハンした東長原-磐梯町間オメガループを対岸の斜面から撮ってみます。
喜多方から比較的長いランですが、下りの「あいづ3号」には間に合わなくても「6号」には間に合うのではないかと・・・・ 高をくくっていました。
喜多方の市街地を抜けて121号を南下、塩川駅付近で先ほど下ってきた県道に入りますが、予想したよりも時間を要し、「6号」すら怪しくなってきました。
発電所のある堤から上りに差し掛かり、ぎりぎり「6号」に間に合いました。
大谷川の対岸を行く485系
西日の当たる季節なら最高なのではないかと思います
もう少し角度を付けたほうが良かったかと
東長原に行って、会津若松にでました。日橋川から、東長原駅への上りはさほどの坂ではなく、これなら塩川まで走ることもなあかったなあと反省。
<会津若松泊>
若松にて、郷土料理いただきました。
大量に出てきちゃったもろきゅー
”てふ” 大吟醸をいただきました
お約束の馬刺しもいただきます
<続きます>
2015-06-02 21:35
nice!(33)
コメント(10)
SLは煙ですね、お見事ですd(>_< )Good!!
by johncomeback (2015-06-02 22:34)
磐越西線ファンが益々増えそうです。
by hanamura (2015-06-03 06:08)
山々や自然の中を行く485系は味がある風景だと思いますよ。
(←私もTOMIX製485系を何故か導入してしまいました。)
by acehope (2015-06-03 22:27)
コメ欄にもいただきましたが、
やまびこさんはT18ではなく、
「あいづ」へ行かれたのですね〜!
信州・東北旅行の半月後に磐西とはちょっと驚きでしたが、
たしかにこちらのほうが485系とともにC61も撮れて、
おトク感がありますよね!(笑)
カーブを行く485「あいづ」、そして爆煙のC61、
どちらもいい感じで素晴らしいです(^^)
by あおたけ (2015-06-04 08:58)
johncomebackさん
「ばんえつ物語」はサービスも含めて市街地以外でよく煙を出してくれるようですね。この峠は結構勾配も急なので、機関車も大変です。
by やまびこ3 (2015-06-05 07:04)
hanamuraさん
磐越西線、首都圏から比較的近いところで、自然の中を走り変化にとんだ素晴らしいところです。別荘がほしくなりました。
by やまびこ3 (2015-06-05 07:07)
acehopeさん
コメントありがとうございます。東北の緑には485系の国鉄特急色が似合います。ステンレスの金属色ではない暖かさもいいですね。
by やまびこ3 (2015-06-05 07:09)
あおたけさん
この遠征は天気に恵まれて大変素晴らしい景色でした。
実はT18とかぶったのはこの次の週でして、(3)(4)と続きます。会津地方の落ち着いた景色に感謝します。
by やまびこ3 (2015-06-05 07:13)
喜多方の築堤、ニアミスでしたねw
僕は三洋電子の駐車場の方に居ましたw
by のり君 (2015-06-05 19:18)
のり君さん
コメントありがとうございます。この日は最初駐車場下あたりに行ったのですが、もう少し膳マンのほうから撮れる場所を探して奥のほうに入っていきました。西からの日が当たるいい撮影ポイントですね。もう少し煙が出ると思ったのですが。
by やまびこ3 (2015-06-07 09:16)