アルプスの峠を訪ねて（その2-1　ゴッタルドは冬でした）：やまびこ日記：SSブログ

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アルプスの峠を訪ねて（その2-1　ゴッタルドは冬でした）　[やまびこ（旅日記）] [編集]

アルプスの峠を訪ねて（その2-1　ゴッタルドは冬でした）

4月25日（1/X）

今日はゴッタルド峠北部の撮影を予定しています。

夜中中、雪が降り続いたらしく、朝窓を開けると10センチ近い雪が窓枠に、降り積もっていました。夜中にゴトンゴトンと何回か音がしていて、列車通過の音かと思っていたのですが、どうやら夜通し道路の除雪車が稼働していた模様。

雪のゲッシェネン

朝食もそこそこにGoschenen駅をのぞいてみると昨日も見かけたデーテン君が、待機していました。

さて、ゴッタルド線の撮影ポイントとい言えばWassen（ヴァッセン）ということになるようです。路線バスでヴァッセンに向かいます。といっても、ほんの7，8分で着いてしまいます。

Wassen（846）－［NFB bus 401 35］－（953）Wassen, Post

休止中の駅のわきを過ぎて、町の中心で下車。
少し戻ったところにある、よく雑誌やWebで紹介されているお立ち台に向かいます。

またまた地図を参照させていただきますと・・・

まずはAポイントに向かいます

北から勾配を上ってきた線路はヴァッセンの街の中で2回の雄大なヘアピンカーブを
回って高度を稼いで南の山にへばりつくように南下してゆきます。

この区間は、30年近く前に通過したことがあり、雄大なオメガカーブを堪能したもんです。
その時は、インターラーケンで遊んだあと、氷河急行の一部ルートをたどってみたくなりレッチェベルグトンネルでBrigへ出て、マッターホルンゴルナーランド鉄道でAndermatt、Goschnennに下って、チューリッヒに抜けるというルートでした。

休止駅前に出て、高速道路の下をくぐり、1回目のヘアピンカーブの中のお立ち台につきました。家畜小屋のある丘から、カーブした道路が線路際まで下っており、いろいろな立ち位置が選べます。

Wassen駅の建物

地図上Ｃポイントです

準備をしたところに早速やってきたのは・・・

雪を着いて走るRe420牽引のIR

シックな装いに宿る力強さがたまりません

次から次へと列車がやってきます。
少し上に登るとバックに、Wasssenの教会を入れることができました。

トレニタリア所属のETR610によるECミラノ行き

車体傾斜を聞かせて走りぬけてゆきます

国内特急のICN　RABDe 500という電車です

7両編成が2本連結されています

ドイツ鉄道の101型電機が重連で貨物を引いてきました

続いてやってきたIRは・・・

1両目にシックな塗装の客車がつながれていますね

下段を走ってきて列車はしばらくするとWassen駅のある中断を通過して、数分後上段を駆け抜けて南下してゆきます。

振り返ってみますと・・・

雪の岸壁にへばりつく路線を行くIR

一段高いところから、トンネルから出てくる北行の列車を撮影できます。Bポイントです。

スイス鉄道所属のETR610によるECが来ました

IRも高速で駆け抜けてゆきます

樅の木に雪がついてとってもきれいなのです。
この付近からは南行列車も撮れるので効率がいい。

少しづつ立ち位置を変えて撮影してゆくうち、少し雲が切れて背後の雪山が見えてきました。

ICN2000が駆け抜けます

Re10/10の重量貨物列車

やはり、背後の山は良く見えませんね。クリックして拡大してみていただくと、左上の教会がよくわかるのではないでしょうか？

しかし、本格的な冬支度をしてきたわけではなく、寒さが耐えがたくなってきてしまいました。
翌々日には、スイス東部に移動する予定でして、その際の列車の指定券を買いたいと思っていたのですが、（全車指定席の列車なのです。）あいにくGoschenenも無人駅でしたので、どこかの駅まで出て買わなくてはいけません。そこで、この北のErstfeldまで出てみようと、バス停に戻ることにします。

バス停に向かう途中、Wassen駅付近にて。
こちらがCポイントになります。