アルプスの峠を訪ねて(その3-1 ゴッタルドが春になりました) [やまびこ(旅日記)]
アルプスの峠を訪ねて(その3-1 ゴッタルドが春になりました)
4月26日(1/X)
前日に引き続いて、ゴッタルド北線の撮影に向かいます。
前日、ホテルに置いてあったパンフレットを眺めていたところ「Gottardo Waderweg」というのが見つかりました「ゴッタルド歩道」とでもいうのでしょうか。前々日のトンネル南側にもあるようですが、北側にはGoschenen~Erstfeldに鉄道にほぼ沿って下る歩道があるようです。3年前に訪問したセメリンク鉄道にも同じような歩道がありましたが、こちらはどうでしょうか。
こいつをGoschnenからWassenまで下ってみようと思います。
今日は晴れそうです
ゲッシェネンの教会です
朝食後、一番で駅に行って、ゴッタルドトンネルの様子を見に行きました。
トンネルから飛び出してきたInterRegio
複線トンネルが2本あるように見えますが右側が本線で、左側のはGoschnen駅構内の側線で、途中で本線に合流するようです。貨物列車の退避や補機の解結に使われています。
GoschenenからはAndermattに登る、支線が出ているのですが、ちょうどIRに接続する電車が出発してゆきます。ものすごい急勾配で、駅を出るといきなり上りが始まります。ラックレール方式で、後押しの機関車がついています。
マッターホルン・ゴルナーグラート鉄道のゲッシェネン支線の列車
さて、Gottardo Waderwegでございます。パンフレットとネットの地図を見比べて入り口を探します。間違えて国道を降りて行ってしまいましたが、高速のインターチェンジに入りそうになり、後戻り、駅構内の貨物施設の後のようなところにようやく、サインを発見しました。
このサインに沿ってゆけばいいのです!
線路に沿った道路が続いています。時折やってくる列車をシチサンでキャッチ。
ETR610のスイス鉄道所属車両
緑のRe420が牽引するInterRegio
いぶし銀の魅力がありますねェ
しばらく進むと雪崩よけの掩体が続きその上に出てみますと・・
Wassenの集落が見えてきました
右に教会、左にWassen駅、ループ線の様子がわかります
ここで、Gottardo Waderwegは線路の下をくぐって、線路から離れ、しばらく川沿いにおりてゆくようです。で、パンフレットの地図を頼りに進んでいきますと・・・
道がない。行き止まり。
あれ?一旦自動車の通れる位置まで戻って確認しますが、やはりこのルートが正しそう。
もう一度、行き止まりポイントまで行って下をのぞくと・・・
小川にかかる橋が取り外されている模様。何か赤い印が付いている板がおいてありました。どうやら冬から雪解けの季節までは、橋が流されないように外されているような感じ。
そういえば、Goschenenの駅にあったポスター・・・
「Wintersperre」???
後日、辞書ソフトでしらべると・・・「冬季閉鎖中」!なんと!
仕方がないので、大きく迂回して旧国道を進むことにします。トンネル部分が安全に通過できるか気になりましたが、逆にトンネル部分だけに歩道がありました。
このあたりから上を見上げると・・・
InterRegioが通過中
左の方の山小屋風の民家、こんなところに暮らしたいもんですねえ
Wassenの集落に入りました。
ループ線のトンネル部分から南行のInterRegioが飛び出してきます
再び、スイスの地図を拡大してみます。
Wassen周辺の撮影ポイント
Dポイントから下を見下ろしているところです。
もう少し上から見下ろすところは、とガイドブックを見ると対岸の牧草地にパノラマプラットフォームというところがありました。そこに行ってみようと思います。
Wassen方面に行って川を渡ってそちらに向かいます。
一段上の道路からのほうが面白そうなので、そちらに向かいます。Eポイントから・・・
北行のInterRegioは重連で下ってきました!
オ~!かっこいいです!span>
今日は、奥の山々が見えているので、昨日も行ったポイントに行ってみようと思います。トコトコトコ、もうすぐそこです。
再びAポイント!教会の下を巡る線路、重連貨物がやって来ました。
重そうなセメントを引いてきたようです
今度は雪山を背景に
Wassenの春ですねえ!
定番のRe10/10が貨物列車を牽いてきました
こちらも昨日撮影したRohrbachBruckを登ってゆきました
この橋梁のたもとまでも登れるらしいのですが時間があればというところです
昨日の雪景色とは打って変わって、春の緑も記録できたので、なんだか得した気分です。(^_^)ニコニコ
今日はいろいろなところに行きたいので、この場はこのくらいにして、村の中心部に向かいます。
<続きます>
朝に巡回する私が悪いのですがぁ・・・クラクラします。
by hanamura (2016-05-17 06:10)
まるで絵画のような風景、行きたいな、行けるかな(*´∇`*)
by johncomeback (2016-05-17 22:42)
こんばんは
さすが、スイスは絵になりますねー
車窓からの景色は素晴らしかったけど
こんな所を走るんですもんね!
素晴らしいです
by gardenwalker (2016-05-18 00:07)
大カーブをゆく重連牽引の貨物列車、
迫力満点ですね〜!
背景の雪山もいい感じです(^^)
by あおたけ (2016-05-18 06:47)
実にいい光景ですね!
まさに、絵葉書を見ているようです。
by 海のアングラーしんちゃん (2016-05-18 07:23)
hanamuraさん
朝といわず、昼といわず、眺めてほしいもんですがぁ~。
この日が前半のハイライトといってもいいかもしれません。
by やまびこ3 (2016-05-18 21:38)
johncomebackさん
こんにちは。私はたまたまたまったマイルで行けましたが、奥さんの許可何とか取って出かけられることをお祈りしています。
by やまびこ3 (2016-05-18 21:40)
gardenwalkerさん
こんにちは。スイスの登山鉄道はいろいろなところで紹介されていますが、こういった幹線の鉄道もスイスならではですね。これも澪力的だと思います。
by やまびこ3 (2016-05-18 21:42)
あおたけさん
山の上まで見える機会は本当に少ない季節なのですが、この時はラッキーでした。この季節はそれほど高くない山でも雪が残っているので緑と雪を楽しめます。
by やまびこ3 (2016-05-18 21:46)
海のアングラーしんちゃん さん
緑の牧場と白い雪山が楽しめるのがスイスの魅力なんでしょう。
なかなか見ることのできない景色に感激です。
by やまびこ3 (2016-05-18 21:48)