アルプスの峠を訪ねて(その4-3 ラントヴァッサー橋を越えてエンガディンへ) [やまびこ(旅日記)]
アルプスの峠を訪ねて
(その4-3 ラントヴァッサー橋を越えてエンガディンへ)
4月27日(3/3)
クールで、2割ほどの乗客が下車し、少しばかりゆとりのできた車内ですが、ツージスを過ぎ、ランドヴァッサー橋の一つ手前のティーフェンキャッスルを過ぎるとざわざわしてきます。
やまびこもベストポジションを求めて、空いていた進行方向右側の空席に移動し陣取ります。前方には、クールで連結した車両もあるので、かなり長い車列が続いています。
「来た~!」っと思ったら、これっ一つ手前のシュミット橋。次がラアンドヴァッサー橋です。
写真の先に見えています。
ラントヴァッサー橋を渡ってトンネルに飛び込む
65メートルの高さを感じる間もなく、対岸に穿たれたトンネルに飛び込んでいきます。
ガラス越しに撮影しましたが、高さがあまり感じられない。次なるチャンスはありますでしょうか?
Landwaser Viaduct(高架橋)と案内には記されていますが、「橋」と表現させていただきます。
トンネルを抜けるとFilisur。ここで、世界の人を幸せにするにはあまり役に立たない経済人の会議で有名なDavos方面に行く支線が分かれています。JTBのツアーの面々も下車されたようです。
Filisurを過ぎてもアルブーラ線の山旅は続きます。
駅を出るとすぐ、ループ線を一回りして高さを稼ぎます。アルブーラ川にそってアルブーラ峠のトンネルに向かって遡ってゆくのです。
さらにBergunベルギュン駅には、RhB版の凸型電機ミニクロコダイルの保存されている姿がちらりと見えました。ベルギュンを過ぎるとアルブーラ線の景勝ポイントにかかります。オメガループを2回回って高度を上げ、さらにループ線、もう1回ループ線と複雑な線形を巡って、Preda駅に到着。工事現場のように見えましたが、老朽化した狭小なアルブーラトンネルに変って、新トンネルを建設中ということでした。
トンネルを抜けるとエンガディンの中心地、サンモリッツはすぐです。やまびこは予算の関係もあり、2つ手前のSamedanサメダンで下車。スイスファミリーともお別れです。
サメダン・トウチャコ
サメダンの町は雪山に囲まれています
駅前旅館風のHOTEL TERMINUSに投宿します。
イタリアンのレストランが経営するまさに駅前旅館的なホテルでした。レストランの奥の階段室利口にレセプションがありますが、レストラン営業中はレストラン側にルームキーをぶらさげておいて管理するというお手軽さでした。
17時でも全然明るいので、街中散歩に行きます。
町の中心にある教会
途中、ツーリストインフォメーションによって、明日訪問する予定のベルニナ線沿線の情報を得ようと思ったのですが、町の中心の広場が工事中でう回路が良くわからない。結局街中を一回りしてしまい、先ほどの工事現場の隅に小さな案内札を見つけてたどり着くことができました。
こりゃあわかんないっしょ。
正面の建物と柵の間に路地がありました
ベルニナ線沿線でウォーキングできるところはあるかということを聞いたのですが、グリュム・アルプという氷河を見ることができる場所はまだ駄目で、ラゴ・ビアンカ湖の周辺は昨今の雪で少し雪が残っているかもしれないが、行けるだろうという話でした。
古い町並み
雪山に囲まれています
さまよった散歩の途中、高台に上りますと・・・
美しい教会
サメダン駅は地域の中心機能を持っています
夕食は、HOTEL TERMINUSで、イタリアンを。上場の味でした。
ビーフストロガノフ風
サメダン@Night
明日もいい天気が期待できそうです!
<続きます>
こんばんは
まさに季節の変わり目を旅されていたんですねー
雪が降ったり、晴れたり、春の景色が広がったり・・・
スイスは全体が山の上だと思ったら
四季のようなものがあるんでしょうかね。
それから、伊豆急も興味深く拝見しました
実は私も28日に100系を撮りに行ってきました
by gardenwalker (2016-05-30 23:07)
JR全線走破したら、行ってみようかなぁ(━_━)ゝウーム
by johncomeback (2016-05-31 22:23)
gardenwalkerさん
こんなに景色がいいのに、忙しく動き回って、駄作写真を量産してしまった自分が、情けない。本当はもっとじっくり構えないといけないとは思うんですが・・・。
by やまびこ3 (2016-06-01 20:03)
johncomebackさん
JR全線いつ頃になりそうでしょうか?
私は、国鉄全線乗りましたが、その後もじっくりとはなかなかいっていません。
by やまびこ3 (2016-06-01 20:05)