津軽鉄道・タイムトラベル(その3) [はつかり(鉄系)]
津軽鉄道・タイムトラベル(その3)
2016.6.5 青苗の田を行く客車列車
7時過ぎの列車が客車編成となり「懐かしの通学列車」として運転されるので、その前の列車で撮影地に向かいます。
単行気動車は同業者ばかり50%ほどの客を乗せて出発しました。途中少しずつ降りてゆきます。
川倉付近で場所を探そうと思っていたのですが、時刻表をよく見るとこの列車は準急で川倉には停まりません。で、一つ手前の芦野公園で下車。芦野公園は大地の上にあり、平地の水田地帯に向けて緩やかに築堤を下ってゆきます。
津軽五所川原(635)-[53レ]-(657)芦野公園
大地のヘリからこのあたりを俯瞰できる場所がないか探しながら、川倉方面に北上してゆきます。結局、川倉駅を過ぎたあたりの東側にあるため池の築堤からカメラを構えました。
「臨301レ」がやってきました
川倉駅停車中
大きなかやぶき屋根の農家の前を通って
津軽中里に向かって水田の中を
背景の鉄塔が気にならないではないですが、まずまずかな。
今度は、上ってくるところを撮影。もう少し南側、真横からの構図を取れるポイントがありました。
上りの「臨306レ」が来ました
青いトラックが草刈に5分ほど前に来てしまいましたが、どうすることもできず
返しは、もう一度先ほどのポイント付近で・・・
移動中にやってきたメロス号の重連
その1両が戻ってきました
等比級数的に広がる水田が面白いですわ
たんぼに黄色い姿を映して
「臨307レ」が下ってきました。
昔ながらのわらぶき屋根の前を行く混合列車
川倉の集落を抜けて水田地帯に入ってゆきます。
広い水田の中を行く混合列車
結構疲れてきたので、金木のショッピングセンターでランチとします。
ここぐらいしか昼に外食できるところがありません。
川倉に戻ってきて、今度は芦野公園-川倉間の築堤でイベントならではの再現貨物列車を待つことにしました。
戻ってきた青空の元、メロス号が行きます
貨物列車の往復を水田の中で。
再現貨物列車は旅客の筋の間を縫って昼下がりに中里-金木間を往復します。
「臨552レ」が築堤を登ってゆきます
貨物列車はやはり50番台の列車番号なのですね
金木で折り返してすぐ戻ってきます。
「臨551レ」が下ってきます
最後の列車は、再び混合列車となって五所川原に戻ります。先ほど歩き回った大地の中で行き残していた坂道を上って台地の上に上がれる場所がありました。逆光にはなりますが、シルエット的でちょっといい感じ。ここは冬のストーブ列車にもいいですね。
再びわらぶき屋根の農家前です
ようやく、岩木山のてっぺんが姿を現しました
今度は下りの気動車が来ました
わらぶき屋根が2軒並んでいます
DD352が客車を引いて登場します。
「104レ」がやってきました
美しい水田に姿を映して客車列車が行きます
五所川原に向かって築堤を登ってゆきます
雲の動きが早く岩木山のてっぺんはあっという間に見えなくなったり
今年もまた楽しませてくれた津軽鉄道。
また来るよ。
大沢内(1705)-[152レ]-(1744)五所川原
この時間になると岩木山、また姿を見せてくれました
岩木山に迎えられて、岩木山に送られる。というなんとももったいない天気になりました。
<お終い>
日本の原風景みたいな場所がまだあるんですね。
ストーブ列車が走っているところは、貨物列車まで昔のままなんですね。水田に映る列車やからぶきやねの残る風景、構造物の一切無い場所など新緑とマッチしたトトロに出て来そうなところですね♪
by JR浜松 (2016-06-17 17:36)
ラストの岩木山が、今日(28.6.17)の相州(大和市)より見る富士山(手前に大山)でした。この時期に、空から眺めると、日本中が水浸しかと思う様な、水田風景が、大好きです。
by hanamura (2016-06-17 20:13)
こんばんは
北国の6月の夜はストーブですか!
日本は広いんですねぇ
私的には混合列車がすごくタイムトラベルです
低く垂れこめた雲が北国っぽいです
by gardenwalker (2016-06-18 19:35)
ずーっと、眺めていたくなる風景です。素晴らしいです!
今まで津軽鉄道を訪問したことがないのですが、是非、訪れたいです。DLとPCが健在なうちに。。。
by 芝浦鉄親父 (2016-06-19 00:12)
立佞武多の館の近くに市場ができたんですか(*^-^)
五所川原駅前にあった「平凡食堂」復活しないかなぁ。
by johncomeback (2016-06-19 21:45)
青々とした田園風景をゆく貨客混合列車が
のどかでいい雰囲気ですね〜♪
津鉄は遠くてなかなか行くことができませんが、
機会があればまた撮影に訪れてみたいです(^^)
by あおたけ (2016-06-20 06:43)
JR浜松さん
雪深いこの地方、夏には一面の水田で豊かな緑が広がります。
貨物列車はさすがに再現したものなんですが、このような貨車を保持しているのも大したもんです。がんばっています。
by やまびこ3 (2016-06-20 22:32)
hanamuraさん
この季節、成田空港に着陸するときなんか、こんなに水浸しの列島に着陸するんだとおもいますね。バンコクやホーチミンかと思ってしまいます。先人たちがこれだけ日本の国土に水路を作って田畑を開いたのにコメが余るなんてもったいない話です。
by やまびこ3 (2016-06-20 22:35)
gardenwalkerさん
北国の春先は天気が変わりやすいです。この時も到着したときと帰る時には雲が切れていたのが恨めしいです。短い夏にはいい天気の下、ねぶたで爆発するのも理解できます。
by やまびこ3 (2016-06-20 22:36)
芝浦鉄親父さん
こんにちは。3年ほど前にDD35が故障して長く(1年ほど)戦列を離れた時には心配しましたが、機関区の頑張りで無事復帰してくれました。
ぜひ一度お出かけください。
by やまびこ3 (2016-06-20 22:38)
johncomebackさん
小さな市場(海鮮、野菜の店が10件ほど+食堂)ができました。残念ながら食堂は昼しかやってないんですけど。
「平凡食堂」ではないと思いますが、駅前の角に1軒店で来たようです。
by やまびこ3 (2016-06-20 22:40)
あおたけさん
津軽鉄道のイベント、田舎の人の特性なのか、イベントの告知が遅いんですよね。1か月前だとスケジュール調整もギリギリになってしまいます。今度機会があれば、夜汽車バーにも参加してくださいませ!
by やまびこ3 (2016-06-20 22:42)