アルプスの峠を訪ねて(その6-2 みどりのじゅうたんを行くオメガループ線) [やまびこ(旅日記)]
アルプスの峠を訪ねて
(その6-2 みどりのじゅうたんを行くオメガループ線)
4月29日後半です
Bergunの集落に着いたら切り上げて戻ろうかとも考えていたのですが、このあたり西向きの斜面を下っていて、これからがいい時間のように思えてきました。そこで、終日このあたりで過ごすことに方針変更。優柔不断であります。
では、さっそく地形図で確認しましょう。
下のほうの川沿いの点線の小道を北上してきて橋を渡りました
東側の斜面を見上げると、3段の線路がはっきり確認できます。
農道を進むうち、南行列車がBergun駅を出発して登ってきます。
Bergunの集落を抜けて登ってくるInterRegio
InterRegioが斜面を上ってゆきます
最後尾にコンテナ2個を乗せたコキが連結された混成列車になってます
地図のHポイント付近からの撮影です。地図の下のほうにあるリフトの付近から山に登ろうと思ってちょっと行きかけましたが、牧草地の中を登る農道があることがわかったので、集落のほうに取って返して教会のわきから農道を登ってゆきます。
村の教会の横から斜面に取り付きます
斜面の中ほどから
Bergunの集落を抜けて登りにかかる木材輸送列車
オメガループを回って中腹を登ってゆきます
もう1回オメガループを回って3段目に顔を出しました
牧草地から林のわきを抜けてIポイントに到達しました。
北行のInterRegioが下ってきました
2段目を下ってきます
この列車も最後尾に黄色いコンテナを積載しています
J点は線路をオーバークロスする橋(牛のための?)ですが、ここまで急ぎ、列車を待ちます。
同じ場所で貨物列車が下ってくるところを
K点に移動しますと・・・
空の木材運搬車を返す列車のようです
しばらくこの周辺で撮影します。
「BOGA」のラッピング機関車
BOGAてのはスイスの通信会社です
2段目の直線部に入るところです
2段目の直線からヘアピンカーブに入るところを後ろから
Bergunの北側にある山の上にあるLatchという小村が見えています
白い教会の塔が印象的です
今度は、北行のInterRegioが下ってきました。
Glatcher Expressのラッピング機関車です
マッターホルンの絵がかいてありますが、この機関車はそこまで行くことはないあですね
70‰の急勾配を下ってきます
Bergunの村に下ってゆきます
さらに高いところまで登ります。
Mポイントあたりです。
絶景ですわ!
3段の線路が見えるポイントです
2段目の線路の下、1段目をInterRegioが上ってきました
雪山を背に2段目を登ってきます
ぐるっと回って3段目に顔を出しました
〇〇とやまびこは高いところが好き!
さらに上に歩を進めます。
雪をいただいた高山を背景に3段目の線路が伸びている絶景ですね~!
S字カーブに車体をくねらせてInterRegioが下ってきました
さらに2段目を下って、3段目に顔を出します。
はるか下をゆく列車です
そろそろ、下山としましょう。K地点まで下ってきたところで、氷河急行のサンモリッツ行がやってきます。
長~い編成の客車列車です
いや~、長い。こんな編成日本にない
シマシマ機関車が一般客車7両+氷河急行6両を牽いて上ってきました
一昨日はこの列車に乗っていたんだな
名残惜しくも見送ります
ここにやってきた貨物列車が面白かった。
レーティッシュ鉄道の珍どこ列車
なんとも雑多な編成です
Ge6/6 II形電気機関車が、材木車+タンク車2両+チップ貨車+タンク車を牽いて上ってきました。こんな混載の貨物列車、ヨーロッパでも珍しいですよ。
今日の最後は、BOGA号がひっぱるInterRegio
Latschの教会をバックに下ってきます
これはいいシーンですわ。
さて、Bergunの村に降りて駅に向かいます。
まだまだ日が高いのですが、急激に山影が伸びいてきます。
BergunにはArbura Musueumというのがあります
建物の右側に保存されているのは
ミニ・クロコダイルの愛称で親しまれたGe6/6 I形電気機関車
ロッド式の電気機関車は珍しく、かっこいいですねえ。
このほかに稼働状態の保存機もあって、ときおり保存運転が行われているようです。
Bergun駅、広い構内ですが無人駅です
北のほうから列車が接近してきました
Ge6/6 Ⅲ形機関車の牽くInterRegioでサメダンにもどります
Bergun(1714)-[RegioExpress 1153]-(1735)Samedan
夕食は、ピザ
あ、これじゃない
イタリア文化圏ですから
うまいうまい
<続きます>
喰い付いたのはピッザ・マルゲリータ!わはは!
ミニ・クロコダイルも、カッケー!
景色はアノ・アニメ少女の世界みたいです。(溜息)
by hanamura (2016-06-26 20:54)
模型みたいな風景っていうか、こんな景色がほんとにあるのはヨーロッパならでは?日本だと、看板やら、妙な建物やら、調和を壊すものが一杯ですから。
by Cedar (2016-06-27 02:23)
hanamuraさん
80年代まだ日本のピザはあまりおいしくなかったころ、ヨーロッパ旅行で食べたピザのおいしさにびっくりしたのを思い出しました。クロコダイル、ミニクロコダイルの走っているところを見たいもんです。
by やまびこ3 (2016-06-27 22:03)
Cedarさん
本当に日本はどこに行っても看板と電柱だらけでがっかりします。
香港や歌舞伎町のような看板だ似合う場所だけにしてほしい。
まだ、西日本に行くと瓦屋根の落ち着いた集落がところどころにあるのでほっとすることもあります。
by やまびこ3 (2016-06-27 22:05)
アルプスの山々を背にして
オメガループをゆく赤い客車列車が
雄大で素晴らしい情景ですね〜!
珍ドコの混合列車はまるで模型のような
面白い編成ですね(^^)
by あおたけ (2016-06-29 07:14)
あおたけさん
この日は天気もよく、貨物列車もたくさん走っていて充実した1日となりました。この時期のスイス、残雪もあり晴れればいいシーズンなんですね。
by やまびこ3 (2016-06-30 19:20)