アルプスの峠を訪ねて(その7-1 アルブーラ峠再び) [やまびこ(旅日記)]
アルプスの峠を訪ねて
(その7-1 アルブーラ峠再び)
4月30日
今日はFilisurのホテルに移動することになっていますが、前日のアルブーラ線撮影があんまり楽しかったものだから、今日も途中のBergunで下車して、午前中の撮影を楽しもうと計画を変更しました。
早朝、チェックアウトして、アルブーラ線に乗り、Bergunへ。
Samedan(817)-[RegioExpress 1124]-(846)Bergun
最後尾の客車の貫通ドアから沿線観察できました。
山を越え
トンネルを抜けて
橋をわたり
谷を越えて
Bergun駅にトウチャコ
スーツケースを駅のコインロッカーに入れるとバーコードの印刷された紙切れが出てきてこれがキー代わりになります。
小型/中型/大型とそろっています
駅前のミニ・クロコダイルに敬礼!
407号機、かっけ~なあ
4たび、地形図に登場願いまして
Bergunのオメガループは基本的に西向きの斜面なので、午前中は、上の方からの見下ろし構図が順光になります。最初は、2段目と3段目の間のヘアピンカーブを上から見下ろせるポイントに行ってみようと最短距離で上りにかかります。農道から牧草地の端っこ、さらに尾根に取り付き、斜面の北端をたどってヘアピンカーブのトンネル部分の上にたどり着きました。地図の中央部の点線の道を通ってOポイントにきました。
途中、1482mと記載されているところのあたりで、上ってくる南行列車をとらえます。
朝の光の中を走るRegional Express
いい気分でございます
O地点で光線を確認。次は北行の氷河急行が来るので、さらに上まで行ってみます。尾根に出てQ地点まで登ります。前日にも撮影した3段目のS字カーブをさらに高い場所から見下ろせるポイントに来ました。
長い編成の氷河急行がアルブーラ峠を越えて下ってきました。
まだ日が当たりませんが、S字カーブにボディをくねらせて下ってきます
トンネルを抜けて2段目に姿を現します。
編成が長すぎてカメラに入り切りません
氷河急行線用車両は後ろのほうに連結されています
しばらく待っていると、1段目に姿を現しました。
午前中は斜面全体に光がああっていて美しい
さて、待望の南行列車が接近してきました!
クール始発の「ベルニナエクスプレス」のパノラマ車両です
よっしゃ、先ほどのO点に向かいましょう。
半魚人電車が長い編成を牽いて上ってきます
北側のLatschの教会が美しい。青空もまだまだ広がっています。
ここからは谷を隔ててそびえるLatschの部落の教会の尖塔が見えておもしろい構図になりました。
もう1っ本、下から上ってくる列車を待ちます。Pポイントあたりです。
機関車牽引のRegional Expressがトンネルに入るところです
やはり標準の赤い塗装の機関車が似合うようですね。
今度は北行列車
だいぶ雲が増えてきて白っぽくなってしまいました
西側斜面は明るく爽やかです
Bergubの町を抜けて列車が上がってきました。
ラントヴァッサー塗装の機関車が客車を引いて街を抜けだしてきます
明るい牧草地を抜けて登ってきます
まだまだ楽しい撮影地ですが、午前の部はそろそろ打ち止めにしなくてはいけません。
午後から曇り、明日は雨の予報が出ています。
Bergunの駅に戻って次の目的地にむかいます。
<続きます>
2016-06-29 23:07
nice!(46)
コメント(4)
Bergun駅に保存されているクロコダイル機、
シブくてカッコいいですね〜!
以前にスイスを訪れたとき、
記念にクロコダイル機がデザインされたMONDAINEの
腕時計を買いました(^^)
by あおたけ (2016-07-04 09:32)
ヨーロッパの教会を中心にした村、ハイジの世界を見るようです。
すぐ近くにそそり立つ山々、冬の間はどんな感じでしょう。
地図好きの自分には、地形図を写真と比較できるのはなんとも言えない楽しみ。
by しおつ (2016-07-04 21:37)
あおたけさん
最近も運転があって、鉄道ホビダスの「今日の1枚」にも写真が載っていましたね。一度走っているところも見たいものです。
この日は土曜日のせいか、貨物列車はなく、角型電機の出番はありませんでした。
by やまびこ3 (2016-07-07 22:46)
しおつさん
山の上の方の教会のある集落、池田光雅さんの著作にも出てきているところで、ちょっと興味があります。
地図がお好きなんですね。私も堀淳一さん著作でヨーロッパの鉄道に興味を持った口で地図を眺めてはニヤニヤしています。
記念に1枚買ってきたかったのですが、かなり高くてあきらめました。
by やまびこ3 (2016-07-07 22:49)