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五能線・チャリ鉄行再び [はつかり(鉄系)]

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五能線・チャリ鉄行再び



9月2日(金)

秋の始めのチャリ鉄遠征です。

運転の続く583系「わくわくドリーム号」を中心に記録しようと北国に向かいます。
583系の青森への回送時刻に間に合わせるべく思いっきり早起きして「はやぶさ1号」に間に合わせました。

横浜(543)-[成田エクスプレス]-(612)東京
東京(636)-[はやぶさ1号]-(950)新青森

この時期「北海道新幹線開業記念・大人の休日パス」を発売中でしたので追加料金なしでNEXに乗りました。混雑する平日にはありがたいことです。

「はやぶさ1号」は新函館駅行きなのですが、このパスのせいもあってか尋常ではない混み方。トイレに行くのも苦労するぐらいデッキに人が立っていらっしゃいます。ところが、肝心の北海道内の鉄道ですが、台風被害の大きかった石北本線、根室本線のほかこの日は、函館本線でさえ函館-長万部間が不通。特急は全面運休となっていました。
(函館本線は、翌3日の午後から運転再開となりました。)
そうとは知らずに出発してしまった乗客もいるらしく、車掌による案内に車内がざわついてきました。

全然関係ないですが、朝食はこれ↓
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「戦国幕の内弁当」 米沢駅 松川弁当部 ¥1100
東京駅”祭”で購入


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ちょっと素朴な幕の内です


仙台-盛岡間が混雑のピークで、盛岡を出ると少しは余裕ができてきたようです。
11時前新青森に到着。
583系の回送電車を撮影に向かいますが、そののち、性懲りもなく五能線に向かいたいので乗り継ぎに便利な川部まで行って、平川鉄橋の撮影地に行ってみようと思います。

新青森(1127)-[3624M]-(1152)川部

岩木山、この時点では雲に隠されていました。

川部駅から南へ2Kmほどの平川橋梁、おそらく鉄橋を架け替えたときに微妙なカーブが残されてしまったのでしょう。トラス橋を抜けて、築堤を駆け下りてくる列車の姿を北側からになりますが、記録することができます。数年前に厳寒の大雪の時期に「日本海」を記録しようとして苦杯をなめたポイントですが、夏の訪問は初めてです。

川部からするすると走り、平川鉄橋のたもとのポイントに到着して準備。
最初のターゲットは649D。

電化の完成している奥羽本線ですが、末端部に非電化区間のある津軽線にキハ40を送り込むキハ40系の気動車列車が1往復設定されています。津軽線の気動車は以前は八戸車両センタの受け持ちでしたが青森車両センターの廃止と同時に秋田車両センターの受け持ちに変更され、送り込み列車が設定されています。秋田車両センタに所属する6両のたらこ色のキハ40系車両の運用が公開されており、ちょうどこの日キハ40系2両がたらこ色でくるはず?になっていました。

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やってきたキハ40。あれ?!普通の五能線色じゃん。と思ったのは早とちりで、こちらは五能線に入る列車でした。

続いて定刻にやってきた649D。

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深浦付近の海岸を描いたヘッドマークを付けてゆくキハ40-522


2両目は「五能」マークの キハ40-2018でした。

次の列車が回送の583系ですが、ここにきてダイヤを見直すと上りの654Mと至近ですれ違うダイヤになっているではありませんか。俄然気になってきてしまいましたが、今更どうしようもない。
川部よりの踏切が鳴り始めます。701系が鉄橋に駆け抜けると同時に向こうから583系の姿が見えました。
精神衛生上よくないなあ。


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やった~!583系をここで撮れました!


五能線沿線に移動しますが、自転車のサドルの調子が悪いのにLレンチを忘れたので、弘前側のバイパスの100円ショップに行って購入しようと思います。すぐ見つかったのですが、工具の在庫がなし。隣のホームセンターで購入できました。

ここからだと撫牛子駅が近いので1駅乗ったで駅が増えました。

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シンプルな無人駅、撫牛子
「ないじょうし」と読みます。



五能線で、深浦方面に向かいます。
ここにきて岩木山が見えてきました。岩木山バックの五能線もまた撮りたいところですが、今日はさきに急ぎます。

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岩木山が見えてきました



この時間の2830Dは何と4両編成。といっても後ろ2両は鰺ヶ沢で切り離しとなります。
今日は深浦までの途中のどこかで途中下車してちょこっと撮影プランを計画しており、前2両は鰺ヶ沢からワンマン運転となると思われますので、先頭の車両。(川部で向きが変わるので現時点では後ろの車両)に乗車します。

撫牛子(1309)-[2830D]-(1534)驫木


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鰺ヶ沢で切り離し作業中


驫木駅で下車して、驫木ー追良瀬間の塩見崎あたりで撮影しようと思います。

鰺ヶ沢で、「リゾートしらかみ3号」と交換し、後ろ2両を切り離します。
さらに停車時間が20分もあるのですが、ここで、「読売旅行」の団体ツアー客がぞろぞろと乗り込んできました。最近、ローカル線乗車を組み込んだバスツアーが人気で、この団体の話を聞くとはなしに聞いていますと、どうやら鰺ヶ沢-深浦間、約1時間の比較的長い乗車となるみたい。40人ほどが乗ってきたようですが、余裕で全員すわれました。
あとで、ツアコン氏が回って来て、「まちがっても千畳敷で下車しないでください。」と念を押していましたが、かなり千畳敷を押したようですね。五能線の車窓風景としては、千畳敷はそれほどでもなく、岩館海岸か北部なら深浦~驫木あたりの海岸美がA級だと思うのですがね。千畳敷は巨大なドライブインが正面にあって海が見えないんですよ。


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西日が当たる美しい海です



大戸瀬、風合瀬あたりのおだやかな海岸もいいなあと思ううち、驫木に到着。ここで下車します。
まずは、上りの「リゾートしらかみ」を撮るべく、塩見崎南の断崖の上に行きました。
今日は絶好の天気が続いてくれています。


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「橅」編成が岬を回ってきました


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明るい日本海を見ながらゆく絶好のポイントです



今度は塩見崎の突端に移動して「Rしら5号」を。
ここで移動の時間配分を間違えて、ばたばたになってしまいました。

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「くまげら」編成が塩見崎の短いトンネルに入ることろです


次の下り普通列車、もう少し上の林の際あたりで撮りたいと思っていたので、いったん上に上がって林に踏み込んでみますが、十分高い部分で入りこんだ先の藪・・・ここからは断崖の下が見えそうだったのですが・・・・
スズメバチが・・・ぶんぶん!  やばい・・・

かなり下の方で撮らざるを得ませんでした。


直前まで西日が当たっていたのですが、水平線上に伸びる雲の層に邪魔されて残念ながら・・・

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雲の影に太陽が隠れてしまいました



今日は深浦の旅館に泊まります。


<続きます>















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コメント 4

あおたけ

青森遠征、お疲れさまです。
このところ青森へのお出かけは、
ほぼ月イチペースですね〜(笑)
スッキリとした快晴のお天気に恵まれて、
日本海沿いをゆく五能線の「リゾートしらかみ」が
とてもいい感じですね(^^)
まるでJRのポスターのようなステキなカットです☆

by あおたけ (2016-09-15 19:49) 

やまびこ3

あおたけさん
私にしては極めて珍しいことに、この夏の東北遠征はずっといい天気に恵まれてかなり気を良くしているのです。五能線のキハ40の記念ヘッドマークなかなかいいと思いませんか。
by やまびこ3 (2016-09-15 22:04) 

いっぷく

コメントありがとうございました。
海岸線ぎりぎりのところに線路があるのですね。
山が迫っているから仕方ないのでしょうけれど。
荒天のときはこわいでしょうね。
by いっぷく (2016-09-16 10:40) 

やまびこ3

いっぷくさん
五能線のこのあたりは、冬になってちょっと風が吹くと運休せざるを得ない地域です。写真場所の少し南では1973年に貨物列車が波にさらわれて機関士が殉職するという事故も起こっています。慰霊碑があり、以前手を合わせてきました。
by やまびこ3 (2016-09-16 21:55) 

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