五能線・チャリ鉄行再び(2) [はつかり(鉄系)]
五能線・チャリ鉄行再び(2)
9月3日
1日五能線に張り付いて、海岸風景を記録しようと思います。今回の狙いの一つは、五能線北部の穏やかな海岸風景。
そこで、朝食後、大戸瀬まで行って南下してゆこうと思います。
深浦(738)-[2525D]-(804)大戸瀬
大戸瀬から南下しながら、撮影ポイントを探ってゆきます。
まずは、大戸瀬の集落の南側、海食崖を上ったところから、西側に張り出した小さな岬を見下ろせそうです。例にもれず電柱が線路に沿って立っているので、これをかわせる高さと角度の選択が難しいのですが風合瀬漁港の灯台をバックにできるところを見つけることができました。
第1候補にしましょう。
時間があるのでさらに先の漁港のわきの道の駅ふかうら「かそせ いか焼き村」まで行って食料を調達します。ここはちょっとした半島の先っぽにあり、五能線はその根元をトンネルで抜けています。このトンネルの先のところまで上ってみますが、あんまり海と絡めて撮れそうな場所は見つかりませんでした。
ために先ほどの高台まで戻って、あーでもないこうでもないとカメラをセットします。下からのびている雑草の穂先と上に貼られている無粋な電線の間を抜いて列車を待ちます。
この列車は過日話題にした3両編成うち1両回送扱いの2823D。
先頭車がタラコでした~。
夕日のヘッドマークのキハ40-1006です
後ろ1両は回送扱いになっています
続いて、青森からのリゾートしらかみ2号が通過します。今度は高台の少し南に移動し、
灯台は見えなくなってしまいますが、渚を走るところをキャッチ。
「リゾートしらかみ2号」 くまげら編成が行きます
さらに南に下ります。
半島の南側、風合瀬の駅付近でも小さな小さな岬を越えるところがあり、ここは線路に近接した場所で海を入れて撮ることができそう。ハマナスの実がなる海岸で風合瀬駅を通過する「ブナ編成」を記録できます。
新「橅」編成を至近距離でとらえることができました
さらに次の上り普通列車は、迷ったあげく、少し南の駐車帯のわきで・・・
キハ40 2両編成の普通列車
これはちょっと月並みな…失敗でした。
さてこの後2時間ほど列車がないので、先ほどの道の駅に行って、レストランでランチをいただきます。レストランといってもラーメン2種、カレーライス、どんぶり2種、ソフトクリームぐらいしかない小規模なところなのですが、日替わりどんぶりの、マグロとワラサのづけ丼をいただきました。
マグロとワラサのづけ丼です
まあまあかな。
午後は、驫木と追良瀬付近での撮影を計画していました。
まずは驫木駅。
驫木駅の少し南の崖の上から驫木駅を見下ろすことができます。
北行の「リゾートしらかみ3号」は青池編成
再び驫木駅。
木村文乃ちゃんの「来たぜ東北」とか中井誠也の写真でしられる海沿いのひなびた駅舎ですが、昼間、まして逆光の午後の写真になってしまいますので、どうなるか。
30分ほど時間があるので、待合室に入ってみます。窓を開けると涼しい風が吹き抜けます。
1人だけ、バイクでツーリング中のお兄さん、お父さんがやって来て写真を撮っていきました。
15分前、上の道路の傍らで構図を決めにかかりまあすと少しして何やら中学生ぐらいの体育着を来た生徒たちが数人車に乗ってやってきました。「先導車」と書かれたプレートを表示しています。デジイチを持った女子生徒が一人、何かの駅伝大会でもあるのでしょうか。
そのうち駅舎に入ってしまって視界から消えたところに上りの普通列車が到着。
海辺のローカル駅舎にたたずむ
次は、追良瀬駅近くのかってポスターで見た情景を探しに行きます。驫木-追良瀬間の台地の上を走っていると、「・・・・80・・・・」というタスキを付けた駅伝選手が北に向かって走ってゆきました。
「あれ?五能線開業80周年のイベントなのかなあ。」でも走っていたのは2人だけ、駅伝にしては
少なすぎます。あとで知ったのですが「五能線全線開業80周年記念襷リレー」なるイベントが開かれていたのですね。
でも2日前にプレス発表では遅すぎて応援のしようがないじゃないですか!
さて、台地から降りて今度は追良瀬川(十和田湖から出ているのは同じ読み方ですが奥入瀬川です)をわたり、追良瀬川にそった水田地帯を走る五能線を俯瞰できるポイントを探します。対岸の斜面の途中によさそうな場所が見つかったのですが、これは以前見たポスターより高すぎるような気がします。
それに足回りもよく見えないけど、あのポスターも足回りは見えていなかったなあ。まあよし。
ここで2本のリゾートしらかみを撮影します。
青森から戻ってきた「リゾートしらかみ4号」
この時間日が陰ってしまいました
「リゾートしらかみ5号」
西日が対岸の崖を赤く染めています
最後の撮影ポイントは行合崎の夕景ポイント。夕景というには日が陰ってしまいました。
夕日に染まる入り江を見下ろしながら国鉄型気動車が行きます
深浦(1826)-[リゾートしらかみ6号]-(2050)秋田
秋田につきました
秋田泊
9月2日
当初の計画では桂根あたりで、583系「わくドリ」の返し運用を撮影する予定だったのですが、ソネブロ仲間のあおたけさんの男鹿線のキハ5連の写真を見て、こちらにひかれてしまいました。時刻をよく調べると男鹿線の後で奥羽本線に回ってもちょうど間に合う、羽越本線もがんばれば・・・という感じ有ったので、ひとまず男鹿線に出かけてしまいます。
男鹿線専用のサボを付けたキハ40に乗って
秋田(539)-[1121D]-(614)天王
天王駅、なんと駅舎の新設工事が始まっていました
このあたり以前大雨でブルートレインが運休の憂き目を見た時に走り回ったことがありますが、鉄道写真撮影は初めて。西に向かい八郎潟と日本海を結ぶ船越水道の堤防につきますと、こんなところにまで、同業者が全部で5人。いよいよ撮るものが無いんですねえ。
八郎潟の水門です
白鳥は対岸のあたりに滞在中のようで撮影できませんでした。
寒風山をバックにカメラを構えて、待つ間もなく、1122Dがやってきました。
(実はなぜかもう1本後と思い込んでいまして、危ういところでした・・・)
今日も快晴!1122Dのお通りです
すぐに、駅に戻って・・・
羽越本線まで出かけるのは、この際断念して、奥羽本線内で抜けの良いところを探します。羽後飯岡付近は広々しているのですが、架線柱が線路の東側、以前撮影に来た八郎潟以北は架線柱が西側になりますので、こちらまでいってみます。
天王(713)-[1124D]-(740)追分
追分(744)-[1643M]-(801)八郎潟
去年のGW、俯瞰撮影をした後頃の下側ならミノルタ(稔る田)を入れて撮れるのではないかと思ってましたが手前の農道?が草ぼうぼうで一段高くなっていて難しい。八郎潟駅寄りにかろうじて6、7両なら撮れそうなスペースが見つかりました。
ここで4本の下り列車を撮影できました。
「リゾートしらかみ1号」 HB-E300系の新車です
E751系特急「つがる1号」
同和鉱業の緑のコナテナを連ねた貨物列車
さて「わくわくドリーム」号がTDRから戻ってきます。
真っ青な空の下を行く583系を撮れました~♫
ついでにサブカメラで流し撮り・・・
前は土手にかかってしまったので、後追いだけですが・・・
583系走る!
この週末もいい天気に恵まれて絶好の撮影ができました。
八郎潟(1013)-[2628M]-(1046)秋田
秋田(1213)-[こまち20号]-(1604)東京
<完>
お!男鹿線に立ち寄られたのですね(^^)
私が行った時はお天気がイマイチでしたので、
スッキリとした秋晴れのもとで撮られた
5連運用が羨ましいです(^^)
黄金色に色づいた稲穂と583系の組み合わせもいいですね♪
by あおたけ (2016-09-22 10:50)
あおたけさん
8月の遠征はほんとに好天続きで、ラッキーでした。そのせいでもないでしょうけどここのところの雨続き、何とかならないでしょうか。そろそろ秋本番、何処かにいきましょう!
by やまびこ3 (2016-09-23 20:09)