どこかにマイルで何処かに参る(2) [はつかり(鉄系)]
どこかにマイルで何処かに参る(2)
2017.5.14 根室本線撮影行(その2)
根室本線でも幹線筋と言える釧路以西に行ってみます。
撮影ポイントを調べると釧路近くでは尺別-音別間の丘からの俯瞰というのが出てきました。そして、どうせならDF200の牽引する貨物列車も記録しておきたいと、貨物時刻表のページを眺めますと・・・あれ、釧路まで入る貨物は2往復しかないのですね。
たしか、3,4本はあったような記憶があるのですが・・・調べてみると帯広以東を走る貨物はこの3月に1往復削減されてしまっていました。
それはさておき、1往復は撮影可能な時間帯にかかるのでぜひ押さえておきたい。
というわけで、釧路から数少ない普通列車に乗ります。
今度はキハ40の2両編成。北海道のキハ40もかなり少なくなりました。
釧路(714)-[2570D]-(811)音別
3,4人の乗客を乗せて出発。
大楽毛、新富士、と下車客があり、ほぼがらがらに。日曜日だからなあ。
東庶路信号場で停車し、1本目の貨物2091列車とすれ違います。だいぶ待たされたのち向こうの方にDF200のヘッドライトが見えてきました。
DF200-4号機がコンテナをひいてきました
結構長い編成の貨物列車が通過してゆきました。白糠を過ぎるといったん線路は内陸に入ってちょっとした峠を越えてゆきます。そしてまた湿原。
海岸に出て海岸段丘の下をしばらく進むと内陸に入って、音別に到着。音別は音別町でしたが、釧路市と合併して白糠町を挟んだ飛び地になっています。この時間帯は音別駅は有人になっていました。
音別駅にトウチャコ
さて、この音別駅の西側の丘陵地帯が撮影ポイントとなります。
チャリを組み立てて、レッツゴー。
最初のターゲットは上りの「おおぞら」になります。まずは丘陵地帯で一番高い丘に登ってみます。途中の斎場から先、チャリを押し上げることができまして、てっぺんまで行けました。西側の
展望が素晴らしい。東側は樹木が茂っていて見通しが聞きません。
後追いで記録しましょう。
8両の長い編成のキハ283系「スーパーおおぞら2号」
キハ283系の「スーパーおおぞら2号」が足元の海岸を通過して開けた内陸側に回り込んでゆきました。少し高度差がありすぎる感じ。
次にやってくるのがターゲットの貨物2093列車ですが、もう少し高度を下げたいのと少し遠すぎるきらいがありますので、もう一つ音別駅寄りの丘に向かいます。
こちらは旧町営の墓地の奥になります。同業者1名いらっしゃいました。
かなり離れた場所からになりますが、先ほどの丘の裾をS字カーブを描いて下ってくるところを、望むことができました。
DF200がコキを牽いて姿を現しました。
DF200-61号機がきれいにそろったコンテナをひいてきました
太平洋をバックに駆け抜けてゆきます
この2093列車は音別で荷扱いが設定されているので、45分ほど停車します。
この時間を利用して東の海岸に先回りしてもう一度撮影しようと思います。音別市街を過ぎて海岸沿いに入ってみましたが、海岸段丘の下の部分線路に平行して海岸寄りに道路はあるものそこに行きつく前の橋が通行止めになっていて進入できませんでした。残念。
海岸段丘を行く国道の方に進路変更です。2Kmほどっ進むと海岸段丘の切れ目から線路が見えました。この笹やぶの海岸段丘にちょこっと登ってみますとうまい具合に海岸をゆく線路が見えまあした。
音別で貨物を追い越した「スーパーおおぞら1号」
続いて
日曜日は音別での積み下ろしはないようです
最初の丘の反対側(東側)に行って、しばらく撮影しようと思います。
線路際から丘に登りますと海岸沿いの梅も見えていい感じ。
単行のキハ40がやってきました
今度は「スーパーおおぞら6号」
ふたたび先ほどのポイントに戻って
「スーパーおおぞら5号」が来ました
ここで昼食を撮ろうと思って町中に戻ってみましたが、やはり食堂と名のつくようなところは全く開いていないようです。北海道民の味方セイコマートの弁当にせざるを得ません。食べるところもなさそうなので、駅に戻って待合室をお借りしました。
こんなポスターがありました
本当に、乗るんかい?!
上りの貨物の時刻になりました。
東向きポイントに行きたいのですが、実は先ほど丘から降りてくる時にヘビに遭遇していたので、、、、それも2匹、、、マムシではなさそうでしたが、ぞっとしないので、先ほどのルートは撮りたくない。そこで、朝のポイントから頂上を越えて下って行くことにしました。これが予想外に遠く、結構時間がかかりました。なんとか、先ほどのポイントの少し上に到達できました。
「スーパーおおぞら8号」
普通列車はキハ40ばかりです。
下りの普通列車が足元の海岸を通過してゆきました。
あいや~!この列車、たらこ色のキハ40じゃあないですか?ぼんやりしていて、足元では撮りそこなってしまいました。
北海道には今何両残っているのかな
上りの貨物列車がやってきました。
2093列車で下って行った61号機ですね
これでひとまず撮影を終了。満足度120%でしたよ。
駅に戻りますとまだ少し時間があります。
音別川を渡るキハ40
「スーパーおおぞら」音別駅通過中!
音別(1653)-[2427D]-(1747)大楽・・・[空港バス]・・・釧路空港
釧路たんちょう空港
5℃ですか!寒いわけですた
釧路空港(2010)-[JL544]-(2155)羽田空港
お土産です。
「北の勝」 根室のお酒です
コメのとれない、釧路、根室にも蔵元があるのが驚きです!
<お終い>
DF200は北海道にこそお似合いな機関車だと思える画像ですね♪
by JR浜松 (2017-05-26 17:18)
私は、DF200形ディーゼル機関車が牽引するカシオペア号が、好きだなぁ。
・・・って、ドリームっしょ!現実的には、たらこ色のキハ40だわさ~!
by hanamura (2017-05-26 19:03)
JR浜松さん
やはり非電化の重軌条の上を走る姿が似合いますね。根室本線は本当に何もないようなところを走っていますので迫力満点でした。
by やまびこ3 (2017-05-26 23:59)
hanamuraさん
ドイツのディーゼル機関車のようにも見えるDF200。重量感があって好きですよ~。実はタラコのキハ40が釧路にあることに気が付いていませんでした。はっはっは!
by やまびこ3 (2017-05-27 00:05)
花咲線の翌日は釧網本線の釧路湿原かと予想しましたが、
根室本線で貨物を撮られたのですね。
海岸沿いを行くDF200の貨物、
とくにコキをくねらせるS字がいいですね~。
そしてタラコのキハに出会えたのも嬉しい鉄運ですね!
by あおたけ (2017-05-29 12:49)
あおたけさん
釧網本線も行きたかったのですが、あまりに列車本数が少なくて・・・
ノロッコ号でもはしている時なら良かったんですが。
根室本線は貨物も走っているし「おおぞら」は結構本数が多いので、なかなか楽しかったです。タラコのキハ40は想定外でした。
by やまびこ3 (2017-05-29 22:42)