春の上越・観光?(その2) [やまびこ(旅日記)]
春の上越・観光?(その2)
ときテツ乗車でごっつぁんです
2日目
今日こそは乗り鉄Dayにするのです。
なので、温泉もそこそこに妙高高原駅に送っていただきます。
高原(944)-[2349M]-(1035)直江津
何やら若者グループが駅に入って写真を撮りあっているので、おお、にぎわっているなと思ったのですが、このグループ、入場券を買って入って、なにかホームのシーンが使われているゲームをしているみたいでした。残念乗らないのかよ。
ET127系の4両編成で、2両は旧JR色のまま。2両は妙高山ラッピングのトキてつ塗装になっていました。
この子に乗って出発します
入れ違いに妙高山ラッピングの2両編成が入ってきました。
4両編成のほうに乗って、妙高はねうまラインをGo!
このあたり、ちょうど田植えの週末を迎えています。先週末と今週末がピークだそうです。
水を張った水田の向こうに美し妙高山
直江津駅で、日本海ひすいラインに乗り換えます。
奥のパノラミックウィンドウの車がET122型気動車です
直江津で、改札通路に店を開いている駅弁屋さんに心惹かれますが、この後のイベントがあるので、自重します。直江津からはえちごトキめき鉄道御自慢の新製ディーゼルカーの単行となります。電化区間ですが、糸魚川以西は交流電化のため交直両用電車としなくてはなりませんが、交直両用を製作するのは高価だし、搭載機器の都合で最低2両編成となってしまって、ローカル需要に見合わないとのことで、電車はあきらめ新潟トランシス製のディーゼルカーを導入しました。
それを逆手にとって、すべて新潟製!とうたったポスターをどこかで見かけました。
単行の気動車は海側1列、山側2列の転換クロスシートでなかなか快適。ほぼ座席いっぱいの乗客を乗せて旧北陸本線を走ります。直江津-糸魚川間はさほど海に近いところを走らないのですが、時々見る海と妙高山群の雪山が目を楽しませてくれます。
有間川駅は海に面した駅です
直江津(1050)-[1638D]-(1131)糸魚川
小一時間で糸魚川着。
糸魚川駅には旧糸魚川機関区の煉瓦造りのファサードが保存されています
なかには・・・
大糸線で使われていたキハ52が待合室として使われています
2時間ほどの折り返し時間で、どこかに行ってみたいと思いました。
事前に調べたところ、短時間で回れるところとして谷村美術館と翡翠園という日本庭園があるらしい。糸魚川駅のアルプス口のインフォメーションにおいてあった資料では、バス往復で滞在45分というプランが載っていました。、そんなもんかと、往路は歩いて行ってみましょう。
しかし、この考えは誤りでした。なんといっても
20分ほどの道のりですが、へろへろ歩いているうちに、数少ないバスに追い越されてしまいました。
ようやく到着した谷村美術館。
地元の篤志家が作らせた谷村美術館
現代仏教美術の美術館です。(中は撮影禁止なので・・・)
トンブクツーの町にいるような気分になりませんか。
そして併設されている玉翠園の日本庭園。
茶室から流れる水を眺めます
もう1か所、歩いて10分ほどの翡翠園に行ってみます。こちらは自然の斜面を生かした回遊式庭園。
入り口には巨大なコバルトヒスイが鎮座しています
パワーストーンだそうで、ぺたぺた触ってきました
斜面を生かした作りになっています。
庭園を山の上の方から眺める
静かな池を巡る庭園です
こちらも谷村さんのもので、地元では有力なヒスイ細工の収集家だったそうで、地下室には個人のひすい美術館がありました。姫川のひすいは緑より白っぽいのが特徴だそうです。
帰りはバスに乗ることができました。
まだ少し時間があるので、糸魚川の大火の後を少しだけお見舞いしてきました。広い範囲が何もなくなっていて痛ましいことです。
さて時間が近づいてきました。
今日はこれに乗るのです!
「雪月花」に乗れるのです。(*^-゚)vィェィ♪
料理担当の糸魚川の料亭「鶴来家」が食材を運んできました!
今日はこれに乗るのです!
えちごトキめき鉄道「雪月花」
昨年からえちテツのレストラン列車として週末のみ、上越妙高ー糸魚川間を往復している人気のリゾート列車です。鶴来家も大火の被害にあったのですが、短時間の閉鎖ののち調理場を借りて、上り列車に料理を提供しています。
あまりに、写真を撮ったりして乗車が遅れてしまいまして、携帯に受付嬢から電話がかかってきてしまいました。3mの距離にいたので何とも恥ずかしい。
2両編成で、1両は完全なレストラン列車。もう1両は指定席ですが、レストラン営業も行っているようです。指定されたのは1号車の海側の2人ボックス席。1号車の先頭部は個室風のサロン(追加料金が必要)、後部は2人用と4人用のボックス席、2号車は海側を向いたカウンター席と後部の展望席となっています。
乗車してみると既に座席にはランチのお重がセットされています。
三段のの重です
一段目はズワイガニのカニ寿司
二段、三段は地元の食材を使ったおかずが所狭しと並んでいます。
1号車の後部にはバーカウンターがあり、地酒4種類ほど、ワイン、ビールを販売しています。
バーカウンターはウッディな感じ
1号車の車内
今日も満員の模様。
糸魚川を出ると、名立(川にかかるホーム見学)、直江津(駅弁の立売イベント)、二本木(スイッチバック駅見学と地元の野菜販売)、妙高高原(駅前土産物屋で買い物タイム)と充実しています。
筒石駅の地下ホームでの見送りもありました。
名立駅停車中
ホームの下の名立川には秋には鮭が上るそうです
直江津駅に復活した駅弁の立売
ついつい1個買ってしまいます
二本木のスイッチバックでは、普通は行かない引き込み線奥のスノーシェッドまで入ってくれます。このあたり名物車掌の樋浦車掌の下も一段と滑らかになります。
車掌さんに「JRに乗り入れたりしないのか」と聞いたところ・・・
「私の口からは言えませんが、ご想像にお任せします・・・」
とのこと。
この車掌さん現在発売中の「旅と鉄道」誌に載っていました。この方、どうみてもテッチャンと思われます。
スイッチバックの二本木駅に停車中
田切川鉄橋から見下ろすΩ状の関川
妙高高原駅のトウチャコ、しなの鉄道の115系と顔合わせします
糸魚川(1355)-[雪月花]-(1647)上越妙高
妙高高原から一区間戻って上越妙高で終点。楽しい旅もお終いです。
お土産に、新潟の「こしひかり」をいただきました。楽しい旅をありがとう。
上越妙高(1713)-[はくたか]-(1912)東京
<お終い>
2017-06-01 23:18
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コメント(10)
レストラン列車の旅、良いですね。
高級な感じ!
by JR浜松 (2017-06-02 04:34)
「雪月花」乗ってみたいです!!!
企画列車は乗ったけど、リゾート列車は御無沙汰
とりあえず帰静(静岡へ帰省)はロマンスカー使用です。
by hanamura (2017-06-02 05:47)
昨年8月に直江津駅で食べた「にしん蕎麦」が
美味しゅうございました(^-^)
by johncomeback (2017-06-02 07:55)
新幹線のせいでブツ切れ分割3セク化された各社~いろいろ思うことはありますがとも、がんばって欲しいです。
楽しくないコメントですみません。
by Cedar (2017-06-02 09:29)
なるほど
鉄分ありですね。
by フジトモ (2017-06-02 20:27)
JR浜松さん
「雪月花」はランチコースのわりに結構いい値段とるのです。
1日フリーきっぷとお土産付きなので、まあ許容範囲かなと。カニ寿司は今まで食べたことないくらいカニがいっぱい入っていました。料理は総じておいしかったです。
by やまびこ3 (2017-06-02 21:33)
hanamuraさん
最近、快速急行が増えたのでロマンスカーは時間が合うときしか乗りません。実はRoyal Expressのガイドブックを取り寄せてしまいました。が、ありゃなかなか乗れませんね。
by やまびこ3 (2017-06-02 21:36)
Cedarさん
第3セクター、下物は国有化すべきだとは思いますけどね。交流電化を持て余しているのを見ると、交流電化のメリットを最大に享受しているどっかの帝国から税金とりたくなりますね。
by やまびこ3 (2017-06-02 21:42)
フジトモさん
今回は撮り鉄は無しなので、申し訳ありません。しなの鉄道のように115系でも走っていれば撮影に行きたくなるのですが・・・
機会があれば、水鏡を撮りに行きたいところです。
by やまびこ3 (2017-06-02 21:44)
johncomebackさん
上越のうまいものがたくさん出てきました。ニシン蕎麦も北前船の伝統が生きているのかもしれませんね。
by やまびこ3 (2017-06-03 06:35)