TABETETSUの伊豆 [やまびこ(旅日記)]
伊豆急行たべテツの旅
6月3日 ようやくの伊豆クレイル
ようやく体験することができました。
JR東横浜支社が伊豆急行に送り込んだリゾート列車「伊豆クレイル」
どうせ乗るなら快速ロザ扱いの4号車ではなく、レストラン列車のツアーでと考えておりました。
6月の日帰りプラン予約オープン後、すぐに申し込んだところ取れました~。ま、そろそろ開業景気は終わったころですもんね。
乗車券、指定券、食事バウチャーが送られてきました
るんるん、小田原駅にいきませえう。
小田原駅改札内コンコースには伊豆クレイル乗車旅客専用のラウンジがしつらえられています。
ラウンジのドアが開いています
入り口ではNREの係員が何やらお土産袋を配っていましたが、肝心のラウンジは・・・・・
ただの待合室でした。コーヒーかお茶のサービスぐらいあるのかと思いましたが、、、
伊豆クレイルのOゲージ大の模型と伊豆地域のパンフレットが並んでいるだけと期待はずれです。
大型モデルはあったものの・・・・
これならホームに出て電車でも眺めていた方がさっぱりします。
11時前いったん4番線ノームに入った「伊豆クレイル」の651系4両編成は、いったん熱海方の引き上げ線に入って、11時30分、ようやく4番線ホームに戻ってきました。
「伊豆クレイル」入線です
さて乗車しましょう。当方、相方と2人なので1号車の海側のカウンター席を指定されていました。
1号車は海側、山側のペアカウンター席、2号車は4人用の半個室ボックス席になっています。3号車は販売カウンターとイベントスペース、4号車は一般のロザ扱いの指定席。
こちらは山側の2人掛け席
私共の海側カウンター席です
1号車にはすでにランチボックスがセットされています。あっという間に満員になりました。後で見たのですが、この日は4号車までほぼ満員の盛況でした。
ウェルカムドリンクとしてビールをいただきます。
地ビールかサイダーの選択です
出発進行!
小田原(1140)-[伊豆クレイル]-(1408)下田
さっそくランチをいただきましょう。夏のランチボックスは↓
石橋鉄橋の上でいただきます
根府川で2番線に入り、特急「SV踊り子」を退避。
この間海が見える眺めの良いランチタイムなのですが、停車位置が前過ぎてあまり海が見えません。せっかく長い退避線があるのだからホームにかからないところに止めることはできないのかな。
熱海で小休止。
伊豆急専用の1番線にはリゾート21のキンメ電車が止まっていました。
号車札にもキンメマーク
熱海を出ると伊豆多賀手前の斜面からの網代湾の眺めうつくしい。
このあたりで、ランチはあらかた食べ終わって、デザートの皿が供されました。
美しい網代湾を見ながら
(帰路撮影したものですが・・・)
デザートとコーヒーをいただきます
至福の一時ですわ
伊豆多賀から熱海高校へぬける遊歩道は完成したらしく、もしかすると新しい俯瞰ポイントができているかな。
ハワイアンな海岸を眺めて伊東駅へ
伊東から伊豆急線に入り、運転手と車掌も交代。
川奈から高台をゆき、ところどころ見える伊豆の海が美しい。今日は絶好の天気で、大島もくっきり見えています。
このあたりでイベントスペースではピアノの演奏が始まりました。
伊豆の地元で活躍するピアニストさんの演奏に
赤洞川鉄橋からの眺めも新鮮でした。
伊豆高原の車両基地、リゾート21を改装した「Royal Express」の姿が見えるかと思いましたが、
その姿は無し。(帰路、建屋の中に白いままの1両が見えました。まだ塗装も終わってないんだ。)
たくさんのトンネルを抜けて熱川を過ぎ、片瀬白田から海岸線を走ります。ここでゆっくり海と島を眺める一時停車時間がとられています。
今日は伊豆大島もくっきり
澄んだ水、夏の海
稲取を過ぎると・・・
志津摩海岸から稲取の温泉を眺めて
河津からは海を避けたルートで、竹林や森の中を抜けてゆきます。
伊東駅にトウチャコ!
先行したキンメ電車やSV踊り子が休んでいます
下田で70分の休止があります。温泉に入るにはやや短い。
この時間で行けるところとして、下田公園のあじさい祭をピックアップしていました。案内所で聞くと色づきが今一つということでしたが、咲いているということでしたので、ここに行こうとタクシーで向かいます。
下田港の南側の小山が下田公園で、すぐつきます。
下田港の対岸になります
下田公園に入ってみましょう
案内所のお姉さんはまだ少し早いといっていましたが、どうしてどうして、下半分は十分に見ごろを迎えています。
斑入りのあじさいは珍しいのでは・・・
下田港と下田市街を見下ろす丘に登ってきました
美しい額あじさいがたくさん咲いています。この辺で時間切れ、下山して帰りはあるいてみましょう。
古い民家のナマコ塀が美しい
水路沿いのペリーロードに沿って古民家が点在しています
市内の小さな神社も歴史を感じさせます
下田駅前に戻ってきました
寝姿山の頂上にもアジサイがたくさん咲いていたはず
それでは、帰りの列車に乗りましょう。
よせばいいのに、帰りの「伊豆クレイル」も予約してきてしまったのです。
「伊豆クレイル」に乗ってGet Back!
伊豆急下田(1520)-[伊豆クレイル]-(1712)小田原
帰りも同じ1号車でしたが、海側しか乗客がいない状態でした。土曜日の上り列車だからこんなもんかなあ。
復路の料理はサンドイッチとスイーツの1ボックス。
美味しそうです
稲取付近で食事をいただきます
復路は淡々と過ぎてゆきます。
1日上天気で、この時間も大島がくっきり浮かんでいました。小田原まで乗っても景色も料理も十分楽しめました。
結果から言うと、料理の内容も運転時間帯も下りのほうがベターだと思われました。
機会があれば泊まりでもう一回乗ってみたいもんです。
<お終い>
おぉ~!これはイイですよねぇ~!天気もヨカッタですね。
私が帰静(静岡へ帰省)して、洗車と水撒きしたので、日曜は雨!
行きも帰りもVSEだったのですが、小田原駅が大混雑!でした。
外国人団体が多く、国際的なナニカ行事があったのかなぁ?
by hanamura (2017-06-19 06:17)
伊豆クレイルは興味がありました。
今回の乗車記はとても参考になりました。
機会があれば乗車したいです。
by ミスター仙台 (2017-06-19 17:26)
専用ラウンジはスゴいと思いましたが、期待外れなんですね(*´∇`*)
by johncomeback (2017-06-19 22:36)
こういうのって、ひそかに×かなと思ってましたが、なかなかよさそうですね。
問題は爺独りでは乗れそうもない(乗っても楽しくない?)ことです。
by Cedar (2017-06-20 00:53)
hanamuraさん
伊豆クレイル、楽しいです~。
伊豆の海も南に行くほど、青さがどんどん増してゆくのがわかるほどでよかったですわ~。
by やまびこ3 (2017-06-20 21:13)
ミスター仙台さん
伊豆クレイル、乗るなら下りのほうがいいと思いますが、平日に走っていないので、かなり取りにくいのが難点です。今度は泊りで乗ってうまい金目鯛でも食べたいです。
by やまびこ3 (2017-06-20 21:15)
johncomebackさん
そうなんですよ。あのラウンジは何のためにあるのか???
思いついてすぐ乗れる列車ではないのですが、機会があればぜひどうぞ。八戸のTOHOKU EMOTIONも興味あります。
by やまびこ3 (2017-06-20 21:17)
Cedarさん
まずまず手の出ない値段ではないので、こういうのもありかと思います。伊豆クレイルは女性向けとのことですが、男性カップル?ものっていました。
おじさん向けの呑兵衛電車も定期的に運転してくれないかな。(ビールは苦手なもので)
by やまびこ3 (2017-06-20 21:21)
この列車は優雅でいいですね。
食事もおいしそうだし。
一本つけてくれたらなおよろし(“観音温泉”ってのは、水ですか?)。
新宿からのロマンスカーと組み合わせれば、優雅な一日を過ごせそうですね。
by skekhtehuacso (2017-06-20 21:53)
skekhtehuacso さん
伊豆の魅力はやはり夏の青い海ですよね。この日は本当にいい天気に恵まれて食事も帰りにはワインも進みました。
和風のリゾート列車もほしいところです。
by やまびこ3 (2017-06-21 22:52)