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梅雨のない国へ(その3) [やまびこ(旅日記)]

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梅雨のない国へ(その3)
爽快!天塩川逍遥



6月12日

北北海道最終日、天気が回復することを期待しますが・・・・
朝から霧が出てよくわかりません。

朝一番の上り列車は、滞泊地の南稚内からいったん稚内まで回送されて行き、定刻前戻ってきました。
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なぜか、跨線橋を使わなければならない2番線に入るキハ54


数人の乗客を乗せて出発します。


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やっぱり利尻富士は見えませんなあ(・・,)



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抜海駅、立派な駅舎です



このあと、牧場の中をごわ~んと走ってゆきます。

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勇知駅、車掌車をそのまま使った無人駅はたくさん残っています
こんな具合に内装、外装をリニューアルした駅もたくさん見られました


天塩川に沿っていますが、ほとんど平たんで、森と牧場の間を抜けてゆきます。

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直線を走ります



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雄信内(おのっぷない)で下り単行列車と行き違い
駅の周りには何もありません



雄信内の南、天塩川に沿って上ってゆく区間です。

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滔々と流れる天塩川
大きなダムがない天塩川の豊かな流れです


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糠南(ぬかなん)駅に到着


南稚内(524)-[4324D]-(647)糠南


駅の周りには牧場が1,2件あるばかりです。ここ、知る人ぞ知る秘境駅!かなりの駅が走煮になってしまった結果、この駅が番付ベストテンに入るようになってきています。駅名票の隣駅「雄信内」はシールが貼ってありますが、かってはこの間に上雄信内駅がありました。


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板張りのホームから張り出したところに物置が・・・


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扉を開けてみますと、中には時刻表や運賃表のほか・・・


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「YODOKO NEWS」
なんと、ヨドコウのPR誌がまとめておいてありました


さて、駅を観察しているばかりでは能がないので、天塩川に沿ったポイントで「サロベツ」を撮影しましょう。チャリを進めること10分。川沿いに線路の一段下にお立ち台がありました。ここから川を見ているとトンビのような鳥が水に飛び込んで魚を捕まえています。


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ここにきて天気が回復しました



4324Dの後を追いかけてくる「サロベツ2号」が来ました。


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美しい天塩川に沿って走ってきます


このあたり、支流の錦川を渡る橋梁があるのですが、3つ連続で鉄橋がかかっているので、この橋がそれかどうかよくわかりません。かなり前に「編集長敬白」に編集長がこのポイントで9600型の貨物列車を撮影された写真が載っていました。

今度は下りの普通列車

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キハ54の単行4323D



この後しばらく列車の間隔があきますので南隣の問寒別駅まで遠征してみます。


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糠南駅にいったん戻って



ひと山越えたところが問寒別です。こちらは農協もありちょっとした集落になっています。

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問寒別駅もヨ駅舎



リニューアルされた駅舎内には、1990年ごろの無人化前のお別れ会の新聞記事などが掲示されていました。

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交換施設の跡地にはきれいな花が咲いていました



糠南に戻りまして再び錦川鉄橋へ


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特急「宗谷」が築堤上を行きました



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鉄橋に差し掛かります



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豊かな天塩川を見下ろしてゆきます



そろそろ先に進みましょう。

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4326Dを捕まえます


この列車も数人の乗客とすいています。

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そんな中でも天塩川温泉は立派な駅舎でした
喫茶店を併設しているみたい



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蛇行する天塩川についてゆきます


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音威子府駅トウチャコ
単行気動車は駅舎前の1番線につきます



このホームは2両分ほどしかないので、特急列車は跨線橋を渡る2番線、3番線で発着しています。
音威子府で下車したのは・・・

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「音威子府そば」の「常盤軒」でそばをいただくためでした



昼下がりですが、すいています。この常盤軒、ず~っと前はホームで営業していたのですが、天北線廃止後、駅舎内に移転。その駅舎内の店もそろそろ閉めるとどこかで見たことがあったのです。

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特急列車の時刻になるとお客さんが集まってきます


さて、いただいてみましょう。

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黒い面に黒い汁
かき揚げ蕎麦をいただきました



黒いけど、味はあっさり系の薄味でした。どうも麺はいったんゆでであるようです

音威子府駅車内に天北線記念コーナーがありました。

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いろいろな遺物や記念品が展示してありました



15時過ぎ、「サロベツ4号」で旭川に向かいます。


音威子府(1501)-[サロベツ4号]-(1648)旭川

旭川盆地に入ると今日は大雪山系の山々がきれいに見えています。

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旭川空港からは大雪山、富良野岳が素晴らしく見えていました。上富良野岳の噴煙も観察できました。


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最後の晩餐
ビールはやっぱりサッポロね!



旭川(1935)-[ANA4788]-(2120)羽田


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夕刻の北海道上空から
深川方面を見送ります



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支笏湖、洞爺湖、苫小牧の海岸も
美しい夜のとばりが降りてゆきます



<おまけ>

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お土産の「音威子府そば」
ギロギロのグログロですが、大変おいしかったです







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コメント 10

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
北海道出身ですが「天塩川」を見たのは4年前に「大人の休日倶楽部パス」
で宗谷本線を走破した時だけです。北海道第二の大河、良い川でした。

夕焼けの写真にグッときました(^^)
by johncomeback (2017-07-05 21:09) 

skekhtehuacso

そうだ!思い出した!
音威子府そば、私が中学生の頃はたしかにホーム上に店がありましたよ。

それに、閉店しちゃうんですか?
いやー残念だな。もう一回食べに行きたいな。
by skekhtehuacso (2017-07-05 22:51) 

ken2

宗谷本線の旅、いいですね。地元人ですが
今回のやまびこ3さんの記事を見て、また稚内まで乗ってみよう、
常盤軒で音威子府そばを食べに行こうと思いました...
by ken2 (2017-07-06 18:26) 

hanamura

さて、蕎麦でも手繰りに行こうかねぇ!
え?うわぁ!CLASSICの瓶だぁ! ってソコかい?
新緑、水田、雪山、いいですねぇ~。(とって付けた感じ?)
by hanamura (2017-07-07 19:39) 

gardenwalker

こんにちは
いいですね、北海道
梅雨の季節にこうした景色を見ると
なんだか気分が晴れ晴れします
音威子府駅のお蕎麦20年くらい前に食べました
たしかこんな感じで黒かったです
回りの皮も挽くようですよね
by gardenwalker (2017-07-08 11:27) 

やまびこ3

johncomebackさん
稚内、意外に店が多いなと思ったら、ロシアの船員向けの店が多いのですね。密航警戒か町中に警察官の姿が多かったなあ。
天塩川、自然が残っていて三日月湖もたくさんあるのがいいですね。
by やまびこ3 (2017-07-09 22:46) 

やまびこ3

skekhtehuacso さん
昔はホームにあって、鉄道員の方がよく利用していましたねぇ。閉店するとどこかで読んだ気がするのですが、ネタ元が見つからなくなってしまいました。できれば長くやってほしい。

by やまびこ3 (2017-07-09 22:54) 

やまびこ3

ken2さん
北海道にも梅井そばが何か所かありますが特徴ある音威子府のそば、道の駅にもそばがあったようなので、こちらでも食べられるのかな。
by やまびこ3 (2017-07-09 22:56) 

やまびこ3

hanamuraさん
そば、さけ、〇〇〇があればどこへでもいきますよ!
JR北海道、本当に半分なくなってしまうのでしょうか。
by やまびこ3 (2017-07-09 22:58) 

やまびこ3

gardenwalkerさん
6月、7月の北海道、天気が良ければ最高ですよ。
音威子府村もいいなあ。
by やまびこ3 (2017-07-09 23:02) 

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