会津に行って雪とたわむる(3) [やまびこ(旅日記)]
会津に行って雪とたわむる(3)
2018.1.5 会津盆地歴史の道
今日は前日の朝いい感じだった、会津坂下-塔寺間に行ってみようと思っていましたが、柳津町内でも気になるところがありましたので、朝飯前に行ってみます。
町内の奥の方には、合掌造りの古民家がならんでいるとパンフレットに記載されていましたのでまずそのあたりへ。白川郷にあるような鋭い屋根の合掌造りではなく、比較手駅緩やかな勾配の屋根の民家です。ほとんどの建物が改造されていて、ちょっと元の風景を想像し難かったのが残念。
さて、朝の撮影は・・・・虚空蔵損福満円蔵時の裏手を只見線が築堤で走っているところがいいポイントの様でしたのでそこに行ってみますと雪の中、杉木立の中を走ってくるところがいい。そこへ下り列車がやってきました。
下り始発列車423Dです
もう1か所朝飯前に虚空蔵尊もお参りしてゆきます。表参道は旅館の横の階段になるのですが、
裏手の参道から入ってみます。福島県内の虚空蔵損としては柳津と並んで、福島市内黒岩の虚空蔵尊が有名なのですが、福島市内の方は、やまびこの幼少期の住まいの近くで、境内であそび回っていた記憶があるので懐かしい感じがよみがえってきます。
満福虚空蔵菩薩円蔵寺の本堂、雪に閉ざされそうです
黒岩にもあったなあ、牛 なでなでして行こう
表参道の階段から山門を見上げています
1月7日には裸参りが行われるんです。
旅館のすぐ前からバスに乗って坂下の西側の雪原に到着しました。線路にはたどり着い
たものの撮影できそうな場所には、用水路を何カ所か越えて遠回りしなければなりません。
南に大きく回り込んで、除雪されていない農道をかき分けて進みます。
昨夜は雪が降らなかったので、杉木立の雪の様子は今ひとつ、そのかわり飯豊山、磐梯山がまずまず見えているのでこれをメインに撮影しよう。一本の木をアクセントにしよう。
飯豊山、だいぶ雲が出てしまいましたが
坂下の市街地の向こうには磐梯山
さて、426Dが会津坂下駅に入ってしまったため、引き上げかけたところ、塔寺方向から変なのがきました。
これはこれはユニオン建機の除雪車両ではないですか?
こいつを走らせるには線路閉鎖しないといけないような気がしますが、ほんの数分の差で追いかけてきたのは意外です。坂下方面までいかずに撮影した樹木の後ろで停車してしばらくのち、そのまま折り返していってしまいました。
はるか向こうを見ていると、七折峠の上りに差し掛かると、盛大にロータリーヘッドから雪を噴き上げて除雪作業を進めてゆくようでした。う~ん、あっちの方で待っていれば撮れたのに。
街中に戻りましたが、次の列車まではまだまだ時間があるので、坂下に来る途中に見かけ、気になった「重要文化財」の「立木千手観音」を見に行ってみようと思います。うまい具合にバスの便があり往復できそうです。
塔寺駅近くの旧道沿いのバス停で下車すると千手観音のある恵隆寺はすぐ。こんなところに重文の観音様があるとは知りませんでした。
恵隆寺の境内
小ぶりな三重塔がありました
塔寺という地名はこれから出ているのかもしれません。
本堂に向かいます。
この柱に抱き付くいて願い事をするとかなうそうです
内陣にも抱き付き柱があります
拝観料を払って堂内にはいると観音様を覆っている覆い布を持ち上げていただけます。中央に十一面千手観音、その周囲に十二神将などの多数の仏像が安置されえいます。内陣は撮影禁止なので、写真はありませんが、ふくよかなお顔のいい仏さんでした。寺史では平安次際にさかのぼるもの。
いいもの見せていただきました。
つづいて、隣接地にある心清水八幡宮にお参りして坂下にもどりました。こちらにも重要文化財の「塔寺八幡宮長帳」が保存されているそうです。
静かないい雰囲気です
坂下町内に戻り、開ていた食堂でかつ丼のランチ。
ソースカツ丼よりこちらの方が好きなのです
先ほどん雪原の先の踏切が見えたところに行ってみます。
生きていると思っていた踏切は、冬季閉鎖中でまたまたラッセルラッセル・・・
午後の1番列車は坂下で交換するので、ここで2本の列車を撮影できます。
踏切の先でカメラを構えて待ちます。
428Dが七折峠を下ってきました
下り列車が来ました。
磐梯山だいぶ見にくくなってしまいました
峠に向かって勢いよく上ってゆきます
さて、坂下町内に戻り、会津若松までのバスを捕まえますが、タッチの差で町内のバス停でバスを逃してしまいました。30~60分おきにあるのですが、この時間だけなんと90分待ち。バイパスのSCにあったドトールコーヒーで時間をつぶして待ちました。
会津若松では今日は東山温泉に投宿します。
楽天の12月のセールで結構安い価格で温泉宿がでていました。まあ、平日扱いということもあるのでしょうが、「新滝」がかなり安くここにしました。
東山温泉の老舗旅館のひとつですが、温泉が都合4か所あり堪能しました。チェーン店の「千代滝」の浴場も使えるようでしたが、寒くて外へ得得る気にはならず。
いい雰囲気の温泉場です
食事もかなりおしゃれ。
食事も豪勢
和牛の陶板焼きおいしくいただき
地酒も充実しています
この旅館、竹久夢二が長逗留していたこともある老舗で、彼の書いたものがいくつも展示されています。ラウンジではコーヒー、お茶が乙でもサービスされ、地焼酎も飲み放題でしたよ。
「八重の桜」のときには綾瀬はるかさんも泊まっていたんですねえ。
<続きます>
僕もソースより卵とじが好みです(^^)
by johncomeback (2018-01-17 22:52)
素敵な宿に泊まってますね。鉄だけで無いところが良いです!
by Cedar (2018-01-17 23:16)
johncomebackさん
かつ丼、最近はやりのソースカツもいいですが、やはり卵とじが好みです。
by やまびこ3 (2018-01-18 23:12)
Cedarさん
ちょっと贅沢してみました。お風呂がいろいろ入れてよかったです。やっぱり平日がいいようですね。
by やまびこ3 (2018-01-18 23:13)