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南ドイツ鉄道探検記(2) [やまびこ(旅日記)]

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南ドイツ鉄道探検記(2)



4月27日:ミュンヘン観光編

ミュンヘン滞在1日目。いい天気です。
こんな日は撮り鉄に出かけたくなるのですが、段取りとして市内観光に出かけます。
相方に電車の乗り方、市内の歩き方を教えておかなくては。

Sバーンのローゼンハイマープラッツ駅で、MVV(ミュンヘン交通連合)の1日乗車券を購入してSバーンで市内中心部のマリーエン広場に向かいます。6.7ユーロの1日乗車券でSバーン(国電)、Uバーン(地下鉄)、市電、市バスすべてに乗れるので大変便利です。


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新市庁舎の時計塔がきれいです



まずは、バイエルン王家の宮殿、レジデンツに行ってみます。






マリーエン広場から北に向かうとレジデンツ横のオデオン広場。


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19世紀にたてられた将軍堂



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レジデンツの巨大な正面
前面のマックス・ヨーゼフ広場にはゲーテの像が置かれています



さあ、レジデンツに入ってみましょう。
レジデンツは14世紀から数世紀にわたって増改築が行われ、全容は見通せませんが、複雑な構成になっていますので順路に従ってみてゆきます。

入り口近くにあるアンティックヴァリウムという大広間

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古代彫像が名並んでいます



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壮麗な部屋を数十も見物しました


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あちこちに彫像が飾られている


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最後に一族の肖像が所せましと並んでいる祖先画ギャラリーを通って・・・


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豪華、豪華です



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レジデンツからゲーテ像を望む



街角の風景も・・・

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さて、早くも昼時になりました。
朝飯はクロワッサンだけでしたので、早くも腹ペコ。
ガイドブックを見るとこのレジデンツの一角にワインバーがあるらしい。そこに行ってみようということになりまして、壁沿いに北にのこのこ歩いてゆきます。


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お~、ここだここだ!
プファルツァー・レジデンツ。ヴァインシュツーべ



ちょっと高そうですが、意を決して入ってみましょう・・・
中は大テーブルに相席が基本の気さくなお店でした。


さて、頼んだのは・・・この時期の南ドイツといえば・・・・


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ワインシュツーベなので白ワイン(リースリング)をまず1杯



そして・・・・


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シュパーゲル・ミット・カルトッフェルン



ホワイトアスパラでございます。これですよこれこれ!茹ででも崩れないジャガイモを添えて、ごちそうです。4月E~5月のミュンヘンのちょっとしたレストランではこれが欠かせませんよ。

余は満足じゃ~。


いったん、マリエン広場に戻りました。


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市庁舎前の噴水



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青空を突き刺す市庁舎の塔



市庁舎の反対側には高い塔を持つペーター教会はたっています。
中はとても美しい。


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祭壇が美しいペーター教会の内陣


時間の都合で次のタイミングにしましょう。

広場に戻って市庁舎を観察。


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ファサードが美しい



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仕掛け時計もそのうちに見に来なくては



さて、この後、美術館にでも行こうと、市電乗り場のカールスプラッツに向かいます。
2年前に来た時には、レジデンツに向かう途中のマリーエンホーフ(広場のような感じ)にたくさんのアスパラガス屋台が出ていたのですが、今年はこの広場は工事中で、どこに出ているのかなと思たら、マリエン広場からカールスプラッツに向かうノイハウザー通りにたくさんの屋台が並んでいました。


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こちらは花売りの屋台



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シュパーゲル(アスパラガス)の屋台



2キロで7ユーロと激安ではないですか?
買って帰ろうかな。

市庁舎と並ぶミュンヘンのシンボル、フラウエン協会のダブル玉ねぎです。

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一つは工事中ですね



こちらにも入ってみます。


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ステンドグラスと天井が美しい



ノイハウザー通り沿いにはミュンヘン最古のミヒャエル協会があります。


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こちらは入り損ねました



地下道をくぐって、カールスプラッツの市電乗り場にやってきました。ここはミュンヘンの市電の聖地です。2面4線のホームのほか、この日り場で折り返してゆくループ線も配置されています。


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各種の市電がひっきりなしにやってきます



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27系統の電車に乗って



やってきたのはピナコテーク電停です。


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緑にかこまれたピナコテークに



アルテピナコテークという16世紀の絵画を集めた美術館とノイエピナコテークという19世紀以降の金星の絵画を集めた美術館が並んでいます。
アルテピナコテークはすいぶん前に来たことがあるので、今日はノイエピナコテークに行きたいと思います。

入り口の近く

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涼し気な池の前にカフェがあります



ぐぐ、ぐぐぐ~っと引力にひかれて・・・・

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カフェで涼んでしまいます



とさっぱり先に進みませんなあ。


DSC_1121.jpgカフェ何とかというコーヒーフロートをいただきます



いや~静かです。


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では、美術館へ



7ユーロでたくさんの美術品を楽しめます。ドイツの美術館は、ストロボなしなら写真撮影可なんで
すよね。

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マネの絵画です



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後期印象派の部屋は学生などでにぎわっています



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ゴーギャンに・・・



お目当てのクリムトも見ることができました。


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クリムトの婦人図です


ユーゲントシュティールの絵画なんかも堪能して、出ましたが、ムンクの絵があったのかなあ?見損なったかもしれません。


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市電に乗ってマリエン広場に戻ります




17時には市庁舎の仕掛け時計が動きます。

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ツェッペリンが飛んでいました



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人形が動いていますヨ



こりゃ、面白い。
すごい数の観光客でにぎわっています。


今日はここまで、ホテルに戻りましょう。


<続きます>
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コメント 4

skekhtehuacso

街全体がアトラクションみたいですね。
すごいなぁ。
それに、アスパラガスもうまそうですし。
ドイツじゃ青いやつよりも、ホワイトアスパラガスのほうが一般的なのでしょうか?
by skekhtehuacso (2018-05-16 22:16) 

やまびこ3

skekhtehuacso さん
お久しぶりです。南ドイツの白アスパラ(ドイツ語ではシュパーゲル)は春の風物詩。日本のタケノコみたいな感じではないかな。この後は緑色のが主流になってゆきます。
by やまびこ3 (2018-05-21 23:33) 

JR浜松

この記事も良いですね。
相方のプランに取り入れれば満足しそうです。
この時期はアスパラなんですね。実に美味しそうです。
そしてそしてドイツの白ワイン☆。美味いんでしょうね。
GWは、こちらは鎌倉にある華正楼に行って定評のあるフカヒレの姿煮とか食べて来たのですが、昔居たシェフが喧嘩早くて辞めてしまい味が落ちてました(^^;記事になりませんでした(笑)
by JR浜松 (2018-05-22 17:58) 

やまびこ3

ドイツは英語も完ぺきに通じるし、公共交通機関も充実しているし、旅行しやすいですよ。料理はおいしくないということになってますが、ソーセージとジャガイモ、ワイン・ビール好きのやまびこには問題なし。この時期のシュパーゲル(ホワイトアスパラ)は最高です。

by やまびこ3 (2018-05-22 20:49) 

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