キハ40、秋の始まり(2) [はつかり(鉄系)]
キハ40、秋の始まり(2)
9月22日羽越本線 続きです
南側の俯瞰ポイントに移動しました。
ここからは北側の線路を海越しに、蓬莱山バックで順光で臨むことができます。
まずは、「きらきらうえつ」がやってきました。
残り少ない485系由来のリゾート列車「きらきらうえつ」
まだ側面に日が当たっていません
正面に、蓬莱山の絶景、その奥に脇川の漁港をまたぐ高架橋が見えています。後ろを振りま得るとコンクリートを吹き付けられた切通しになっていて、真下は県道と海。南側の線路ははるか先に見えるのみになります。
貨物列車が北上してゆきます
「いなほ3号」が下ってゆきます。
E653系「いなほ3号」
たまたまかもしれませんが、この日は、「ハマナス色編成」「あい色編成」は1回も見かけませんでした。続いて貨物列車3098レ。所定では札幌から博多までの列車ですが途中駅まで運転されていました。
赤釜が長い貨物列車をひいてきました
美しい朱色の機関車です
このポイントの最上段、晴れると遮るものがないので背中に日を受けて暑い暑い。夏に来た時も暑かったけど、今日も季節外れの暑さです。
キハ40の普通列車が下ってゆきます。
827Dは青い新潟色の2両編成
越後寒川の先の複線区間で行き違った826Dが上ってきます。
赤の新潟色とタラコの編成でした
仙人はそろそろ下界に降りることにします。まだ時間は早いので桑川あたりまで出てみようと思います。1時間ほどでつくはず・・・。
今川の集落を抜けて、向かったのは板貝の集落。
板貝には1月に行われる、さいかの神という行事があるそうです。山の木を伐りだしてきて、あるものを作る。そのオブジェがこれ↓
手作りの御神体をお供えし、子孫繁栄を願って杉の枝葉といっしょに燃やすというのがさいかの神だそうです。あっちっち!ですなあ。
さて、集落の南側の高台にお宮がありまして、そこに登ってみました。お~、なんとかなりそうですよ。「いなほ10号」を待つことにします。
トンネルを抜けて
海に寄り添う漁村をかすめてゆきます
トンネルを2つ抜けると深浦海岸という小さな入り江、浜遊びをする家族連れの姿も見えます。ここに羽越本線が顔を出しています。
西日を浴びて進む「いなほ7号」です。
今度は浜の反対側に移動しまして、上下の普通列車を待つことにしました。もう少し高さがあると
よかったのですが、背が低いのは仕方がない。どこトレをみると上り列車が遅れているようです。
本来上下列車が、桑川-越後早川間の複線区間ですれ違うはずなのですが、どんどん遅れが拡大して、今川の北の越後寒川で止まってしまいました。今川ですれ違うかと思っていたのですが、どうなるのかと思ったら、トンネルの向こうに三つ目が見えました。
あれれ???
4094貨物列車も青釜でした
遅れていなかった貨物を先に通したのでした。それにしても羽越本線、青ガマ率が妙に高くないですか?
上り列車を先に通します
国鉄色風のキハを先頭にしてきました。昭和のころ、羽越線電化後も長く走った架線下急行「羽越」を思い出します。
残照を受けて下りキハが行きます
さらに先に進むと眼鏡岩なんて言う名所もあり、トンネル2つ抜けたところが桑川集落です。
もう日没です
「きらきらうえつ」が桑川に戻ってきました
車窓に日没見えたでしょうね。
桑川から次の普通キハに乗って、村上をへて新発田に向かいます。
村上で待機しているキハ40を手持ちで
この日は新発田で泊まりとしました。
駅前の寿司屋でいただきます。
なぜか、クジラの刺し身がありました
金升、王紋と地酒をいただきまして・・・・
勢いあまって寿司までいただいてしまいました
新発田に止まって翌日、悪天候の予報でしたので、帰りました。
<お終い>
「きらきらうえつ」が懐かしいです。天気の良い日に乗車したいです。
宇和島の凸凹寺に、お参りに行くのは、いつになるのかなぁ?
台風の風の音で眠れませんでした。まだ暗いけど家の中は大丈夫みたいです。
by hanamura (2018-10-01 05:06)
こんにちは
115系もそうですが新潟管内は
バラエティ豊かなカラーリングがいいですね
笹川流れの俯瞰ポイントはまだ登ったことがないので
楽しませていただきました
by gardenwalker (2018-10-08 10:23)
hanamuraさん
「きらきらうえつ」は食事なしのリゾート列車なので気楽に乗れるところがいいですね。485系もいつまで走ってくれるのか?そろそろ置き換え車両も欲しいですが、E653系とかを種にするのかな?
by やまびこ3 (2018-10-10 06:06)
gardenwalkerさん
新潟北部のこのあたり、普通列車はず~っと架線下DCでもったいないなと思っていましたが、今になるとキハ40最後の牙城になりそうで、面白いもんです。歩けばまだまだ美しいポイントはありそうです。
by やまびこ3 (2018-10-10 06:09)