秋・只見線にはまっている [やまびこ(旅日記)]
秋・只見線にはまっている
10月21日(日)
この日は、好天の予報でしたので、以前から行ってみたかった、現在の終点会津川口付近の絶景を目指します。下りの1番列車に乗って奥只見を目指します。
右のキハ40に乗って奥只見へ
会津三島より奥に乗車するのは30年ぶりぐらいなのですが、きっとあんまり変わってないんだよな。宮下ダムの堰堤の先に出ると長大なダム湖が姿を現します。ちなみに第一橋梁のところの水面は柳津発電所のダム湖となっていて、段状にダムが連なっています。第三橋梁で対岸に渡りトンネルを抜けると早戸温泉、この先には岸壁を行く眼鏡橋が有名です。
通称眼鏡橋を渡るキハ40
只見川第四橋梁は只見線では珍しい下路トラス
第四橋梁を渡り尾根を回ったところが会津中川。
会津中川で下車します
会津中川付近で撮った写真が奥会津のパンフレットに乗っていて気になっていました。
少し戻る形で、中川の集落を抜けて東側の山に入る道路を上ります。どうやら工事をしていて、望む高さまで登れない感じ。仕方ないので可能なかぎり限り上ってみました。
中川の集落を見下ろせるところまで来ました
上り列車426Dが折り返してきました
奥の水面に映る紅葉に注目です
草むらの中を走り抜ける列車
もっと奥の湖が見渡せるポイントがあることを期待したんですが・・・
杉の木が伸びてしまっています。
駅近くに柿の実をたわわにつけた柿木が線路際にありました。
日差しが強すぎて柿の実が目立たないな
さて、この後、有名な大志俯瞰に行こうと思います。中川-会津川口間は2.5kmほどなので、あるいてしまいます。
中川の道の駅「奥会津かねやま」でちょっと休憩。赤かごちゃいりソフトクリームとかいうのをいただきます。
赤いカボチャの身がぷつぷつ入っています
この時期、会津バスの「奥会津ぶらり旅」の臨時路線バスが走っているのですが・・・
おや、まあ。JR東日本仙台気動車色のバスですよ
只見川と只見線に沿って上ってゆきます。
会津川口に近い上井草橋近くから下流側を見ると、大志集落が湖の向こうに見えて
スイスのような景色です
40分ほどで会津川口につきました。
JAなども同居した大きな駅です
駅裏に回ってみると
SL運転の際に使われる転車台
駅構内にはキハ40が待機中
只見方面を見ますと・・・
鉄橋の先はずいぶん列車が走っていません
2011年の豪雨災害依頼運休状態が続いていますが、昨年2022年度中の復旧目指して復旧工事を行うことが合意され、今年の夏には復旧工事が始まったとの報道がありましたので、近い将来復旧してくれるものと信じています。
さて、大志俯瞰目指して山登り。
ここも送電線の鉄塔が目印になっています。
落ち葉で滑りやすい道を上ること45分、予想より短い時間で俯瞰ポイントにつきました。
鉄塔下の展望ポイントです
今日も「風っこ」があるので昼間の撮影チャンスが3,4回ありそうです。
まずは、下りの「風っこ」
サブでアップしてみます。
大志集落脇を行く「風っこ」
今日は気分いいだろうなぁ。
湖沿いに出てきました
山の紅葉はまだまだですが、広々とした奥会津の景色が最高です。
会津川口に停車していたキハ40が上ってゆきます。
美しい集落を行くキハ40
雄大な景色を行く「風っこ」
「風っこ」が集落横を駆け抜けます
最後だけ、マンダ~ラになってしまいましたが、大満足大満足。
坂を下って会津川口の集落に戻ります。
ランチを食べ損ねたので、何か食べるところないかと探しますが、まったく店が開いていません。
やっぱりなあ。
上井草橋まで少し迎えに行って、427Dを迎えます。
大志集落を過ぎて川沿いに走るキハ40×3
西日が顔を照らします
今回の帰路は、先ほどご紹介した「奥会津巡りバス」が臨時で会津川口-会津田島間をむすんでいるので、このバスを利用して野岩鉄道に出ることにします。
駅は込み合っていたのですが、只見への只見線代行バス、会津若松への430Dが出るとほとんどいなくなってしまいました。
やってきたバスは、只見線塗装のバスではなく、普通のバスでした。乗客はやまびこ1人だけ。運転手もなんだかやる気なく、1分早発。
昭和村を抜けて、標高1200mの船鼻峠を越えてゆきます。
峠の紅葉がちょうど見ごろでした。
乗客1人もままで、1時間半ほどで会津田島に到着。このバス、どう考えてもPR不足です。
旅行業界でも知らない人が多いのでは。
夕暮れ迫る会津田島駅
会津田島にもかって活躍したC11が保存されていました
会津田島で昼食兼夕食を食べようと思っていたのですが、店は開いてないし、やっと見つけたコンビニは米系のものなくて、パンと酒とつまみになっちまいました。
そういえば、会津田島駅にもウワサのこれがありました。↓
南会津の名酒が飲めます
会津田島からリバティで帰りました
とさ!
実は、翌週も会津に行ってしまいましたので
<まだまだ続きます>
峠の紅葉がいい色になってますねぇ!ウラヤマシイ!
会津田島だ!なんだか、もう、懐かしいです。
日本酒販売機は銘柄が変わってますね。
リバティの発車に合わせて、お弁当屋さんが来ませんでした?
by hanamura (2018-11-05 10:28)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
多賀城は「城」といっても普通の城郭は存在しませんでした。
「政庁」を中心に平安時代の街全体を「城」と定義したようですが
「日本百名城」に選出されたのは疑問です。
by johncomeback (2018-11-06 21:38)
hanamuraさん
弁当屋は来なかったなあ。17時台で遅いから期待はしていませんでしたが。
会津田島も只見線沿線からくると大都会に見えました。
by やまびこ3 (2018-11-07 22:42)
johncomebackさん
多賀城というのは城郭があるわけではないのですね。
なるほど。歴史の勉強をしないといけませんね。
by やまびこ3 (2018-11-07 22:44)