この秋引退した車両たち [はつかり(鉄系)]
この秋引退した車両たち 2018・秋
この秋もなじみの電車が何形式も去ってゆきました。
その中で関東で、記録することができた車両たち。
JR東日本常磐緩行線 209系1000番台
JR東日本がコスト半分、寿命も半分とうたって製造した209系基本番台の実績を受けて、千代田線と乗り入れる常磐緩行線用に製造した100番台。地下鉄規格で車体幅2800㎜のスリムな姿で登場しました。
JR東日本の新世代標準形式のE233系1000番台の増備に伴い、常磐緩行線から撤退、中央線快速の12両化に伴う改造中の車両不足を補うため、2編成が中央線に転戦して、帯色も
オレンジにしてすでに活躍を始めているようです。
すでに1運用だけになっていた9月末、代々木上原で千代田線から上がってくるのを待ち構えていました。
上りホームから眺めたさよならHM付きの209系
地下鉄の時刻表ばかり見て列車は被らないのではないかと思っていたら、メトロ乗り入れの小田急ロマンスカーが来ちゃって、狭い隙間から望むことになってしまいました。代々木上原ということがよくわかるのでまあよし!
その後、乃木坂駅で戻ってくるところをキャッチします。
東京メトロ6000系
209系より少なくとも1世代前のメトロ千代田線用車両。先日さよなら運転の模様を紹介しましたので、昔記録した編成をご紹介。
北小金-南柏間を快走する6000系
東急7700系
もともとは日本で最初のオールステンレス車両7000系。冷房化、VVVF化の改造を経て7700系になったとのこと。ほんとに長生きです。
9月のある日、池上線に出かけて記録しました。
まずは池上駅にて
7706編成が池上駅に停車中
池上-千鳥町間を行く7700系
千鳥町まで歩いてみましょう。築堤を上って第二京浜を越えた後大きくカーブして千鳥町の駅に滑り込みます。
千鳥長から出てきた池上行きをカーブで・・・
第二京浜越えの築堤を駆け下りてくるところも
今度は石川台に移動しまして、石川台-洗足池間の切通し区間に行ってみます。
特徴的な送電線を配置した架線柱と7700系をキャッチ
洗足駅に進入する7700系
東京郊外の起伏のある高級住宅地っていう感じです
最後まで、東急に残っていた車両は、この後養老鉄道に移動して活躍するそうですが、先方ではあと30年は使いたいとか。なんと80年も使われることになりそうです。
小田急ロマンスカー7000形LSE
7月のGSE増備で定期列車から引退した7000形。その後団体列車などに使われていましたが、9月から10月にかけてさよなら運転に相当する団体列車運用が何回か行われ、10月13日のさよなら運転で完全引退となりました。最後の1か月間、運転日には天気に恵まれず、遠出もする気になりませんでした。
9月30日にキャッチした団体列車で撮影は最後となりました。
本厚木-愛甲石田間を走る
小田急沿線に住み始めたのが1981年。その前年にデビューした7000形はピカピカの花形でした。
国鉄でも当時採用されていた簡易リクライニングシート、最後までそのままでしたが、懐かしいです。
最前列の狭さには閉口しましたが、ごくろうさんでした。
<お終い>
2018-12-04 22:30
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コメント(2)
大和(神奈川)に住んで、ロマンスカーはいっぱい乗りました。
展望席にも!その後ろの出入り口の席が足元広々で好きでした。
自分の単身赴任(転勤族)終了と重なって、いい思い出ですね。
by hanamura (2018-12-05 06:30)
hanamuraさん
神奈川の勤務お疲れさまでした。
静岡の生活はいかがでしょうか?ロマンスカー、GSEも2編成となって何回か乗車しましたが、あの座席のデザイン落ち着きません。
by やまびこ3 (2018-12-09 12:58)