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クリスマスにわく新装・高雄駅から [はつかり(鉄系)]

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クリスマスにわく新装・高雄駅から
台湾鉄路・南廻り線撮影紀行(1)



4か月ほど前、バニラエアーの高雄線があることを知って以来、南廻り線の撮影に行ってみたくなっておりました。年末近く、結構時間ができてきたのでようやく高雄へ向かいました。バニラエアーのチケットも安かったしね。

最初、手荷物のみで行こうと思って荷物をまとめていたんだけど、手荷物のサイズは何とか規定内に収まりそうだったんだけど、手荷物の重さ7Kgまでということ。カメラと望遠レンズ、ミニ三脚をリュックに入れて図るとその時点で8Kgごえ、全然ダメじゃん。追加で預け入れ荷物をポチっとやったら往復6000円もかかってしまった。(涙)

12月20日(木)3連休まえに休暇を取ってやってきたのは、東京駅前の東京シャトルバスターミナル。1000円のバスも予約してくると900円で乗れます。
これにしても、東京からも2社、大崎からも1社格安バスが走っていて20分おき具体にはバンバン出ているのに、こんなの客多いのか!予約客は各便10人程度に抑えてあとは先着順らしいのですが、土の便も満員の盛況。外国人も多いです。
予約してきたので順調に乗ることができて、成田へ第3ターミナルへ。



第3ターミナルは1回だけ到着したことがあるのでチェックインは初めて。バニラエアーの国際線チェックインは2時間前からなので、少しうろうろしたのち、チェックイン。ちゃんと手荷物の重さも確認していたんで、6000円はやむなしかと納得。


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バニラエアのチェックインカウンター
この時間はこの便しかないので一斉にGoって感じ


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バニラエアの国際線はWebチェックインできないので、ボーディングパスを発行してもらいました



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バスでA320機へ



LCCは大荷物持ち込ませないのが徹底しているのと定時発着厳守でやってくれるのがいいですね。
座席が狭いのも台湾までなら我慢できる範囲です。

さて、機内食をいただきました。バニラエアの場合は、事前購入はできなくて、当日機内食を購入することになるようです。食事も飲み物もその場で決済するので何とも時間がかかるのが難点。


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ようやくスープカレーをいただきました~!まいう~!


4時間かかって高雄に到着。
台湾の入国審査は両手の人差し指の指紋取られますた。さて高雄(カオシュン)に来たのは3回目なのですが、前回来た時にはなかった地下鉄MRTが空港まで開業していますので、これに乗って高雄駅に向かいます。
以前、台湾観光曲でもらった悠々カード(全国で使える交通系ICカード)にチャージして地下鉄ホームに向かいますが、すでに22時半。なかなか電車来ないんです。結局20分も待たされてしまいました。車両はジーメンスの中型車両4両で、コバルトブルーの帯が常磐線のE233系そっくりです。


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博愛座が各車両のロングシートのドア横の席に設定されているのが親切



結局23時近くなってやっと高雄車站に着きました。10月12日に地下化が完成した台湾鉄路の東部縦貫線の地下駅のさらに下にMRTの高雄車站があります。エスカレータを乗り継いで地下1階の台鉄の駅のコンコースに来ますと巨大な壁に高雄車站の文字、クリスマスツリーも飾られていますが、台湾人好みの巨大な駅舎です。台鉄の台北駅も地下駅ですが、地上に巨大な駅舎があることが知られていますが、高雄も同じような巨大な施設を作ったもんです。
地上階に蓋をかぶせたような特徴的な構造です。
仮駅の建物の横を通って建国二路に面した予約したホテルにチェックインしたのは23時を回ってしまいました。

今日の行程
NRT(1810)-JO135-(2245)KHH


12月21日(金)
南廻り線の撮影に向かいます。現在南廻り線には、特急に相当する自強号のディーゼル特急数往復、急行に相当する客車列車の呂光号数往復、一日1往復だけ非冷房の客車の普快車とこれまた1往復区間運転の区間車(元復興号の客車らしい?)が運転されていて、自強号と呂光号がほぼ1時間ヘッドで高雄-台東間を結んでいます。もう1ランク下の復興号は、10月の改正で全廃になりました。改正ごとに自強号が増強されて今は本数的に優位になっています。

5時台の自強号は寝不足で無理で6時過ぎの呂光号で南に向かいます。

自動販売機で一連の工程の指定券を買っておきます。高雄車站の地下ホームは北行南行各1ホームづつの4線となかなかコンパクト。


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DLに牽かれた呂光号701レが入ってきました



車内はリクライニングシート(国鉄時代の在来線の急行グリーン車クラスのもの)で快適です。


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各シートのカバーにはなんとくまモンが?!



いえいえ、くまモンではなく、台湾観光のキャラクター喔熊OhBearってやつです。この柄は4パターンぐらいあるようでした。

高雄付近の在来線地下化は高雄駅構内だけでなく高雄市内の東、鳳山駅までの区間が地下化され、いくつかの新駅も設けられています。鳳山、九曲堂と停車するたびに乗客が乗ってきてほぼ満員。台湾鉄路の優等列車は全車指定席で、満席の場合は無座という立ち席承知の特急券が発行されていたのですが、ICカード利用の場合は70Kmまでの短距離の場合、無座扱いでそのまま乗車できるようになったので近距離のお客さんは列車を選ぶことなく乗ってきます。屏東で学生らしい乗客がどっと下車してようやく落ち着きました。

この先、周囲は海老の養殖池の風景が広がります。


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高雄(632)-701レ-(756)枋寮


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枋寮駅トウチャコ!




なんだか、モダンな駅舎になっていました。


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きれいな青色がしゃれています



5年前に普快車に乗った時にも、この駅にきていますが、そのころは田舎っぽい駅でしたが、結構きれいになりました。


まず行こうと思ったのは有名ポイントの枋山駅(ファンシャン)付近。駅の近くですが、1日2往復しか列車のたまらないローカル駅ですので、バスで向かいます。高雄から台湾最南端の墾丁までの長距離バスがこのポイントを通っています。途中まで高速道路経由と一般道経由のバスがあって30分に1っ本は走っているということでしたが・・・

北行きの道路沿いに、バスターミナルがあったので聞いてみると反対側だといいます。当たり前です。反対側にバス停があったので、次のバスを探してうろうろしていると、何やらお姉さんが出てきました。な~んだ、こちら側にも待合室と窓口があったのでした。

「達信(ダーシン)」というバス停だというと、9117か9188に乗ればいいとのことで、「8時25分ごろあるよ。」と切符を発行してくれました。44元。


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同じ番号で枋寮止まりのバスもあったりして結局、墾丁行きのバスが来たのは8:40ころでした。
ハイデッカーの3列座席バスに乗って、わずか15分ほどで達信バス停に到着。


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な~んにもありません
バス停のポールすらありません




ただただ、青い海が広がるだけ。

ここから少し山に入ったところがいい撮影地らしい。地図を見ながら国道を少し戻り山の方に入ってゆきます。山腹の線路の築堤は改築工事真っ盛り。電化工事の一端なのでしょう。


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線路の下をくぐりました
ここもクレーンが入って何やら工事中




このあたり、マンゴーの果樹園が広がっているのですが、果樹園のガードなのか、野良なのか、ワンコが放し飼いにされていました。最初はぎょっとしたのですが・・・・


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悪そうな顔ですが・・・このわんこに案内されて
実は人懐っこい奴でした



線路の上のトンネル状のポイントへ。


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南シナ海の絶景です
まだ電化ポールが立ってなくて一安心



平日ですので、誰もいません。


ここでしばらく撮影しようと思います。


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自強号301レディーゼル特急が下ってきました



トンネルの反対側で逆光の高雄方面行き自強号


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台湾のディーゼル特急、実用的なスタイルですがかっこいいです



ここからしばらく列車密度が高くなります。線路に近づいてみます。


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自強号371レ接近!




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青い海を後に山に入ってゆきます



さらにこの後、客車列車が続きます。


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アメリカンタイプの大型DLに牽かれた呂光号751レ
後ろの都市は屏東(ピョントン)あたりでしょうか



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電源車1両を含む堂々の9両編成



次の列車は本命の普快車です。


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普快車3671レ接近



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非冷房の客車わずか3両をひいてきました



5年前乗車したときは、日本製の客車2両+今回の3両と同じインド製の客車1両でしたが、どうやらこの秋から日本製客車は使われていないようです。セミクロスのドアは自動ドアになっているようです。


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台東に向けて山に入ってゆきます


マンゴー農家の人が樹木の様子を見に来たので、ご挨拶だけはhしておきます。
「ニンハオ」(←これしか知らない)
「ウンウン・・・」


高雄方面の自強号が行った後、さらに台東方面へDC特急が


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もう1本、客車列車をキャッチします。

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呂光号、1列車です!



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近くで見るとこの機関車は大迫力ですね!



このポイントの最後に高雄方面行きの客車列車を取り上げます。


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トンネルを抜けてくるDL牽引客車列車
呂光号2列車



先ほどの1列車と並んで、台北発台北行き、台湾を1周する列車です。九州1周ぐらいの距離はあるわけですね。

さて、午前の部はここまで下山してランチとしましょう。


<続きます>































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