春の伊豆(その3) [はつかり(鉄系)]
春の伊豆(3)
4月7日
最後のチャンスということで、伊豆北川に向かいます。
熱海から乗車から乗車した電車は、たまたまリゾート21の黒船電車。
今の時期だけグリーン車が連結された8両編成で運行されグリーン車も普通席同様に開放しているはず。と記憶をたどって5号車に行ってみるとグリーン車、まだ空きがありました。
海側の1人座席を45°傾けて海を眺めるとリゾート気分が盛り上がります。
リゾート21で一時話題になったトンネル内でのイルミネーションはやらないのかと思っていましたら、伊豆急線内に入っても始まらず、なぜか、伊豆高原を過ぎてから始まりました。
伊豆急ご自慢のイルミネーション
こりゃあ、なかなかいいですねというわけで、伊豆北川にやってきました。
桜はいい具合に開きました
伊豆北川で下車。伊豆北川の駅近くの桜も満開になっていました。
さて、駅付近からと北側の国道の旧道沿いの桜並木からの半俯瞰は依然撮影したことがあるのですが、現地で見て、地図を確認すると、旧道よりもさらに一段高いところにも山の中腹を走る農道らしきものがあり下からみるとその道路からも結構とれそうです。
というわけで、くだんの農道に入ってみます。
伊豆北川駅からいったん坂を下って、海岸近くで登りに転じ上ること15分ほどか。
まだ上に上る道もあるようですが、この高さで水平移動に移ります。
北東に進むこと10分ほど、農作業をする方何人かとすれ違いまして、見えてきました。北川の海岸と港。ほとんど真北から南を見る形になるので、逆光になりますが、ぜいたくは言えません。早朝ならいい加減かもしれませんが早朝は185系の運転がないので仕方がないですわ。
伊豆北川駅が北東側からよく見えます
おまけに10時台の「踊り子103号」は今日は運休。
251系「SV踊り子」で時間稼ぎ。
谷筋に沿うように桜が咲いています
黒船電車が戻ってきました
昼近くなって185系の一番列車「踊り子105号」が下田に向かいます。
「踊り子105号」下田へ下る
少し場所を移動すると、北川の港の倉庫まで入れることができました。
下の方まで桜が満開ですね
そうこうしているうち、近くで農作業していた奥さんが、おっきな夏ミカン2個差し入れしてくれました。こういうことがあるとがぜんやる気が出てきます。
「春は雰囲気が柔らかくていいですねえ」
等と世間話するうち、185系「踊り子105号」
桜をいっぱいに入れてみました「185系踊り子」
さて、昼も来て光線状態も変わってきたので、北川の鉄橋の上に向かって移動します。
一段下の旧道沿いの桜並木と青い海がきれい
途中、別のポイントを探してみます。
北川の北側の鉄橋の真上に出ました。ここから駅に出入りする列車を撮影します。
伊豆北川駅を抜けてくる「踊り子」
さらに少し西側の果樹園のわきの茂みからも
「スーパービュー踊り子」
「黒船電車」が西日に当たってきれい
185系「踊り子」
午後になると上り特急がひっきりなしに上ってゆきます
おっと、こいつのこと忘れていました。
「伊豆クレイル」が午後の日差しの中を下ってゆきます
さらに西側の山の中にポイントがないかどうか探してみましたが、樹木が多くてここは断念。
下に降りて、定番ポイントにやってきました。ここも下の竹が伸びてきて、取れるポイントが少なくなってきています。
最後は駅に戻って、桜越しの列車を1枚と撮って帰ろうと思っていたのですが、数人の同業者が、ロイヤルロイヤル・・・・といって、集まっていました。
時刻表に乗っていない団体列車が上ってゆきました
続いて、皆さんお待ちかねの「ロイヤル」
伊豆急のリゾート列車「ロイヤルエクスプレス」
白い桜がネイビーブルーのボディに映えます。最後にいいもの見られました。
我孫子行きの「踊り子132号」が上ってゆきます
来年の桜の時期には185系「踊り子」が走っているかどうかわかりませんが、美しい伊豆の自然と花はまた迎えてくれることでしょう。
<お終い>
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