三重のローカル線巡り(その1) [はつかり(鉄系)]
三重のローカル線瞥見
6月初め、所用で四日市に行っておりました。
所要の前後の時間を利用して、三重県下の鉄道探訪をちょこっとしてきました。
6月1日
三重県の鉄道見どころというと、関西本線のディーゼル機関車?、四日市あすなろう鉄道?、三岐鉄道の重連電気機関車?
いろいろありますが、まずは同じ三岐鉄道でも北勢線の方に向かいます。
北勢線というとメガネ橋の楚原-麻生田間にとどめを刺すわけですが、楚原以北は本数が半分になってしまうので、まずは適当なところで1列車落としてみようとでかけました。
10時前桑名に到着。
切符はJR東海の「乗り鉄☆たびきっぷ」です。東海地方の民鉄巡りには欠かせませんね。
西桑名駅からナローの黄色い電車に乗って出発。
途中、在良で鉄道娘楚原れんげのラッピング編成と行き違い
762mmのナローながら結構大きな車体で意外に揺れも少ない、まあ、スピードが遅いんですけど。地図で田んぼに囲まれていると当たりを付けた穴太駅(あのうえき)で下車。この名前関東人には読めません。滋賀の京阪石山坂本線にも穴太駅がありますが、こちらは(あのお)とふってあります。読むと同じようなもんですね。
改札を出ようとすると・・・・北勢線はほとんどの駅が無人化された自動改札になっていて、自動化対応していない「乗り鉄☆たびきっぷ」はいちいち、遠隔清算装置で申し出ないといけません。
駅周辺のみ住宅地ができていますが、思った通り田んぼが広がっています。すぐ近くに水を張った田んぼが残っていました。
きれいな水面に黄色が映りました
次の電車で楚原へ
途中の大泉の車庫に、三重交通時代の復活塗装を身に着けたクハ201の編成がやんでいましたので、がっくり、こうなると夕方まで出てきませんよね。
楚原止まりの電車でした
構内踏切のある私鉄はいい雰囲気ですね。
ここから徒歩15分ほどのところに、撮影ポイントとして有名なメガネ橋があります。そのすぐ手前にねじり橋と呼ばれる橋もあり、ともに土木学会推奨の土木遺産になっています。
こちら、ねじり橋
用水路を斜めにわたるためコンクリートブロックをねじりながら積んでいます
その先に眼鏡橋がありますが、その手前の畑では刈り取った後の麦藁を焼いていました。
火の進み具合によって煙が上がってくるので難しい。
煙の中から現れた上り電車
煙をついて下る電車
結構大型の電車が牽引しています
季節の風物詩を記録できたことでよしとしましょう。
西桑名駅近くの馬道で下車。走井公園の下のS字カーブで上下列車を記録します。
下り電車を1枚
今度は上り電車を記録
そろそろ時間切れ、近くの近鉄、益生駅から近鉄四日市に向かいました。
ほんの少し時間があったので、四日市あすなろう鉄道も表敬訪問。
派手派手な電車です
<続きます>
テーマパークにありそうなくらいの狭狭軌ですね。
しかし立派な車体と電線設備が実用性を物語っているように感じます。
by JR浜松 (2019-06-19 08:38)
穴太駅(あのうえき)と、呼ぶのですね。
北海道民の、僕にも読めません(^^;
煙りの中走る列車、なかなか見れないシーンですね。
運転士はうーむなのかもしれませんね…
by ken2 (2019-06-22 22:38)
JR浜松さん
762㎜ゲージですから、1067㎜の3/4なのでそれなりに普通の輸送にも使えるはずなんですよ。都市交通としては十分役に立つので使い方試打だと思うのですが。
by やまびこ3 (2019-06-25 21:04)
Ken2さん
西のほうには難しい読み方をする歴史ありそうな地名がありますね。
眼鏡橋の上をかっこよく走る電車を撮りたかったのですが、煙の中になってしまいました。でも麦秋後の記録として記念になりますね。
by やまびこ3 (2019-06-25 21:08)