信州・越後・会津をめぐる(その3) [はつかり(鉄系)]
信州・越後・会津をめぐる(その3)
阿賀野川に沿って
6月21日(土)
この日、1日、どこで撮影しようか考えます。
国鉄型の古豪キハ47などが、主力として活躍し、新型電気式気動車のGV-E400系による置き換えが近いとされている羽越本線か磐越西線(こちらはキハ110がかなり入ってますが)が対象となります。この時期、「SLばんえつ物語」のC57の故障&検査でDE10の代走になっている「ばんえつ物語」がDE10牽引のまま12系オリジナル客車で運転され「DL青い12系客車」となっているのに注目し、磐越西線に向かうことにしました。
雨も降りそうなので、海沿いは避けたほうがよさそうだし。
というわけで地図を見ながらやってきたのは、朝の列車キハ110でやってきたのは鹿瀬駅です。
磐越西線新潟県側の主要駅である鹿瀬に到着
優しいですね
津川の先、阿賀野川を渡る深戸橋梁の東側に向かいます。
このつり橋を渡って・・・
30分ほどで鉄橋のたもとの築堤が山にぶち当たるところに来ました。
このポイントで地元のおじいさん2人と撮影会となりました。
新潟色のキハ47が下ってゆきます
キハ110の姿も
さて、本命の「青い12系」
客車4両ぽっちでやんの
5,6両を期待していたんですが、あとで見るとプレスリリースにも4両と記載されていました。
な~んだ。
次の撮影地は、日出谷のカーブにしたいと思います。列車で移動してもだいぶ間が空いてしまうので、隣駅の日出谷まで山越えの県道をたどることにしました。この途中からも深戸橋梁を見下ろせるらしいのです。
林道に入ると何か所か撮影ポイントがあるし、県道沿いからのわずかながら見下ろせる場所があるのだそうです。
キハ110が深戸橋梁に差し掛かります
今度はキハ47が上ってきました
雄大な鉄橋ですが、だいぶ樹木が伸びて見にくくなっています。
が。ここで急に雨が降り始めました。頂上付近で雨宿りはよろしくないですね。
このばはしばらくして雨が上がりましたので、助かりました。峠を越えて下りにかかります。日出谷側は深い谷を廻り音で下るようになっていますが、カーブの向こうのこんな方・・・いや動物が・・・
あら、珍しい!カモシカくんですね
レンズを交換するまでの間待っていてくれました。
さて、山道を下って阿賀野川沿いの平地に出て平瀬(びょうせ)の集落を抜けると、日出谷のカーブです。上り「青い12系」狙いの方々がすでに数人カメラを構えています。
2時間も前ですが、熱心です。
やまびこも放列の並びに三脚を並べて待機します。
ところがそうするうち、雷がなり雨がゴーゴー降ってきました。恐れていた事態です。
Yahoo天気の雨雲レーダが赤色になるほどの雨でした。
真っ暗になっちまいました
前走りの気動車223Dがやってきました。
当麻橋梁に差し掛かったキハ47
雨を蹴散らして走るキハ47
この雨で撤収してしまった方も何人か・・・
しかし、時間が近づくと追っかけ組の方が10人単位でやってきてずらりと並んでびっちりとなりました。少し雨も小降りになっています。
「青い12系」が駆け下ります
今日の活動はここまで、日出谷駅に出て会津若松に向かいます。
会津の地酒を楽しみにしていたのですが、雨具を通してもぐしゃぐしゃになってしまったので、戦意喪失。駅近くでそばを食べてお終いとしました。
<続きます>
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