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道東ローカル線を行く(その1) [はつかり(鉄系)]

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道東ローカル線を行く(その1)



7月のはじめ、梅雨のないはずの北海道に行ってきました。
一昨年に続いて、道東のローカル線を記録してきました。2019道東チャリ鉄紀行スタートです。


7月5日(金)


今回も羽田からスタート

NHD 800 -[JL541]-940 KUH

空港から釧路駅にバス移動。
釧路駅から輪行に入ります。

釧路(1112)-[3629D]-(1158)厚岸

厚岸周辺の別寒辺牛湿原で湿原を行く気動車を狙います。今回は十分情報収集してきたつもり。


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3629Dに乗ってGo!



ランチは釧路の駅弁としました。

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釧路駅 「くしろ漁礁 かに飯」¥1050


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かにのちらし寿司風カニ飯



期待が高まりますねえ。




このあたりの景色はいつも変わりません。別保-上尾幌間のちょっとした山越え区間では、毎回のようにエゾシカの姿を見ることになります。

40分ほどで厚岸駅に到着、乗車してきた3629Dは少し先の茶内で、上り列車3628Dとすれ違いますので、ほどなく上りがやってきてしまいます。30分ほどでは別寒辺牛湿原まではいけませんので、湿原入り口の岬を見ることのできる市街地の海岸、携帯の電波塔のある草地に行ってみました。

少し離れていますが、何とか海岸を走る列車を撮ることができそう。漁師と思われる方がやってきて「汽車の写真撮るのかい」といって、岸壁の下の干潟に降りていきました。餌になるゴカイか何かを採取するようです。

上り列車がはるか奥の湾岸をやってくるのが見えました。


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岬を回ってくるキハ54


まずは1stターゲットを何とか確保して気をよくして、別寒辺牛湿原に向かいます。


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根室本線を越えて丘に登ってゆきます



丘を下った先、湿原が始まります。線路と国道がそろって湖岸に近づいたところ、左側に霧どおでぃの斜面が見えます。ここを上ったところから湿原を俯瞰できるらしい。斜面を上ってゆきます。途中まで登ると目の前を横切る根室本線は見下ろせるのですが、この角度では視野が狭く、あまり眺望がいいとは言えません。

線路際に工事車両が泊まっていたのですが・・・


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線路のメンテナンスの担当の方がモーターカーに乗って戻ってきました



さらに一番上まで登ります。途中左側の茂みに歩きやすいルートを見つけます。この下のほうには頼りないロープがぶら下げっていました。この先の水鳥観察館の水鳥観察カメラが目印です。前回来た時にこのカメラで生で撮っているタンチョウのヒナの映像を見たけど、ぼんやりしたもんだったなあ。
上まで登っても線路がカーブして東に向かった先の湿原は見えるけど、かなり遠いなあ。
きょろきょろしてみると、南側に少し降りるふみ後がありました。そこを数mだけ進むと、
「お~、素晴らしい!」

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湿原を走る根室本線がすっきり見えるではないですか



こっちをメインに考えましょう。


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下りの5631Dが岬を回ってきます
先ほど厚岸市街からとった岬を反対側から見ています



いったん入り江に姿を隠して、今度はもう一つ手前の岬に出てきました。

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やっぱりキハ54ですね



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湿原を走って・・・



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崖下を通過してゆきます



道路側に戻ると・・・


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湿原の北側で東に大きくカーブして湿原を抜けてゆきます



よしよし、まずは1本うまく撮れた。
この場所でもう一つ。
対岸を眺めますと、


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エゾシカの群れが草を食んでいるのが見えました



タンチョウの飛ぶ姿も見られて飽きません。
今度は上りの5630Dを撮りましょう。


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5630D、先ほど乗ってきた「流氷物語号」塗装車が根室から折り返してきました



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湿原の池のほとりを行きます



崖の下に差し掛かります。


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別寒辺牛川の河口域に広がる湿原を行きます



ここでポイント移動します。
少し先の厚岸水鳥観察館を過ぎたところの国道側壁の斜面に登ります。こちらは踏み跡がはっきりしていて上りやすいようです。こちらはもう1名の方があとから上ってこられました。


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厚岸方から5633Dがやってきました



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カーブして糸魚沢方面の湿原に向かってゆきます



大正の時代に道路など全くない時代に湿原の中を測量し、鉄路を敷いた情熱に脱帽です。
別寒辺牛湿原の最後は、糸魚沢川の直線の延長線上の丘からの俯瞰を狙います。こちらはコンクリートの枠付きの斜面で苦労して上りました。


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糸魚沢方の直線を見ると・・・



赤枠マークの中にエゾシカが入っているのがわかりますでしょうか。線路の直前横断危ないですよ~♪

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釧路行きの5632Dがやってきました



線路の左側にまだシカが座っています。


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カーブを交して厚岸に向かいます



天気は今一つでしたが、半日堪能しましたよ。

厚岸市街に戻って夕食できる場所を探しますが、結局、駅前のソバ屋で


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せっかくなので牡蠣丼をいただきました
なかなか味わい深い



夜になってしまいましたが、根室に移動します。



厚岸(1952)-[5632D]-(2139)根室



<根室泊>








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ぼんさん

素晴らしい風景ですね(^-^)
厚岸と言うと牡蠣を思い出します。
by ぼんさん (2019-08-23 10:31) 

やまびこ3

ぼんさんさま
こんにちは。厚岸といえばカキですよね。丘の上の道の駅にもカキを出す店が何件か入っています。ここからの景色もすばらしいですよ。
ベカンベウシ湿原は真ん中を国道・列車で走れるので手軽に湿原の風景を楽しめます。

by やまびこ3 (2019-08-24 06:30) 

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