懐かしの海外鉄道旅行2.2 (ヨーロッパ鉄道旅行2) [おおぞら(海外鉄)]
懐かしの海外鉄道旅行2.2
(ヨーロッパ鉄道旅行2 北ドイツをめぐる)
滞在2日目
「プット・ガ~ルテン♬プット・ガ~ルテン~♬」
早朝の車掌さんの声で目覚めました。
「しまった~、寝過ごした~!」
ケルンで乗車した夜行列車を早朝のハンブルグかリューベックで下車するはずだったのですが、コペンハーゲン行きの列車を早朝に乗り捨てるという無謀な計画だっためか、デンマーク行きの連絡船での車両航走が行われるプットガルテンまで乗り過ごしてしまいました。渡り鳥ルートです。
慌てて下車すると車掌さんが
「コペンハーゲンまで行かないのかい?」
といってました。確かにこの時、このまま北欧まで行ってしまえばよかったかな~とも、今になって思うのですが、北欧は物価が高いという先入観がありました。実際はデンマークはそんなでもないんですが。
このころは、ドイツとデンマークを結ぶユトランド半島からグレートベルトリンクを結ぶルートの開通する前でしたから、渡り鳥ルートが、両国を結ぶ鉄道の主力でした。このルートは2019年5月にようやく乗車できましたが、その後19年12月にとうとう、「鉄道連絡船」は廃止になってしまいました。
連絡船を眺めて過ごしました。
海峡を行く連絡船
防波堤を交して出てゆきます
青函連絡船によく似てました。
青森と同じように、駅構内で盛んに航走される列車の送り込みが行われています。
ディーゼル機関車が客車を迎えに行きます
別の機関車が客車を引き出してきました
ミニDE10くんもチョコマカ走り回っています
218重連の列車が仕立てられて・・・
この列車に乗ってリューベックに向かいました。
1時間半ほど戻ったリューベック
ホルステン門です
リューベックはトラーヴェ川の中州に作られた中世都市で、入り口にはホルステン門がにらみを利かせています。町の中心、マルクト広場までやってきました。
市庁舎です
あっというまにリューベック中央駅に戻りました
今回のドイツの主目的はハンブルグの南に延びるメルヘン街道のいくつかの町をめぐることなのです。というわけで、ハンブルグで乗り換えて、ハノーファーにやってきました。あのハノーバー・メッセのあるところです。
駅前に路面電車が走っています
下手ですね~。パンタ欠けっぱなし
駅のTourist Informationで駅前のホテルを紹介してもらってチェックイン。レストランの2階にあるお手軽ホテルでした。
この後、ハノーファーをベースに周辺の町をめぐりました。
さっそく、電車で30分ほどの「北ドイツの真珠」といわれるツェレCelleに向かいました。
ツェレ駅から徒歩で回れる範囲に中世の町がそっくり残っています。
駅前の公園にて
旧市街に到着しました。
マリエン教会です
ツェレ城
12世紀から作られた城郭
マルクト広場
道路に張り出して建てられた木組みの古民家が並んでいます。
ヨーロッパでは窓辺に花を飾るシーンが日常です
旧市庁舎です
広場の泉
左の緑の家がツェレで最古の家です
<続きます>
私の行ってみたい候補にリューベックがあります。ハンザ同盟で栄えた都市で世界遺産。ここの写真にもあるホルステン門、市庁舎。さくっと見終わってしまう小ささなのですか。
by TaekoLovesParis (2020-05-22 10:54)
TaekoLovesParisさん
こんばんは。この日、寝過ごしのためリューベックの滞在時間はわずか1時間ほどに端折って、建物は全然入りませんでした。まだまだ見どころは多く、多分2日間ぐらいゆっくり見るぐらいのボリュームはありそうです。バルト海からつながる港のほうなんかにも行ってみたいところです。
by やまびこ3 (2020-05-22 19:55)