懐かしのイベリア半島訪問(その7・90年アランブラ宮殿探訪) [はつかり(鉄系)]
懐かしのイベリア半島訪問(その7・90年アランブラ宮殿探訪)
90年5月
夜行列車で、スペイン南部、アンダルシアの観光都市、グラナダに到着。
13世紀までイスラム王国が支配していた地域の中心です。有名なアルハンブラ宮殿(スペイン語読みではアランブラ)にいってみましょう。
宿を定めて、丸2日間グラナダを歩き回りました。
1日目
さっそく、アルハンブラ宮殿に行ってみます。
裁きの門をくぐって
広い宮殿内に入ってゆきます。
カルロス5世旧
美しい円柱が屋根を支えています
このあたりは、キリスト教徒が後年付け加えた建物です。
王宮のある丘の上からサクロモンテの丘に並ぶ住宅街を見下ろします
王宮の中心部に入ってゆきます。ナスル朝の王宮。
稠密なモザイク模様が美しい
こういった小さな中庭が沢山あらわれます
コマレス宮の水の美しさ
到底1日では見切れません。
夜間も一部公開されているので行ってみました。
どのあたりを見学したのか?
今となっては、思い出せません。
2日目
ライオン宮に向かいます。
狛犬みたいなライオンが・・・
美しい中庭です
現存するもっとも古い宮殿、パルタル宮
逆さアーチも美しい
柱の造作も繊細ですねえ
園外から見上げる宮殿
最後に夏の離宮、ヘネラリフェに入りました
感動的に美しい庭園です
3日目の朝
アンダルシアの中心都市セビリアに向かいます。
早朝の列車に乗ってセビリアへ。
ローカル線の気動車です
ボバディーリャというところで、グラナダからセビリアに行くローカル線とコルドバからマラガに行くローカル線がクロスするのですが、ここで乗り込んできた日本人中年女性グループ、
「ロンダにいくのはこれでいいのよね」
というので、
「いやいや違いますよ」
というのに、
「絶対これだ」
と乗ったまま、発車してしまいましたが・・・マラガに行くのに乗らなくてはいけないのですが・・・
「これじゃない」
と次駅で下車してゆきましたが、その後どうなったことか。
オリーブ畑の中を進んでゆきます
セビリアに近づいてきました。
ディーゼル機関車たち
大型機関車も待機中
セビリアのSevilla S. B.駅に到着。
セビリアは、春祭りの終わったところでした。
大聖堂
バチカン、ロンドンに次いでヨーロッパで3番目の大きさだそうです
観光もそこそこに、バルセロナに向かいます。
本当はコルドバとか、見てみたかったけど仕方ないです。
プラサ・デ・アルマス駅からバルセロナ行きの夜行列車に乗ります
翌年AVEが開通し、セビリアの中心駅はサン・フスタ駅に移転。この駅はショッピングセンターになったみたいです。
愉快なスペインのおばさん方とクシェットに乗ってバルセロナに向かいます。
<続く>
スペインに行ったらタルゴに乗りたい、と思ってきました。
そう思っているうち、タルゴⅠもⅡも引退してしまい、残念。
by ナツパパ (2020-09-06 12:49)
ナツパパさん
10年ほど前に、1回だけタルゴにマドリッド―サンチャゴ・デ・コンポステーラのホテルトレインに乗りました。多分VIってタイプですね。その後サービスダウンしてしまったようで残念です。
by やまびこ3 (2020-09-08 20:53)
セビリア近くで撮られたELは日本製のやつみたいですね。セビリアにはスペイン人の友人が住んでいて一度行きました。いい街ですね。
by Cedar (2020-09-10 07:08)
Cedarさん
そう、これ。日立製かと思ってしらべたんですが、三菱製ですかね。三菱製Renfeというのは、例のEF66タイプの251型というのが有名ですが、289型ってのが似てますね。
by やまびこ3 (2020-09-14 22:37)