2020年夏の津軽路、青空、北辺のローカル線 [はつかり(鉄系)]
2020年夏の津軽路、青空、北辺のローカル線
3日目です
五所川原から、北辺の私鉄、津軽鉄道に乗車。今日は津軽鉄道を経由して津軽半島を縦断。
津軽富士のてっぺんがかろうじて見える雲の多い晴れって感じ。
単行列車は10人ほどの乗客を乗せて北に向かいます。
津軽飯詰駅名物のスノーシェッドを抜けて
飯詰駅はひまわりの花に囲まれていました。
終点の津軽中里に着きました。
終点まで来た乗客は5人ほど。皆、旅行客のようです。
中里にもハマナスの花
林業で栄えた津軽の町、「山火事注意」の倉庫が伝えています。
本日はここから弘南バスのの運行する「あらま」号で、北海道新幹線の奥津軽今別駅に抜けます。新幹線が函館北斗に伸びた際に観光誘致のために開設されたバス路線ですが、非常に苦戦しているといわれています。北海道から五所川原方面に来る観光客ぐらいしか顧客になりそうもないものなあ。
「あらま」というのは、今別地域の夏の伝統行事「荒馬まつり」からきていますが、やってきたマイクロバス・・・
専用のラッピングを施されたあらま号
1日4往復(今はコロナの影響で休日は3本)ですが、このバスの乗客は2人でした。中泊町(中里と小泊が合併)から津軽半島の背骨の低い山地を越えていったん蟹田に近い大平地区にぬけて、もう1回峠を越えて今別に向かいます。
北海道新幹線奥津軽いまべつ駅に到着
一段高い丘にある新幹線や津軽海峡線にはエレベータで4階相当まで上がってアクセスします。津軽二股駅も隣にあり、そこに併設された道の駅、体育館の方が立派です。
さて、今日は今別町内で、津軽線のキハ40を記録しようと思います。と思ったら、道の駅で電動アシスト自転車を無料!でレンタルしていました!なので、ありがたくお借りしまして、津軽線の撮影ポイントに向かいます。
まずやってきたのは大川平の先の田んぼの中。日曜日なので午前に1往復の臨時列車が運転されています。
9331D、一昨日の4連の半分です
この列車が、三厩まで行って戻ってくる間に、大川平の集落の背後にある大川平岩木山神社に登ります。300段ほどの階段を上りますと、森が開けて津軽海峡まで見えるポイントがあります。
先ほど撮影した田んぼの中の大木のある平地も見えています。
上り9332Dが戻ってきました。
津軽海峡を望む水田地帯を行くキハ40
実り間近な稲穂が美しい。北海道もまじかに見えます。
この編成が、蟹田-三厩間をもう1往復してから車両が好感されますのでいったん、別のポイントで撮影しようと思います。今別駅近くのこ線橋に来てみました。
緑豊かな耕地を行く
終点近い津軽浜名の先に海峡をちらりと見ることができるカーブがあります。
8月の末だというのにまだまだ元気な紫陽花をかすめて
実はこの区間、津軽海峡線・新幹線の青函トンネルの入り口がすぐ近くで、列車を観察できる公園や展望台が整備されています。カメラをセットしている人がいたので、しばらく待っていると・・・
下りの貨物列車が海底トンネルに吸い込まれてゆきました
新幹線はなかなか来ないのです。
さて、先ほどの神社の高台に戻りまして、津軽線の気動車を記録します。この間に車両の交換が行われまして、今度は国鉄色の2両編成が来るはずです。
今度は4名のお仲間と
二股側からタラコ色の気動車が来ました
素晴らしい青い海
津軽海峡バックの国鉄色編成を撮れました。
奥津軽今別駅に戻って、まず新幹線で一駅。新青森から一段落とした新幹線で帰宅します。
隣のホームに新幹線east-iが北海道から上ってきました。
新青森16:17発の「はやぶさ36号」で東京へ。
大宮も近くなったころ、車掌さんが改札に来ました。
スマホの画面を見せると
「お客さん、これは一本あとですね!」
なんと、私が予約していたのは、16:38発の「はやぶさ38号」でした。
早い列車に乗る分にはま、ま、いいです。 と黙認してくれたので助かりましたが、新幹線e-tiket、ぼんやりしている爺さんには要注意ですね。
<お終い>
緑がじつに鮮やかです。
吹いてくる風も気持ちよさそうな写真ですよ、いいなあ。
by ナツパパ (2020-09-20 15:13)
ナツパパさん
晩夏の北国の青空が気持ちよかったです。関東は雨ばかりなので青空が恋しいです。
by やまびこ3 (2020-09-21 13:03)