懐かしのイベリア半島訪問(その10・最終回 アムステルダム運河と路面電車巡り) [おおぞら(海外鉄)]
懐かしのイベリア半島訪問
(その10・最終回 アムステルダム運河と路面電車巡り)
アムステルダム滞在
5月ともなればかなり日が長くなるのがヨーロッパ。
1泊乗り継ぎの時間を利用して、アムステルテルダムを少し歩いてみましょう。
駅前には4線を持つ市電のターミナルが整備され、たくさんの電車が待機しています。次の電車の待ち時間も表示され使いやすいターミナルになっていました。
ご存知のようにアムステルダムの市街地自体がアムステル川にダムを作って河口部を埋め立てた町で、中央駅は、松の杭を何万本も打ち込んで路盤を作ったということです。運河を巡らせた町の中を路面電車が縦横に走っています。その規模は、ウィーン、チューリッヒと並んでヨーロッパでは三本の指に入る路線網です。
3車体連接のLHB社製8G型
交差部の線路が美しく充実しています
このころはまだ低床車は導入されていません。
ライツェ通りのガントレット区間を抜けてきた9G型3車体連接車
ガントレットとは?
狭隘区間や短いトンネル部分に複線線路を通すときに部分的に単線様にした線路
日本でも地下化前の名鉄・瀬戸線で使われてました
リスボンの市電でも現役です
ライツェ広場を行く7G型電車
柔らかい曲線でできた顔が、オランダ国鉄のドッグノーズ電車を彷彿とさせます
好きな顔立ちだったのですが、もう走ってないだろうな
これでもかというぐらい大きな系統表示器を乗っけています。これってユニバーサルデザインでは意外に重要。神奈川のバスも長らく表示がありませんでしたが、何を間違えたか、神奈中バスは起点駅名の漢字+数字にしやがった。(読めない人多いじゃないすか)
系統番号の右側の枠にはラインカラーの表示がありますが、これは知っている人でないとわかりにくいですね。
こんな派手な広告電車も走ってました
ガントレットに入ってゆくところ
アムステルダムは運河の町でもあります。
運河沿いには結構緑があります
ガントレット区間を出た電車は運河を渡る複線区間で行き違いします
さて、翌日は・・・・あちこち歩きまわって少しは観光らしいことを
マヘレの跳ね橋という橋です
17世紀にできた橋で20世紀初めにかけ替えられた木製の跳ね橋ですが、木には見えません。部分的に木材?
路面電車が運河を渡る
17世紀に作られた西教会の塔
こちらがアンネフランクの家
静かな柳の並木のある運河に沿っています
内部の見学もできますが、馬鹿な若い日本人がキャハキャは笑って、怒られていましたよ。
西教会をバックに行く13系統
ラートハイス通りを行く
ダム広場近く、王宮裏にて
ポイントのメンテナンスをする作業員も立派
この建物、どうしても思い出せません
美術館を見たような気もするのですが、思い出せません。
これにて、アムステルダムの観光も打ち上げ、成田に向かいましょう。
<以上でポルトガル・スペイン・アムステルダムの旅はおしまいです>
なつかしく写真を見ました。駅前、こんなふうに何台もの路面電車がいました。こういうクロスのしかた、ガントレットというのですね。跳ね橋に西教会、運河があるので静かな街並みにかんじました。アンネ・フランクの家も行きました。笑う場所じゃないですよね。3月末だったので、屋台の花屋さんでチューリップをたくさん売っていて、きれいでした。空港でも売っていたので、パリの友だちの家に買って帰りました。
by TaekoLovesParis (2021-02-17 00:08)
TaekoLovesParisさん
オランダにはこの時1泊したっきり行ったことがないのですが、かなり面白く歴史を感じられるところでしたので、もう一度行ってみたいです。アムステルダム以外の都市にも行ってみたいのですが、いつ行けるようになるか。早く自由が欲しいですね。
by やまびこ3 (2021-02-19 07:32)