懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第1弾 91年(3)) [おおぞら(海外鉄)]
懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第1弾 91年(3))
ブダペストからエクスカーション
トップの写真をご覧ください。
このころ、東側の経済悪化を象徴する記事として、よくニュースに出てきた紙でできたクルマ、トラバントです!実際は紙を混ぜ込んだ樹脂で外販ができていたらしいのですが、まだ、あちこちで見ることができました。
でブダペスト滞在3日目、郊外のドナウベントに遠足に行ってみます。
ドナウ川はハンガリー国内に入ったところで大きくS字型に蛇行しています。この地域をドナウベントといって、風光明媚な船旅が楽しめるところです。
ブダペストの外周部から郊外に路線を伸ばしている公営鉄道HEVの路線の一つ、センテンドレ線に乗ってドナウベントの中心地、センテンドレへ。
HEVの電車の写真がないのが残念ですが、始発のバティヤニ広場駅は地下駅だったし、終点のセンテンドレでは気がせいていて取り損なったようです。(東欧で鉄道写真を撮るのはまだはばかられた空気もありましたし、フィルム時代は今のようにバチバチとることもなかったので残念ですが仕方ない。)
センテンドレの風景
ここからドナウ川を下る観光船に乗ってブダペストまで下ります。
車窓のけしから判断するに、支流沿いのセンテンドレから一度上流側のヴィシェグラートというところまで上ってそこから、本流を下るコースだったのか?あるいはヴィシェグラートまでバスか何かで行ったのかもしれません。
ヴィシェグラートの要塞の廃墟
ゆっくり2時間半下って・・・
ウィーンの街まで下ってきました
残った時間で街中散歩
聖イストバーン大聖堂
聖人の手のミイラが保存されていました
市内のユダヤ人地区にあるのは
シナゴーグ
ユダヤ教の帽子をかぶって参拝します
民泊の近くの路上には東欧らしい車が沢山駐車しておりました。
ダキアとかトラバントばかりでした
この日の夜の1枚
ブダペスト滞在最終日
ブダペスト東駅で、夜行列車のクシェットの切符を買ってきましたので、夜までフリータイム。
主要路線はタトラカーのT5型ばっかり
くさり橋のたもとの路線にはもっと古そうなのが入ってました。
ガンツの車両みたいですね
もっとたくさん撮っておけばよかったのですが・・・
余った時間でハンガリー南部のセゲドという町に往復しました。
セゲド駅前の路面電車
単車とか駕籠かき電車が走っていたようですが、フィルムが見つかりません。なんてこった!
夕刻、ブダペストに戻ってきて、プラハへの夜行列車に乗車しました。
<続きます>
タトラカーもトラヴァントも東欧の顔でしたね。どちらも今では影が薄くなったようですが・・・ハンガリーも料理などでなじみ深いですが、まだ行けてません。
by Cedar (2021-03-08 09:25)
Cedarさん
タトラは今では低床車なんかも作っていて健在のようですが、東側の膨大な路面電車需要を一手に受けていた勢いは望むべくもないですね。ハンガリーの料理は日本人の口に合うと思います。
by やまびこ3 (2021-03-10 22:40)
中欧には行ったことがないのですが、トラバントは東ドイツでたくさん見ました。昔のトヨタ・パブリカみたいと思いました。トラバントはブタペストでも走っていたのですね。2CVも従弟が乗っていた懐かしい後ろ姿。私は乗り物好きで、車も学生時代から乗っているので、外国旅行でも走ってる車が気になります。
by TaekoLovesParis (2021-03-10 23:18)
Taekoさん
この後、数年間、東欧のかなりの場所に行きましたが、あまり時間を経ずに消えてしまったような気がします。何しろ2気筒でうるさかったから仕方ありません。2CVはシトロエンですね。中古車が西側から輸出されていたんでしょうか。
by やまびこ3 (2021-03-14 18:12)