懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第2弾 92年(5) ) [おおぞら(海外鉄)]
懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第2弾 92年(5) )
毎日、古い街並みとタトラカーばかりで飽きられる方もいらっしゃいますと思われますので、この日は、郊外の山へ
タトラ山脈の一端に触れてみたいと思ったわけです。
朝の列車で西に向かいます。
なんかすごいの来ましたネ
EMUですが、JRの「四季島」のシルエットに似てなくもないですね
スロバキアの平原を走ります
1時間ちょっとで、タトラ山脈のふもと、ポプラド・タトリ駅に到着。
ポプラド・タトリ駅
ここで本線に別れを告げ、狭軌(1000㎜ゲージ)のタトラ電鉄線に乗車します。本線と直行するホームに行ってみると
待っていたのは、やっぱりタトラカーじゃね
ちなみにタトラカーを作っていたのは、ČKDタトラのプラハ工場で、タトラ山脈とはずいぶん離れてます。タトラはチェコスロバキアのシンボルなんでしょうね。
さて、登山電車に乗って山に向かいましょう。30分ほどで中腹のスターリー・スモコベックに到着。登山基地になっているリゾートです。
ここで、一服カフェをいただきながら絵葉書を書いているとおばさんウェイトレスが、不思議なものを見るような目で、文字を眺め、、、、「U~nn, Interesting」と来たわ。
この先、ケーブルカーで山に登ります。
終点のHrebienok - lanovkaに到着。ここから先、ハイキングコースが伸びているようです。途中まで行くとおじさんが「ナイアガラがあるよ」ですと。
さらに先に進むと
滝らしき渓流が・・・
滝といえば滝ですが、物足りない。これがナイアガラ?
ここらで引き返しましたが。
さっき調べたらもっと奥に立派な滝がありました。見落としでしたね。
再び登山電車に乗って
ポプラド・タトリまで戻ります
ここから乗車記録がないので多分バスに乗って、古い田舎町、レボチャに向かいました。
ここでも民族衣装のおばさんたちが・・・
美しい街です
丘の上に美しい教会が
ここまでは行けなかったなあ
レボチャ駅からローカル列車に乗って
コシツェに戻りました。
この日夜行列車で、ポーランドへ。
0時過ぎの列車でクラコフに向かいましたが、この列車はルーマニアから走ってくる列車。寝台券はコシツェからでは販売していないということで、夜半に席なしでは困るので1等車の切符を買いまして、その効あって、コンパートメントを1室占めることができました。
おやすみなさ~い。
<続きます>
タトラカーの登山電車は初めて見せていただきました。ありがとうございます。最後のローカル列車も塗装がいいですね。
by Cedar (2021-10-22 05:59)
Cedarさん
この電車の情報がチェコ語版のWikipediaに載っていました。
EMU420.95クラスというのが名称のようです。
https://cs.wikipedia.org/wiki/Elektrick%C3%A1_jednotka_420.95
自動翻訳してみました。2002年ごろに引退したようです。
by やまびこ3 (2021-10-22 11:09)