初夏の秋田・鉄道撮影記(その2) [はつかり(鉄系)]
初夏の秋田・鉄道撮影記(その2)
急行津軽一日目撮影記
7月2日(土)
復活急行「津軽」は、土日の2日間、秋田-青森間往復で運転されますが、日の長い今回は秋田寄りの地域で記録する計画としました。1日目の下りは俯瞰撮影にトライしようと思いまして、天気さえよければ、高岳山まで上ろうかと考えましたが、ドン曇りでダメダメなので、第2候補の八郎潟ハイツ跡地の高台に上ります。現在もスポーツ施設つとして使われている建物の裏庭みたいになります。
大久保駅から10分ほどで到着。考えることは皆同じで、すでに数組の同業者がカメラを磨いています。
この日、たまたま、「カシオペア紀行」の秋田行きが青森経由で運転され、秋田で相次いでみることができます。
というわけで、どんどん天気が悪くなってゆく中、八郎潟を背景に走るEF81を記録しました。
この時間帯次々に上下の列車がやってきます。
「リゾートしらかみ1号」橅編成が下ります
続いて本命の「津軽」
ED75が12系客車をひくという1980年代の姿です。
急行「津軽」北上
今度はひらがなの特急「つがる」
このあと2本の貨物列車を記録
2091列車は大館までの貨物
3098列車は札幌から福岡まで行く日本最長距離を走る列車
今日は定時運行しているようです
このあと、「カシオペア」編成が回送で下ってくるという話だったのですが、今日は、小牛田の「風っこ」が男鹿線で走る予定なので、そちらを覗いてみます。
走ること30分・・・何とか、上二田まで走ったところで追いつかれました。
駅近くに不思議なしめ縄を巻いた松の木があります。
上二田の松林を行く「風っこ」
この復路を船越水道で記録することとしてそれまで、追分辺りでランチを取りつつ、本線の列車を記録します。
近くの河ドラでホルモン定食でランチ(河ドラ:河辺ドライブイン)
おなか一杯になりました
さて、本線筋での昼間の撮影。いろいろな列車がやってきます。
貨物も時々
E751系「つがる」
「青池」編成の「リゾートしらかみ」
手前の線路は非電化の男鹿線です。
続いて、追分から列車に乗って男鹿線船越へ。ここで、船越水道をゆく「風っこ」を待ちます。
一時回復しかけた天気でしたが、再び日本海からガスがわいてきてしまいました。
EV801系電車(ACCUM)で運転されています
ACCUMが次に導入されるところがあるのか、前から考えているのですが、JR東日本で交流電化区間に接するローカル線で、将来とも安泰のところとなるとあんまり見当たらないんですよね~。強いてあげれば左沢線とかかなあ。あとは東北仙石ラインくらいしかなさそう。(津軽線は2両固定では使いにくそう)
「風っこ」が近づくとますます霧が濃くなってきました。日本海からヤマセが吹いているみたいです。
そこへやってきた「風っこ」キハ40。
霧にむせぶ八郎潟
こりゃあ、座席はべとべとだあ。
最後は急行「津軽」の返し。
奥羽本線の撮影ポイントに急ぎます。八郎潟の干拓地の縁を回って、大久保の俯瞰ポイントの下あたりで考えていましたが、時刻をよく見ると、ここを通過するのはすでに日没後。ドン曇りなので大勢に影響はないのですが、、、、日没前に通過する八郎潟駅付近まで走りました。
しかし、足回りの抜けの良いところがありません~。
なんとか、接近戦のできそうなところを発見。
急行「津軽」はすぐやってきました。
<秋田泊>
新緑の中を走る、いろいろな列車!たのしいなぁ~。
そして、この時期の海霧!じっとり湿って磯臭い。記憶に染みついている。
ちなみに日本海側もヤマセなのか?と思ったのですが、OK牧場!?
by hanamura (2022-07-25 13:59)
ED75+12系客車、本当に’80年代の光景ですね。「津軽」には乗る機会は無かったですが、急行「十和田」の10系寝台車で「青森」に訪れた事を思い出しました(^_^)
by ぼんさん (2022-07-26 16:49)
hamamuraさん
日本海ではヤマセではないですが現象としては同じ原理と思いました。ジメジメムシムシ!
by やまびこ3 (2022-07-27 07:37)
ぼんさんさん
「津軽」というとスハ42と10系寝台車のイメージですが、乗車したことがあるのは、12系になってからでした。十和田、八甲田の東北3羽ガラス懐かしいです。八甲田は上野ー仙台の最終列車として、ずいぶん乗りました。
by やまびこ3 (2022-07-27 07:43)