やまびこ、名古屋・三重に行く～近鉄乗り歩き、完乗～

大阪を後に三重県内に戻ります。

鶴橋1150－（近鉄特急）－伊勢中川1312
伊勢中川1314－（近鉄特急）－白子1333

近鉄特急は乗り継いでも特急料金はキロ数で通算されるのでたすかります。
伊勢中川では、大阪－名古屋方面を結ぶ半径200m以下の急曲線短絡線があるのですが、この曲線を緩和する工事が進んでいました。緩和するといっても伊勢中川駅の西側はすぐに中村川という川ですので、新短絡線は大きくカーブする橋梁の工事となっています。2011年度中の完成予定だそうです。
（厳密に言うと河川管理上問題のある橋梁なので改築しているようですが）


白子で特急を捨てて各駅停車で伊勢若松へ。
ここから近鉄の未乗線区である鈴鹿線に乗ります。

鈴鹿線は2000系の3両編成

この行燈式の行き先表示器、結構気に入りました。

鈴鹿線、ローカル線かと思ったら、日中でも20分間隔で運転されていました。
なんでこんなにあるのかと思ったら、沿線に本田技研の工場がいっぱいあるのですね。
終点の平田町もホンダの工場に囲まれていました。

続いて、もうひとつの未乗区間である湯の山線に向かいます。

はかるくんとは？

塩浜駅で見かけた検測車。こりゃ～関西のセンスの命名ですかねえ。

四日市で湯の山線に乗り換えます。

湯の山線も2000系3連

はではでの広告電車ですね。

雨はますます激しく、「場合によっては運転を見合わせます。」なんてアナウンスが入るので気が気ではありません。なんとか、四日市市街を大きく回り込んで湯の山温泉に向かいます。
なかなかいい感じの田園地帯です。

なんとか湯の山温泉にたどり着きました。
かっては名古屋や大阪からの直通特急が乗り入れていたのですが、温泉客はみな団体バスや乗用車でゆくようになってしまったのでしょう。静かな駅前でした。

終点の風景

終点からスイッチバックするように伸びる側線が気になりました。
今はすぐそこで途切れているようですが、貨物輸送が行われていたのでしょうか？


これにて、近鉄線乗りつぶしようやく完了。（ロープウェイ除く）
台風の接近をつげるアナウンスに背中を押されるように名古屋に戻ったのでした。