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仙台春の駅弁2題 [いなほ(駅弁風土記)]

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「みやぎ蔵王弁当 春便り」 仙台駅 NRE
4月23日 仙台駅駅弁屋で購入 ¥1,000


春らしい弁当を買ってみました。

蔵王に見立てた三角の容器に宮城県蔵王、白石近在のうまいものを詰め込んでありました。


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蔵王源流米の彩りご飯3種。蔵王、和豚の仙台味噌漬け、鶏肉の蔵王ハーブ焼き、白石の鶏卵厚焼き卵、炊き合わせ、などなど。
蔵王山ろくの豊かな自然を思わせるおいしさでした。」


もうひとつ

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「仙台さくら弁当」 仙台駅 NRE
4月23日 仙台駅 駅弁屋で購入 ¥1,000



こちらは期間限定の花見弁当。
宮城県のうまいものを盛り込んだ弁当。ご飯も少なめで、酒のつまみに最適ですね。

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みちのく桜紀行(宮城編その2) [やまびこ(旅日記)]

4月22日

仙台郊外で開催されたイベントに参加するため、遠刈田温泉から仙台に移動。
高速バスでわずか1時間の道のりです。


遠刈田温泉(1047)-[宮城交通]-(1157)仙台駅西口


白石経由でちんたら行く人なんていやしません。

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仙台の桜は寒さの中、満開


駅裏のホテルにチェックインして、利府の山奥で行われるイベント会場へ↓


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小田和正・ツアーでした。



小田さんにとっても第2の地元ともいえる仙台でのライブは盛り上がるなあ!



さて、一夜明けて4月23日


この日は休暇を取ってしまいまして、仙台周辺の桜見物を予定していましたが、まだ郊外のほうでは、まだ咲いていない模様。
松島の”西行戻しの松”というところが桜の名所らしいのですが、どうでしょうか。

まずは、松島に向かいます。
いつもだったら、仙石線でゆくところですが、今日は東北線のホームから。

途中見ておきたいところがありました。

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JR貨物仙台総合鉄道部のED75
3月改正で戦列を離れたナナゴー達が眠っていました



松島駅にて下車。
五大堂付近には仙石線松島海岸のほうがやや近いですが、仙石線は遠回りしているし、駅数が多くてまどろっこしい。東北本線も松島までは頻繁に電車が走るようになったし、スピードもかなり早いので、便利です。

瑞巌寺前の杉林を抜けてゆきますが、瑞巌寺の門前ぎりぎりのところまで津波が来たとのことです。
瑞巌寺は現在、大修理の最中で、主要な建物は大井に覆われています。

この時期、瑞巌寺の臥龍梅という紅白の梅が咲いているとおもわれます。
普通の年より遅れているのでちょうどいいかもしれないのです。
「臥龍梅は見学できます」との看板はあったのですが、入口から覗いてみると臥龍梅のある中庭は、花が咲いているようですが、ビニールカバーにおおわれていていい雰囲気には見えませんでしたので、今回はパス。
となりの円通院をのぞいてみることにしました。伊達正宗の孫に当たる光宗の墓所となっている寺院です。

入ってみると、この円通院がなかなかいい。枯山水の石庭に苔むした小山、その奥に光宗の御霊屋である三慧殿があります。

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入口付近の石庭


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静かにたたずむ三慧殿
支倉常長がヨーロッパから持ち帰ったのでは以下と考えられている洋風の意匠がところどころにみられます。


続いて松島海岸駅の裏に上って、“西行戻しの松”に上ってゆきます。
20分近く上ってついたのが、”西行戻しの松”。

実は来るまでは”西行戻しの桜”だと思い込んでおりまして、桜の老木があるだろうと思っていたので、「桜の大木なんかないぞ」と探してしまいました。正しくは「西行戻しの松」
西行法師が諸国行脚の折、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたという由来の地。中世に京都の朝廷を警戒した東国の人の間に伝わる伝説の類なのでしょう。

桜が植えられたのはずっと後のこと。

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松の間から松島の景観をのぞむ



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桜はこんな感じでした。まだまだ。(4月23日撮影)



今日はここまでとして仙台に戻り、しばし買い物後、帰宅しました。


仙台(1644)-[やまびこ148号]-(1848)東京
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