SSブログ

今日の1枚(#22):惜別 東海道183系国鉄特急色電車 [はつかり(鉄系)]

DSC_6715.jpg
今日の1枚(#22):惜別 東海道183系国鉄特急色電車
2013.9.8 涙雨の石橋橋梁



★「今日の1枚」シリーズに通しナンバーをつけてみました。
 (昨日の1枚の場合もこのシリーズに無理やり入れることになると思います


JR東日本が臨時列車や団体列車、修学旅行用に維持してきた国鉄時代からの特急電車183系。
その中でも国鉄特急色を残した編成が何本か残されており、ファンの間では高い人気を誇ってきたものです。
この夏、これらの電車たちに大きな動きがありました。
東海道本線が電化された時から、東海道のかなめとして東京の南を守ってきた田町電車区、この田町電車区通称東チタへの電車の配置がなくなり、所属していた特急型電車はすべて大宮に移管されました。

田町電車区の敷地の一部は品川-浜松町間に新設される山手線の新駅と合わせて再開発されるオフィス地区に姿を変えることになっています。
といっても、電車を留置する設備が一気になくなってしまったわけではなく、縮小されたとはいえ、まだまだ沢山の電車が品川-田町間に広がる線路群にとどまっています。
大宮に移った旧田町区の直流特急型183系電車(一部189系電車を含む)ですが、この夏、かなり整理が行われて、一部の車両は廃車、一部は編成を短くするなど大きな変化がありました。

長く親しまれてきた「ムーンライトながら」もこの夏の運転を最後に、次のシーズンからはかっては遜色特急ともいわれた185系電車(「踊り子」に使われている車両)になりそうです。
いっぽう、大宮、田町の183系で運行されてきた修学旅行電車、いわゆる集約臨も185系に置き換えが進んできて、この9月中旬からは国鉄色の長い編成での運転がなくなるようです。

まだ、全廃になるわけではないので、もしかすると東海道への入線があるかもしれませんが、今後は非常にレアなケースになってしまうことが予想されますので、今朝小田原発で運転された集約臨が、根府川折り返しとなったのを石橋鉄橋で撮影してきました。

小雨交じりの悪天候のなか、やってきた8両編成の国鉄特急型電車。


さらに小田原に戻るところを鉄橋近くで狙ってみました。


DSC_6726.jpg
「修学旅行」のヘッドサインを出した特急型電車


小学生たちの夢を乗せて走り続けた183系電車もそろそろ引退が近づいているようです。


nice!(19)  コメント(4) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。