推進運転「北斗星」へのはなむけ [はつかり(鉄系)]
臨時「北斗星」撮影記
2015.8.13 推薦運転「北斗星」へのはなむけとして
3月から臨時列車として運転されていた上野-札幌間の寝台特急「北斗星」
8月22日の上り列車をもって運転を終了します。
これをもって長い歴史のあるブルーの車体のブルートレインは運行終了となってしまいます。
というわけで、墓参りへの途上、珍しく上の界隈に寄ってみました。
さらに、上野発着の客車列車で行われている車両基地の尾久との間の「推進運転」も、残るは「カシオペア」号だけになってしまいます。上野駅の地平ホームに発着する機関車牽引の客車列車は、回送機関車を使って付け替える方式ではなく、本務機が逆向きに押して上野駅-尾久車両基地間を移動させる方式で行われてきました。通常の推進運転ではたしか時速15Kmの制限がかかるのですが、かっては多数の回送列車が運転されていたこの区間、先頭になる客車の端部に仮設のブレーキ取扱い設備を設置してブレーキ扱うだけを行う方式で、時速45Kmまでの運転を許容しています。かっては連結面に扉のない客車も多く、ふきっさらしの貫通路で前方をにらむ機関士の姿が見られたものです。
札幌から上ってきたところを1枚。
さらに推進運転で再快走れてくるところを
電源車のカニ24を先頭に上野駅を出てきた「北斗星」
このタイプの客車だと風雨にさらされずに済みますね
反対側のオハネフ24では昔ながらのブレーキ扱いが見られるのかなあ。見に行く時間がもうありません。
「北斗星」廃止を記念?して、NREのお弁当が販売されています。
「寝台特急 北斗星 記念弁当」 上野駅 NRE
2015.8.1 上野駅 NRE売店にて ¥1250
これはAパターンの掛け紙
「寝台特急 北斗星 記念弁当」 上野駅 NRE
2015.8.14 上野駅 NRE売店にて ¥1250
今売っているBパターン
中身はおんなじです。
食堂車の料理をイメージした和洋折衷の弁当です
シチューは食べにくいです。
あと1週間ほど、無事に使命を全うしてくれることを祈るのみです。