初秋の五能線めぐり(3) [はつかり(鉄系)]
初秋の五能線めぐり(3)
雨男本領発揮!
10月3日
十二湖で目覚めると今にも雨が降りそう。この日は、十二湖付近に張り付いて撮影することとしていました。
十二湖の駅の少し南側に山に入る林道があり、ここから撮影した穏やかな日本海の海岸がいい雰囲気の写真を見たことがあるのです。
まずは海岸を行く列車を1カット。ススキの海岸をゆくキハ40。
初秋の五能線めぐり(1) [はつかり(鉄系)]
初秋の五能線めぐり(1)
稲穂の波を探して初秋の秋田へ
10月2日
大人の休日パスが臨時発売されましたので、稲穂の中を走る最後のキハ40を探して、またまた五能線に足を延ばしました。前夜、秋田入り。
秋田から始発列車で、五能線に乗り込み東八森へ。やっと青空が見えてきました。
風量発電の風車が林立する海岸に沿って走ります。
東八森下車
周囲の田んぼは半分刈り入れが終わったというところ。このあたりはハザ掛けされた稲が結構見られました。
東側の高台から見下ろす水田地帯が、田んぼと海を一緒に見ることができる名所になっています。
早速やってきたキハ40
駄菓子菓子!線路際が草ぼうぼう
食物を作り出す農地とエネルギーを生み出す風車と豊穣の海。自然の力を感じます。
少し移動して、ハザ掛けを入れたカット
「リゾートしらかみ 橅編成」
列車を大きく入れた構図で1枚
キハ40が駆け抜けます
<続きます>
「箱根ゴールデンコース開通60周年」記念ヘッドサイン [はつかり(鉄系)]
「箱根ゴールデンコース開通60周年」記念ヘッドサイン
登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、観光船、バスと多様な乗り物を乗り継いで、箱根の景勝地を1周できる「箱根ゴールデンコース」が開通60周年だそうです。9月から小田急ロマンスカーVSE編成の先頭車にヘッドサインが掲出されています。
定点観測ポイントに行って、さっそく記録してみました。(9月21日撮影)
白いボディにゴールデン(金色)のマークなので、ちょっとばかり見にくい。本当はGSEに貼付してくれた方がよかったのではと思いますが、ブルーリボン賞受賞記念ヘッドサインがまだ外せなかったんですかね。
新宿駅で見かけたときにアップで撮ってみました。↓
つなぐ、つながるハコネゴールデンコース ですね。
穀倉地帯を行くDE10(その6) [はつかり(鉄系)]
穀倉地帯を行くDE10(その6)
曼殊沙華の咲くあぜに
出来川の土手に沿って真っ赤な彼岸花が咲いていました。
花と鉄橋を絡めて何カットか記録しました。
ハザ掛けの稲をかすめるDD200 機関車
鉄橋に戻りまして
アゲハ蝶が何羽も群がっていました
654列車が来ましたが、コンテナ少なく残念
最後に小牛田駅近くで、水田をゆく1652列車を俯瞰しました。
夜のDE10の運用は、この日も運休だったようです。
<お終い>
穀倉地帯を行くDE10(その5) [はつかり(鉄系)]
穀倉地帯を行くDE10(その5)
首を垂れる稲穂かな
東北本線内の電機+ディーゼル機の重連運用を取り損ねて、悔しいので、2週間後の土曜日またまた出かけました。
9月26日
仙台から小牛田に出まして、小牛田の南で渡る江合川の堤防に出かけました。思ったほど稲の借り入れは進んでいなくて実りの光景をまだまだ撮れそうです。天気が悪く光線はあまり関係ないので西側からカーブして築堤で上ってくる東北本線を待ち構えます。
快速「湯けむり」号
リゾート列車「みのり」の引退を受けて、キハ110の快速「湯けむり」が週末の鳴子温泉観光に抜擢されました。車体には温泉マークをべたべた張り付けてますが、車内はほとんど変わっていません。クロスシート(ボックスシート)はすべて指定席という「いさぶろう」「しんぺい」方式の指定席設定になっていて、自由席はロングシート部分のみになってます。
続いてやってきた1655列車、
EH500+DE10の異種重連牽引となってます
小牛田でEH500を切り落として、DE10の牽引で石巻港に向かいます。
穀倉地帯を行くDE10(その4) [はつかり(鉄系)]
穀倉地帯を行くDE10(その4)
日本の紙輸送を支える
日没後、石巻駅に来ました。
石巻線の貨物列車は、石巻駅でスイッチバックする形で、機関車を付け替え仙石線に入ってゆきます。
今回はこの逆に石巻港からの貨物列車が仙石線を経て、石巻で機関車を付け替えて待機しているところを駅外からバルブしてみようと思います。
石巻駅夜景
貨物列車、仙石線のキハ110、仙石東北ラインのHB300が待機しています
DE10のヘッドライト付かないかなあと思っていたら発車直前に機関士さんが乗り込んで、いきなりハイビーム!まあ、雰囲気だけは記録できたのではないかと思います。
石巻といえば、金華サバの本場
刺身盛りに酢飯の付いたお手軽手巻き寿司セット
ガラガラの酒場にて
<続きます>
穀倉地帯を行くDE10(その3) [はつかり(鉄系)]
穀倉地帯を行くDE10(その3)
遠く舟形連峰を望んで
近所のセブンイレブンで、遅いランチをいただいて、山に戻りました。午後の列車を撮影します。
今度は正面寄りのポイントを見つけてこちらで撮りましょう。
1657列車が下ってきました。貨物列車が出来川の堤防を乗っ超すポイントでシャッターを切りました。
もう1回反対側で1カット
国鉄色DE10-3001が紙類を積んだコンテナをひいてきます
気仙沼線直通のキハ110は単行運転です
陽が西に傾いたころ、DD200がコンテナをひいて上ってゆきます。
1652列車が上ります
この時間帯、奥羽山脈の一翼、舟形連峰の姿がかすかに浮き上がりました。
このあと、下りの655列車がダイヤ上はあるのですが、待てど暮らせど姿を見せません。どうも最近運転されないことが多いようです。あきらめまして石巻に向かいました。
<続きます>
穀倉地帯を行くDE10(その2) [はつかり(鉄系)]
穀倉地帯を行くDE10(その2)
草ぼうぼうの線路際にて
出来川の西側の田んぼにやってきました。
北側から南側に渡ろうと築堤の下をくぐる農道のアンダーパスに行ってみたら、長い雨で水没していました。ために大きく西側に迂回して南側の線路際にやってきました。今年は夏が暑く、雨が多かったためか、線路際に入るファンが少なかったせいか、東北地方の各線路は草ぼうぼうなのです。
何とか隙間がありましたのでカメラをセットしました。
652列車も国鉄色の1591列車
国鉄色2本を見られてほんとにラッキー。
セミセンターキャブのDE10の運転席は横を向いて着席した状態で操縦する構造になっているのが、トップの写真でよくわかりますね。
もう1本、今度は出来川の堤防に登って下りの貨物列車を待ちます。
653列車はDD200牽引
DD200の前照灯はデッキの外側にカンテラのようについているんですね。JR貨物のコンテナ車の尾灯のようですね。
<続きます>
穀倉地帯を行くDE10(その1) [はつかり(鉄系)]
穀倉地帯を行くDE10(その1)
大崎平野を行く国鉄型機関車
コロナ禍にも地道に物資を運び続けたJR貨物の貨物列車。
ローカル線を走る貨物列車は本当に少なくなってしまったのですが、その中でも平日6往復も貨物列車が設定されている宮城野石巻線。石巻の製紙工場からの製品出荷のため、多くの列車が設定されています。東日本震災の時には廃棄物輸送にも活躍しました。
非電化路線ですのでディーゼル機関車が運用されているわけですが、最近まで国鉄型のDE10型の独壇場でした。この石巻線にも新型の電気式ディーゼル機関車(ディーゼルで発電した電気でモーターを動かす)が投入されるようになり、この3月からは3運用のうちの2運用が新型DD200に置き換えられてしまいました。
さて9月中旬、2運用のDD200のうちの1運用がしばらくの間、DE10による運用に変更されました。この代走を記録すべく、宮城まで行ってまいりました。