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作家の品格 [やまびこ(日々のこと)]

本屋に山積みになっていた、内館牧子氏の著作『お帰りなさい朝青龍』

気になったのは帯の部分。
「ようこそ角界へお帰りなさい」「もうモンゴルへお帰りなさい」「それは横綱しだい」
横綱審議委員をつとめる内館さんにしては、ちょっと下品ではないですか?なんだか、朝青龍騒動を利用して一儲けしてやろうという魂胆があるように見えてしまうのだ。文章は週刊朝日に連載されていたものなので、便乗して出版ということはないのでしょうけど、この時期、このコメントは私にはいただけません。大相撲協会の定めた処分に、一応、したがってやっている人に対して、関係者が、本の形でずうずう言うのは、いかがなものでしょうかねえ。(帯は朝日新聞がかってにつけるのでしょうかねえ?)
内館さんには「憎いものが好き」なんて作品もあるので、本当は応援しているという可能性もないことはないけれども。


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