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2020年夏・土讃線(2)木陰をかすめる振り子特急 [はつかり(鉄系)]

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2020年夏・土讃線(2)木陰をかすめる振り子特急


7月30日つづき


小歩危駅は河岸段丘の上の山裾にへばりつくような場所にあります。階段を数十段上って着くと、無人になって久しい駅舎が建っていました。


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小さいながらも行き違い可能な無人駅小歩危



トイレの閉鎖、ごみ箱の撤去など小さなところですが、最近コスト削減の動きがあったことを知らせるお知らせがありました。

そしてやってきた4237Dもキハ1000型のワンマン単行運転。ここで、特急を退避します。

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「南風16号」が通過してゆきます



小歩危峡、大歩危峡を南下します。大歩危から先の普通列車は、約6時間ぶりという閑散運転です。

先ほど特急でたどった渓谷を抜けてゆきます。

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第3吉野川橋梁を通過
後ろの運転席横からの撮影です



次に下車したのは土佐穴内駅(とさあなない)。

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汽車は出て行く煙は残る



この無人駅から40分ほど上ったところからの俯瞰ポイントも有名なところですが、土佐穴内駅に停車する列車が非常に少なくて徒歩鉄泣かせのポイントです。
郵便局で水をいただいてから上りはじめますが、暑い暑い、暑いぞ~。

30分少しで、絶景ポイントに到着しました。

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線路際の樹木が伸びてかなり厳しいといううわさ通りです



真ん中の白っぽいのが吉野川、その右の一筋が予讃線。左の太いのが国道32号線になります。
羊腸の道をキハ2000系古い子式気動車が駆け抜けますが、道路の方はさらに太い高速道路を持った山の中に作ってもらいましたので、勝負になりません。

トップにキハ2700系の上り特急のカットを挙げましたが、手前のカーブのところで、特急車の顔をすっきり拝むことは困難になってしまいました。


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S字カーブの中ほどでかろうじて顔を出してくれます



今度はキハ2000系特急


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せめて4両だったらよかったんですが



新鋭キハ2700系

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四国は山深いですねえ



天気ははっきりしないので残念ですが、だんだん夕暮れが近づいてきます。


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赤アンパンマン2700系が下ります
このカットが一番列車が目立ちます



葉っぱはかなり伸びてしまってますが、大満足の俯瞰ポイントでした。
土佐穴内駅に戻って普通列車で高知に向かいます。


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日暮れ時の土佐穴内に進入する1000型気動車



スイッチバック駅の新改駅を通るのですが、この列車は通過!上り普通列車が1線しかない待避線を使ってしまうダイヤになっているのです。山中で通過待ちする気動車の姿がちらりと見えました。


土佐山田で特急に乗り換え、高知へ。


はりまや橋近くのホテルに泊まりました。


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眼下に見下ろす奇跡のダイヤモンドクロッシング



もう少し端の部屋だったらクロッシングがきれいに見えたんでしょう。


コロナ対策のしっかりしてそうな食堂を見つけて、夕食をいただきました。


※キハ2000系、2700系という呼び名は正式なものではありませんが、気動車とわかるようにこのように書かせていただきます。


<続く>




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