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競争社会が行き着く先か?・・・『プラダを着た悪魔』 (★★★★☆) [あおば(映画)]

老舗のファッション誌「Runway」の編集長アシスタントに採用された新人OL
(秘書に近い)アンディ(アン・ハザウェイ)が、辣腕というか豪腕で老獪な
編集長ミランダ(メリル・ストリーブ)にしごかれ、無理無体な要求を突きつけ
られながも成長して行くって話し。
ストーリーは単純ながらよくできている。最初の部分、編集長が超早口で
仕事を言いつけるところなんか、ほんと、つかみはOKってところ。
内容的にはアメリカの競争社会・成果主義もここに極まれりって感じだけど、
(たぶんそこまでまじめに描いているわけではなくコミカルに描いているつもり
なんだろうけど)先の見えているおじさんには、笑えませんですねぇ。
すきでもない仕事についている違和感と、それでもなじんでがんばろうと思う
アンディの気持ちはよ~くわかるんだけど、編集長の要求ってすごすぎるんでは。
それもほとんどの指示が個人的なもので、ばかばかしいほど。いくらキャリアを
積むためもしくは、ファッションに目覚めたとしても、ここまでやるかって思います。
原作は読んでませんが、出版業界ってこんな古い体質と新しい競争が残っている
のでしょうか。
というわけで結構つらい気分で見てましたが、最後の最後でかなり救われた
気持ちになります。結局のところ、選ぶ権利は自分自身にあるってことで
納得。

 


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