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映画いろいろ(NZ機内エンターテインメントより) [あおば(映画)]

Air NZはエコノミークラスでもVODを完備しているので、行きかえりに一杯見たのだ。せっかくだから記録しておくことにします。これだけみると、帰りには目ががぴがぴになります。


まずは
『Dream Girls』 (2回目)


劇場で見たが、あののりの良いミュージカルをもう一度ってことで、再び鑑賞。
まゆ太、おめめ目ぱっちりの高校生時代のディーナ(ビヨンセ)かわいかったですねぇ。○です。


続いて『Freedom Writers』   (★★★☆☆)
多分、日本では未公開。新任教師のエリン(ヒラリースワン久)がLAの歴史ある高校のだめクラスの担任教師になって、人種差別や偏見と戦いながら生活している生徒たち(黒人、ヒスパニック、中国系など)に共感しつつも、人間として全うに生きることの大切さを教え込んでゆく過程を描いていゆく。なんでも実話の原作に感動したスワンク自身がプロデュースし、原作者との交渉までしたというほど、力を入れたらしい。スワンク自身も繊細ながらも強く生きる人間を好演している。

 



あ~ら、ケイト・ウィンズレットっていい女じゃな~い  『ホリディ』  (★★★★☆)
公開中に見損ねてしまった。互いに、恋に破れた女性、LAに住む映画予告編ディレクターのアマンダ(キャメロン・ディアス)と
ロンドンの新聞記者アイリス(ケイト・ウィンズレット)は、気分一新のためクリスマス休暇をホーム・エクスチェンジで過ごすことに。それぞれが新しい環境で良き隣人や新しい恋人(ジュード・ローとジャック・ブラッドね)を見つけて心癒され、新しい生活に飛び込んで行くって話。日本ではなぜか、キャメロン・ディアスの人気が圧倒的なんだけど、あおばには、主役はケイトでしたがね。少し前に劇場で見た『オール・ザ・キングズ・メン』に出ていたのと主人公の半分がかぶっているという紛らわしさ(こちらではジュード・ローとケイト・ウィンズレットが元恋人役だった。今回は兄弟役なのね。)に多少の混乱が生じてしまったが、ケイトとジャック・ブラッドの大型(大柄)カップルの行く末を見守りたい気持ちにしてくださいました。



心優しきポターに自然愛護の原点をみいだす。  『Miss Potter』 (★★★☆☆)


こちらも日本未公開の作品。ピーター・ラビットなどの小児文学で知られるビアトリクス・ポターの半生記。
19世紀末、法学者の家に生まれたビアトリクス・ポターは、動物の絵を描くのが大好きな、女性。婚期を逃したかというときに自分の絵を出版してくれる出版社を探すうち、出版会社社長の弟ノーマン(ユアン・マクレガー)と知り合う。2人は手作りで絵本を作り上げてゆくうち、意気投合し、ノーマンは結婚を申し込む。ポターの家族はこれに反対し、冷却期間を申し渡され、ポターは湖水地方の美しい農場でひと夏を過ごす。ここでポターは自分の大好きな、絵本のモデルとなっている農場風景が開発業者の餌食になろうとしていることを知り、個人の力で農場を買い取り自然保護活動を始めるわけだ。しかし、恋人はあっけなく病死してしまう。その後、ポターは自然保護活動に生きてゆくというお話。
ポター役にふっくらほっぺのレニー・セルベガーがぴったりはまっています。イギリス風のゆっくりしたしゃべりも彼女にぴったりですね。こうしてイギリスのコッツウォルズ地方の美しい自然は守られているわけだけれども、ヨーロッパ人には人間の生活には緑が必須のものという認識があるようで、戦後になっても大ロンドン計画などグリーンベルトを作って都市近郊も含めて緑を確保してきたわけです。一方、東京ではグリーンベルト計画に都下の農民たちが(地下の上昇の恩恵を受けられなくなると)大反対してつぶしてしまったとは惜しいことでした。



南北問題の風刺か!   『バベル』   (★★★☆☆)

 

菊池凛子のアカデミー賞ノミネートで話題になった映画だが、私には南北問題への警鐘に感じられてならなかった。
富める者と貧しい者、強者と弱者、健常者と障害者、白人と有色人種、製作者は世界に存在する不条理をあぶりだそうとするが、納得できないところも多く、南北問題だけが心に残った。
日本の聾唖の高校生の日常の描写には違和感があったし、モロッコのアトラス山脈の南では子供に羊を守るための銃を与えるってのは普通のことだろうし、どうもこうわざとらしい仕掛けの積み上げで話を進めておいて、最後に菊池凛子と役所広司が急に分かり合って抱き合ってしまうというのも不自然に感じてしまいました。


『Catch and Release』   (★★★☆☆)


婚約者を失って傷心のグレイ(ジェニファー・ガーナー)を婚約者と釣具店の共同経営者だった友人たちフリッツ(ティモシー・オリファント)、デニス(サム・イエガー)、サム(ケビン・スミス)が慰めているなか、婚約者とLAで関係のあった女性モーリーン(ジュリエット・ルイス)が現れる。2人の子供と思われる少年を連れてだ。
さ~て、どうする・・・・。コロラドの自然の中で子供をつれて親しくするうち不思議な連帯感が彼らの中に生じてくる。
ジェニファー・ガーナーってなかなか素敵な女優さんですね。


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