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京都は日本の宝だ~  『舞妓Haaaan!』 (★★☆☆☆) [あおば(映画)]

はちゃめちゃなコメディだとは思っていたが、クドカンの脚本にはついてゆけません。ちょっと京都と舞妓をばかにしているのではないのと思ってしまった古い日本人、あおばです。
修学旅行で迷い込んだ花街でみかけた舞妓が忘れられず、舞妓にあこがれるサラリーマン、公彦(阿部サダオ)に舞い込んだ京都工場への転勤の話。京都に行けば舞妓遊びができると思い込んでいた公彦には一見さんお断りの厚い壁が・・・。会社の社長が常連と知った公彦は、新しい商品企画をヒットさせ、ついにお座敷の常連となるのだったが、そこには傍若無人に振舞うプロ野球のスター選手や、公彦を追いかけて舞妓の修行を始めた元恋人の富士子(柴咲コウ)が、あらわれ、派茶めちゃなストーリーが展開されるわけだ。ガチャガチャなストーリーの割に最後は日本の喜劇らしく、お涙頂戴となるのが、クドカンらしくないよね~。
駒子はんどす。
それはともかく、舞妓と芸妓の違いとか、常連と料亭の関係とか、いろいろ勉強にはなりました。勝ち組の方々は、このニッポンのよき伝統を末永く続けてゆけますよう、ぜひ、楽しんでいただきたいものどす。
気にいったのは、舞妓駒子役の小出沙織さんどす。かわいいどす。それから最後の出演となった、植木等さんもお見逃しなく。


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一見さん

受け取り方には様々ありますがね、
クドカンは一流のエンターティナーだと思うね。
修学旅行で行ったくらいしか予備知識のないであろう世の大部分の人たちにとって、まさにこれぞ「想像上の京都」というのを体現してくれています。
だって映画だもん、大衆の心を掴めばいいんだもん。
ケチなんてつけずに大人な心で楽しんでだまされればいいじゃん。
こーゆーふーに見えてんのか京都は、って。
リアルの京都人やリアルの舞妓さんがこういうものじゃないっていうことくらいみんなわかりますがな(笑)
by 一見さん (2008-02-12 04:19) 

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